園部町文化協会 かるた大会 日本の文化にふれあう
1月31日、園部公民館で、「第25回かるた大会」が開かれ、南丹市内外からおよそ40人が参加しました。
今回はデモンストレーションとして、南丹市在住で京都小倉かるた会のB級2段、池田 由里菜さんら4人の選手が模範演技を披露しました。上の句を読み始めるとすぐに札へと手が伸びる瞬発力に、会場からは拍手が起こりました。
大会では、チーム戦の源平の部と個人戦のチラシの部が行われました。
一生懸命に札を探し、取る事が出来ると、満足そうな表情が見られました。
競技のあと、抹茶と正月の和菓子、花びら餅も振る舞われ、参加者は日本の文化を満喫しました。
大堰川ジョギング大会 寒風切って快走
1月31日、八木運動公園周辺で、「南丹市大堰川ジョギング大会」が行われました。
この大会は南丹市体育協会が主催し、今年で32回を数える八木の冬の風物詩となっています。
2.3キロメートルの部と5キロメートルの部の他、公園内を走る1.5キロメートルのファミリージョギングの部に、合わせて227人が参加しました。3歳から86歳まで幅広い年代が参加し、寒風を切って走り抜けました。
ゴールした後は、地元特産の山の芋や豆腐などが入った具だくさんの大堰川なべが振る舞われ、参加者は冷えた体を温め、心地よい冬の一日を過ごしました。
美山かやぶき雪灯廊 大勢の観光客が訪れる
1月30日から2月6日まで、美山かやぶきの里で、雪灯廊が行われました。
今年は雪が少なかったですが、
初日の30日には、大勢の家族連れや台湾など海外からの観光客等、
およそ2500人が訪れました。
また地元美山の食材、鹿や猪の肉を使った料理や、地鶏のけんちん汁、おやきなど、あったか屋台が軒を連ね、参加者のお腹を満たしました。
夕暮れ時、雪灯廊にやわらかな光が灯り、かやぶき屋根のライトアップがはじまります。
そして夜空に、冬花火が打ち上がり、里山に大輪の花が開きました。
山村留学センター 体験留学 冬の美山を楽しむ
1月30日、美山山村留学センター「四季の里」の冬の体験留学が行われました。
山村生活の楽しさを感じ、来年度への留学のきっかけにしてもらいたいと行われました。
今回は京都市や大阪府などから参加した小学生14人が、山村留学センターの児童9人とともに、冬の美山を体験しました。
一泊二日の体験留学。まずは知井小学校で紙飛行機を作り、遊びました。
また知見公民館へ移動して雪遊びをしました。雪合戦をしたり、雪だるまをつくったりと、子どもたちは、思い思いに雪と戯れ、楽しみました。
そしてみんなでホカホカの焼き芋を頬張り、温まりました。
参加者は自然豊かな美山の生活を体験しました。
宮島小学校 土曜活用 地域の名人に学ぼう
1月30日、宮島小学校の土曜活用の取り組みでそれぞれの分野に特化した地域の人から、ものづくりの楽しさを教えてもらいました。
「地域の名人に学ぶ」と題したこの講座は、全校児童34人が4つのグループに分かれて、名人から指導を受けました。
高橋幸子さんからは絵手紙。山内志げ子さんからは手芸。山口昌子さんからは折り紙。弘瀬倭文子さんから絵画を教えてもらいました。
上級生が下級生に指導する姿もみられ、夢中になって作業を進め、名人からアドバイスを受け、それぞれが立派な作品を作ることができました。
ランチルームに集まり、出来上がった作品を披露し合い、世代を超えて、地域の方との交流を楽しみました。
南丹市制施行10周年 ふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持つ
1月30日、国際交流会館で、南丹市制施行10周年記念式典が行われ、近隣市町の代表者や地域住民など300人が出席しました。
佐々木市長は式辞で「平成の大合併からはや10年。財政運営の健全化と市民協働のもとに、今の南丹市の礎を築きあげることができた。今後も澄んでよかったと実感できるまちづくりに努力していく」と式辞を述べました。
