殿田区徘徊模擬訓練 住み慣れた地域で安心して暮らせるまちに

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 日吉町殿田区では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して過ごせる地域づくりをと、社会福祉協議会日吉支所や南丹地域包括支援センターなどの協力を得て、11月17日、徘徊模擬訓練を実施することになりました。

 徘徊模擬訓練は、南丹市の徘徊SOSつながろう南丹ネット事業に基づき、認知症の方が行方不明になった場合を想定して、住民の声かけや関係機関の情報伝達を確認する訓練です。

 殿田駐在所やふれあい委員、民生委員、地域住民ら40人が参加し、認知症の理解と対応について学んだあと、2つの班に分かれ、認知症で徘徊している人への、声かけ訓練が行われました。徘徊する役割には、はぎの里や社会福祉協議会のスタッフが当たり、住民らは信号やトンネルなど、丁寧に介助しながら商店に到着、買い物をすることができました。