園部消防署 自動車の構造を理解し迅速な救助活動を

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消防署の救助出動件数のうち交通事故によるものがおよそ半数を占めている中で職員には自動車の構造や仕組みを把握し、安全で確実、迅速な救 助活動が求められています。1月14日、園部消防署では、交通救助に卓越した技術を持つ小田原市消防本部の川野健司消防司令補を講師に招き、職員を対象に した交通救助研修会を開きました。

過去3年間では交通救助件数は減少しているものの、自動車の性能が高くなっていることなどから救助する側 の知識と技術の向上が必要です。講義のあと屋外訓練場で、事故車に見立てた自動車を使い、ガラスやドアの解放の仕方、カッターの使用方法、横転車両の固定 の仕方などそれぞれの事故状況に合わせた技術を学びました。