旧町時代から南丹市にかけて、長年にわたり社会福祉、地域福祉の向上に貢献、または更生保護活動の推進に貢献した14人に功績者表彰が、高齢者福祉のため多額の私財を寄附した1人に善行者表彰が、社会福祉の増進に貢献した3人に感謝状が贈呈されました。
第2部では、八木町出身で吉備国際大学客員教授、元駐ウクライナ兼モルドバ大使の馬渕睦夫さんを講師に招き、「ふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持つ」をテーマとした記念講演を聞きました。
馬渕さんは、「ふるさとには、目に見えない癒しの力がある。周りのまち、国、人を理解するには、まず自分のまちに誇りを持つことが大切」と話し、今後の南丹市の可能性について話しました。
園部高校附属中学校 3年生 交通安全の曲を制作中
園部高校附属中学校の3年生40人は、南丹警察署の依頼を受け、音楽の時間に、交通安全の広報曲づくりに取り組んでいます。
12月からコードの組み合わせや構成などを学び、作曲に励んできました。
1月29日には、情報処理室に南丹警察署の職員が訪れ、生徒たちの制作過程を観察しました。
生徒たちは「スピードを出しすぎないために。ゆったりとした曲」という要望の下、試行錯誤を繰り返しながらパソコンで楽譜を作り、自分たちで歌詞を考えました。
3月に完成する曲は、交通事故防止への関心を高めるため、ドライバーやライダーが立ち寄る休憩所や、道の駅などで流される予定です。
園部中学校 百人一首に親しもう!
1月29日、園部中学校で百人一首大会が行われました。
一年生131人は二学期から冬休みにかけて、国語科の授業で古典に親しもうと、百人一首を覚えてきました。
「散らし取り」のクラス対抗戦。4クラスの生徒を1人ずつ実力順に割り振り、クラスの平均枚数を競います。
太鼓の合図で上の句が詠まれるとすぐに札をとる姿や、自分の愛着のある札は必ずとりたいと、覚えた句を一生懸命探す姿など、熱気あふれる対戦が行われました。
札を取るたびに喜んだり、悔しがったりと、日本の古典文化を大いに楽しみました。
園部高校附属中学校 奥深き 香りの日本文化を学ぶ
1月28日、園部高校附属中学校2年生が、日本の香りについて学びました。
京の次世代文化継承・発展事業の一環として、伝統文化を学ぶ授業を行っており、京都のお香専門店 株式会社松栄堂 代表取締役社長の畑 正高さんから話を聞きました。源氏物語や枕草紙の香りにまつわる一節をひもとき、昔の人がいかに香りを楽しんでいたのか、また茶道や宗教とも深く結びついた香りの文化を学びました。
お香づくり体験では、ラベンダーやニッキなど、7種類の香料を組み合わせた生徒オリジナルの匂い袋を作りました。思い思いの香りが教室いっぱいに広がり、香り文化の奥深さを体感しました。
園部小学校 マイレコードトライアル集会
1月28日、園部小学校で、マイレコードトライアル集会が行われました。
マイレコードトライアルとは、全校児童が一人ひとりのできることや得意なことを増やそうと、漢字や計算、竹馬やけん玉など、15個の種目のなかから1つを選んで、記録に挑戦するものです。
児童たちは、冬休みの間、それぞれの種目の練習を重ねてきました。この日は、12日に行われた記録会で優秀な成績をおさめた子どもたちの腕前が披露され、練習方法や工夫して取り組んだことなどを発表しました。
鉄棒の11回連続逆上がりや一輪車の後ろ走行など、素晴らしい技の数々に、歓声と拍手が送られました。
みやま子育てパートナーズ「よっといで」 託児付カフェで心も体もリフレッシュ
育児中のお母さんたちに、たまには子供と離れてリフレッシュしてもらいたい、親と子が交流する場を提供したいと、みやま子育てパートナーズ「よっといで」が託児付カフェを開いています。
1月27日、美山保健福祉センターでは、お母さんのためのヨガ教室とカフェが行われ、市内各地域からおよそ20人が参加しました。松尾圭子さんの指導で、ヨガを体験。お母さんらは寒い毎日、また子育てで疲れた体をゆったりとした気持ちでほぐしました。
またよっといで自慢のコーヒーや手作りのデザートを味わいながら、子育て談議に花が咲き、心も体もリフレッシュしました。
