南丹病院 放射線治療棟の完成/地域のがん診療病院として

公立南丹病院放射線治療棟の完成南丹病院に放射線治療棟が完成し10月3日、開所式と内覧会が行われました。

これまで放射線治療が必要な患者は、京都市や福知山市の病院に通うケースが多く、南丹地域での施設整備が要望されていました。

この度、公立南丹病院で放射線治療が出来るようになり、行政、医療関係者およそ70人の出席のもと、開所式が行われました。

今回導入した機器は、がん細胞の位置を画像で確認し、高い精度で放射線を照射できる最新の装置です。検査、治療において患者の身体への負担や影響を減らした治療を行うため、治療計画専用のCT装置も設置しました。

治療棟は、第1病棟の北隣りに建設され、京都府立医科大学の協力を得て5日から運用が始まっています。