八木町氷所 氷一日祭 氷献上の歴史に思いを馳せる

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7月1日、八木町氷所の氷室神社で氷一日祭が執り行われました。

八木町氷所は、今から750年ほど前の亀山天皇時代に、夏 場に貴重な氷を宮中に納めていた集落です。旧暦の6月1日を氷一日と呼び、この日に神事を行ってから、毎日、氷所を出発して京の都へ氷を運んだとされてい ます。今に受け継がれた神事では、夏越の祓いの意味も込めて行われています。

この日はあいにくの雨でしたが、本殿には氷が供えられ、氏子総代らをはじめ、氷所の老人クラブの会員らおよそ70人が、氷献上の歴史に思いを馳せながら参拝しました。