からだに優しい和食の伝承を 美濃吉総料理長から学ぶ
大人の食育として、地元農産物の消費拡大や健康増進、和食の伝承などを目的に、南丹市健康食推進協議会では「和食の伝承講座」を開いています。
京懐石 美濃吉本店竹茂楼 総料理長の佐竹洋治さんを招き、年4回の講座に20人が参加し、最終日の1月26日には、早春を迎える料理を学びました。
佐竹さん直々に下処理の仕方や調理のポイントを教わりながら、花菜、フキノトウ、春キャベツなど、春先に収穫できる野菜を使って、雑炊や炊き合わせ、和風スープを作りました。
体に優しく見た目も美しい料理に、参加者は「家でも挑戦したい」と話し、春を感じながら味わっていました。
八木東小学校開校記念プロジェクト 全校の力を合わせ校歌の文字盤制作
八木東小学校では、6年生を中心に開校記念プロジェクトが進んでいます。
全校児童143人で一つのことをやり遂げ、仲間とのつながりを深めたいと、2学期から校歌の文字盤制作に挑戦しています。1月26日、3年生教室では、4年生から6年生、そして先生が文字を掘った木の板に、着色ニスで色付けを行いました。
今後、文字の着色や磨く作業などを経て、3月の6年生を送る会で披露されることになっており、縦1メートル50センチ、横2メートル10センチほどの文字盤が完成する予定です。
文化財防火デーに伴う消防訓練 みんなで守ろう文化財
1月26日の文化財防火デーを前に、南丹市内各地の寺や神社13か所で消防訓練が実施されました。23日には、園部町船阪の九品寺で消防訓練が実施されました。
鎌倉時代のすぐれた建造物として国の重要文化財に指定されている九品寺大門。近くで焚火が延焼し、燃え移る危険があるとの想定で訓練が開始されました。
火災を発見した住職による119番通報のあと、住民らがバケツリレーで初期消火にあたります。同時に園部消防署と南丹市消防団が迅速に放水を行いました。
訓練後の講評では、地域住民が力を合わせて行う初期消火がいかに大事かを確認し、文化財に対する防火・防災意識を高めました。
南丹市議会臨時会 補正予算など10議案を可決
1月25日、南丹市議会臨時会が開かれました。
佐々木市長から、6976万4千円の一般会計補正予算案や人事院勧告に伴う市職員給与条例の一部改正案など予算関連7議案、条例関連3議案の提案理由説明がありました。
補正予算案では、災害時の避難所での電力確保策として園部海洋センターへ太陽光発電や充電設備の設置、園部公園のLED誘導灯を設置する防災施設整備事業に4900万円。スプリングスひよし体育館天井修繕工事に375万9千円などが計上されました。
審議の結果、10議案すべて可決決定されました。
ドッグカフェ セネン・フントでカービングショー 一本の丸太に命を吹き込む
1月23日、24日の二日間、園部町千妻のドッグカフェ セネン・フントで、チェンソーアーティストを招いてカービングショーが行われました。
訪れたのはチェンソーアートの世界チャンピオン、城所ケイジさんです。
木を切るチェンソーを駆使して、一つの丸太から彫刻作品を作り上げるエンターテイメント「チェンソーアート」を一目見ようと、近隣はもちろん大阪や遠くは和歌山からのカフェ客で賑わいました。
2頭のモデル犬そのままに一本の杉丸太に命が吹き込まれていきます。チェンソーの音が木立にこだまし、心地よい時間が流れました。
南丹市女性会 陽だまりコンサート 心温まるひとときを
1月23日、南丹市女性会の陽だまりコンサートが開かれました。
会場となった園部町本町のまごころステーション陽だまりは、障がい者の地域活動支援センターとしてカフェなども運営されています。誰でも気軽に集えるこの場所を知って欲しいと会員同士の交流も兼ねて、4年前からコンサートを開いています。
今回は、美山町のフォークソングバンドあぜみちが出演。
昔懐かしいフォークソングや南丹市女性会の歌「あの花のように」を一緒に歌い、音楽で心温まるひとときを過ごしました。
殿田小学校 弁当の日 全校で「おにぎらず」を作ろう!
