かやぶきの里 一斉放水 観光客を魅了する防災設備点検

かやぶきの里一斉放水 かやぶきの里の春と秋の風物詩、集落にかかる水のアーチを見ようと、12月1日、あいにくの雨の中、およそ1,500人の観客が訪れました。

 かやぶき民家を火災から守る放水銃は、平成12年に民俗資料館が焼失したことをきっかけに整備され、年に2回、点検を行っています。集落内に62基が設置され、万が一の火災の際にはかやぶき屋根に散水します。

 山間にサイレンが鳴り響いた後、放水銃から次々と水が噴き出しました。火災の多い時期、かやぶきの里から火を出さないよう、住民は防火の願いを新たにしました。