園部小学校6年生「緑のバトン運動」 東北に元気と笑顔を届けたい

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7月1日、園部小学校6年生が、緑のバトン運動として育てた苗木を、東北へ送りました。

朝日新聞社らが行う緑のバトン運動 は、被災地から届いた苗木を子どもたちが育て大きくした後、津波で緑が失われた東北沿岸部に送り植樹する、というものです。子どもたちに東日本大震災の被 災地を忘れず、防災教育に役立ててもらいたいと、昭和27年度の園部小学校卒業生で作る「わんぱくシニアの会」のメンバーが、「緑のバトン運動」への参加 を呼びかけ、昨年7月に一緒に苗の植え替え作業をしました。1年が経ち、少し背丈が伸びた苗木のうち40本を、丁寧に梱包し、東北に送る準備をしました。

この苗木は、宮城県岩沼市の千年希望の丘に、地元の中学生や高校の手によって植樹されることになっています。子どもたちは「東北に緑が増え、皆さんに元気になってほしい。笑顔になってもらいたい」と話していました。