1月23日、殿田小学校の全校児童が弁当の日の取り組みで、「おにぎらず」を作りました。
殿田小学校では、食生活改善推進員と栄養士の指導の下、お弁当作りを通して、食に対する関心を高めようと一年間、弁当の日の活動に取り組んでいます。
この日は殿田小学校の畑で採れた大根やニンジン、壬生菜などを具材に、簡単に作ることができるにぎらないおむすび、「おにぎらず」を作りました。
全校児童が6つの縦割り班に分かれて上級生が下級生に教えながら、協力して作っていきました。そして6年生が作った野菜たっぷりの味噌汁と一緒に味わいました。
「家でもやってみたい」などの声が聞かれ全校児童で美味しく楽しい時間を過ごしました。
園部第二小学校 研究発表会 学ぶ意欲を掘り起こす授業づくり
1月22日、園部第二小学校で教職員らを対象に研究発表会が行われました。
園部第二小学校は、平成26年度から2年間、京都府教育委員会より学力向上システム開発校の指定を受け、算数を中心に「学ぶ意欲を掘り起こす授業づくり」を研究してきました。
この日は京都府内外からおよそ60人が訪れ、授業の様子を見学しました。
その後全体会では、梅澤 貴規教諭がまず自分で考え、友達とも考え合う事で理解を深める、学びのサイクルを意識した実践内容を発表しました。
学力診断テストの成績向上や、算数は楽しいと答える児童が増えるなどの成果があり、参加した教職員は熱心に耳を傾けました。
農芸高校 課題研究発表会 農業を学んだ3年間の集大成
農芸高等学校では、3年生全員がグループに分かれ、課題研究に取り組んでいます。
1月19日には、農産バイオ科の課題研究発表会が行われ、野菜コースと植物バイオコースの6グループが発表しました。
ウィルスに感染した菊から感染していない菊の苗を作る研究や学校の環境に適したメロンの栽培、食用ホオズキの栽培といった、グループごとに決めたテーマに取り組みました。
専門的な知識や技術を活かすだけでなく、生産コストや販売の可能性に目を向けた研究が多く、生徒たちの3年間の集大成となりました。
美山町 静原八幡宮 厄除祭 今年一年の健康を祈り
山裾の木立に静かに鎮座する美山町の静原八幡宮は、地元16軒の氏神として江戸時代から大切に守られています。毎年1月19日には、八幡宮 厄神社に、厄除け祈願に大勢の参拝があります。
今年も、60人ほどがお詣りや厄除け祈願に訪れ、訪れた人に甘酒が振る舞われました。
また午後からは地域の氏子が集まり、今年一年の健康や家内安全を祈りました。時折、粉雪がちらつく中、無事神事を終え、氏子たちは安堵の表情を浮かべていました。
園部保育所 魚の解体で食育を
園部保育所、城南保育所では4年前から、給食を通して食育の取り組みを行っています。1月18日には、園部町の山本市商店 山本勇二さんが園部保育所を訪れ、5歳児の子どもたちがブリをさばく様子を見学しました。
魚の切り身は目にしても、その魚がどのような姿なのかを知る機会や、家で魚をさばく機会が少なくなったことから、給食で使用する魚を目の前でさばいてもらおうというものです。
魚のそれぞれの部位の説明なども聞き、子どもたちは興味津々。お昼にはおいしく調理されたブリを食べながら、自分たちの口に入るまでに食材がたくさんの人たちの手に渡っていることを学びました。
八木町日置 大送神社 豊作を占う綱引き神事
1月17日、綱引きによって豊作を占う伝統行事が、八木町日置の大送神社で行われました。
あたりが薄暗くなる頃、太鼓の合図で日置区の住民たちが次々と境内に集まります。
大送神社の綱引き神事は、昔、村人たちを苦しめていた大蛇を、勇者が1月17日の夕刻に退治したという言い伝えにちなんで毎年この日に行われています。
裃姿の浅田 耕司さんが今年の勇者の役を務め、大蛇の目を描いた的に、弓を射って退治する所作が行われました。そしていよいよ綱引きが始まりました。
勝敗によって農作物の豊作を占うとされる綱引きは、北と南に分かれて7回行われます。
北が勝てば麦と山の幸が豊作、南が勝てば、米と里の幸が豊作。今年は4対3で北の勝ち。松茸などの山の幸が豊作という結果でした。
面白い“コト”づくり!セミナー 地域づくりのヒントに
地域活性化や地域づくりに関心のある人を対象に、南丹市がセミナーやイベントを開催しています。
1月16日、南丹市役所では「面白い“コト”づくり!~プロジェクトをデザインしてみる~と題して、セミナーが開かれました。
トーマツベンチャーサポート株式会社職員が講師となり、参加者それぞれにやってみたいこと、目的、誰のために何をするのか、といったプロジェクトに欠かせない要素を考え、実現するための手法について学びました。
今回の参加者は、南丹市にIターンした人や地域おこしに取り組む人などが集まり、それぞれの考えを発表して交流しました。
学生のまち南丹 地域連携フォーラム 柔軟な発想で地域振興を
1月16日、南丹市国際交流会館コスモホールで、学生のまち南丹 地域連携フォーラムが行われ、市民や学生、約40人が参加しました。
南丹市には専門学校や大学があり、およそ3000人の学生が在籍しています。
このフォラームは、学生の柔軟な発想を活かした地域振興を行うためにと、南丹市が主催しました。
基調講演では、講師の金沢市役所市民協働推進課課長補佐の柿本紀希さんが、学生と市民の交流からまちに活力がうまれた事例を紹介し、学生が活き活きと活動する姿が住民に元気を与えると話しました。
また事例発表では、南丹市に関わる学生たちが、地域の祭りに参加した体験や南丹市の自然を活かしたNPO活動を通じて感じたことを発表しました。
参加者は若者が語る南丹市の魅力やアイデアを聞き、学生と市民、行政が一体となった地域づくりの必要性を感じていました。
つなガール美山 美山女子の交流の場
1月15日、美山町中のPIZZA&CAFE カジカーノで美山女子の交流会、「美山女子時間」が行われました。
このイベントは、つなガール美山が主催し、昼の部と夜の部の2回に分かれて行われ、昼の部には美山町内はもちろん、京都市からなどおよそ30人が参加しました。
つなガール美山は、年齢や既婚、未婚問わず、美山に住んでいる女性や美山を好きな女性の交流の場づくりを行っています。
今回は、ヨガ講師や子育てサークルの主催者など、子育て世代から60代まで多彩な女性が集まり、最近気になることや一年の抱負を話し、交流しました。
つなガール美山では、今後もイベントなどを開催し、住んでいる人が住みよいと感じる、環境づくりに取り組んでいきます。
鶴ヶ岡小学校 とんど 1年の健康を願って
1月15日、鶴ヶ岡小学校でとんどが行われました。
児童たちは正月飾りの門松やしめ縄、書初めなどを持ちよりました。
鶴ヶ岡小学校では地域に伝わる伝統行事に親しみ、ふるさとへの愛着を持ってもらいたいと、毎年取り組んできました。
炎がバチバチと音をたて、子ども達の書いた書初めが天高く、燃え上がりました。
とんどのあと、全校児童で俳句を作りました。鶴ヶ岡小学校では、行事ごとの感想を5・7・5の俳句で表しています。とんどを通して感じたことを思い思いに、したためました。
南丹そのべとんどまつり
1月15日、園部公園スポーツ広場で、南丹そのべとんどまつりが行われました。
高さおよそ8メートルのやぐらが組まれた会場に、地域住民らおよそ300人が正月飾りなどを持ち寄り集まりました。
神事の後、佐々木市長や住民代表らで点火。書初めが晴れ渡る空に高く舞い上がると、参加した幼稚園の子どもたちからも大きな歓声が上がりました。
甘酒やぜんざいも振る舞われ、大勢が今年一年の健康を願いました。
八木西小学校 とんど 伝統行事 新たな学校でも
1月13日、八木西小学校でとんどが行われました。
旧吉富小学校で、毎年の恒例行事としてとんどを行っていたことから、八木西小学校でも継続して実施することになりました。
児童や準備に協力した民生児童委員、地域住民らが、旧吉富小学校グラウンドに集まる中、竹や杉の葉で作られたやぐらに点火。大きな音を立てて炎が上がりました。
時折響く、竹の爆ぜる音に驚きながら、子ども達は書初めが天高く上がる様子を見守りました。
また、熱くなった竹を叩きつけて破裂させる爆竹も行われ、子ども達は伝統の行事を楽しみました。
園部町天引 野菜等の販売所 完成
国道372号沿い、園部町天引の八幡神社横グラウンドで、1月11日、野菜等の販売所完成式が行われました。
この施設は、地域資源を活かした特色ある活動を支援する京都府の「明日の「京都村」づくり事業」として建てられたものです。
天引区では、人口の減少や高齢化が進むなか、地域を元気にしようと、3年前から「天引区の活性化と未来を考える会」を結成し、イベントの開催などに取り組んでいます。会長の奥村睦夫さんは、「かつては農業や林業が盛んだった天引。地元野菜を多くの人に食べてもらい、この販売所を地域の魅力を発信する拠点にしたい」と話しました。
式典のあとに初売りも行われ、新鮮野菜や卵、黒豆などを買い求める人で賑わいました。野菜市は「天引むくむく市」と名付けられました。
南丹市消防団出初式 市民の安心安全を誓う
1月10日、国際交流会館で南丹市消防団出初式が行われました。
佐々木市長の式辞では、250人の団員を前に、「多忙な仕事のかたわら市民の生命、財産を守るため献身的な活動に感謝します。」と挨拶がありました。
また、小林敏雄団長は、自然災害が全国で多発していることに触れ「初動活動をいかに早めるかが重要であり、避難経路の確認など日々の小さな活動の積み重ねが災害への大きな備えになる。」と訓示がありました。
最後に功績のあった団員ら300人に対し表彰状の伝達がありました。
南丹市成人式 社会の一員として決意新たに
今年、全国で121万人が成人の日を迎え、南丹市でも341人が新成人として大人の仲間入りを果たしました。
1月10日には、園部公民館で「平成28年南丹市成人式」が執り行われました。
式では、成人式実行委員の奥村 美咲さんが新成人の代表として誓いの言葉を述べました。昨年、母校が閉校したことに触れ、地域おこしにも力を発揮しようという思いを語りました。
式を終えた新成人は、旧友や恩師と共に、懇親会で和やかな時間を過ごしました。
南丹警察署 110番の日 啓発活動 一日警察署長 杉本美香さんがPR
1月10日の110番の日を前に9日、道の駅「京丹波 味夢の里」で、南丹警察署が啓発活動を実施しました。
一日警察署長を務めたのは、兵庫県伊丹市出身で、ロンドンオリンピック柔道女子銀メダリストの杉本美香さんです。挨拶では、「事件や事故の際だけでなく、不安を感じた時は遠慮なく110番を。」と来場者に呼びかけました。
現役引退後、警察官の必須科目でもある柔道を日本中の子どもたちに広めようと活動している杉本さん。明治国際医療大学柔道部とのトークでは、ケガや試合前の緊張をどう乗り越えたか、逆境との向き合い方について語りました。
最後に、南丹警察署の署員と寸劇を交えながら、110番通報をする時には、「とにかくあわてずに落ち着いて欲しい」と呼びかけました。
美山町新春賀詞交換会
1月9日、美山文化ホールで、美山町新春賀詞交換会が行われました。
美山町内の交流を活発にしようと美山まちづくり委員会と各振興会が昨年から開催し、美山町を拠点に活動する企業や団体の代表等、およそ100人が集まりました。
大野農産加工グループと美山名水株式会社の代表が新年の抱負を述べ、「先人から受け継いだ美山の自然を大切に守っていきたい」と語りました。
また祝辞で京都府副知事の城福健陽さんが「今年は森の京都の開催、そして3月に予定されている国定公園化等、全国から美山町が注目される年。地域住民のみなさんとともに、盛り上がっていきたい」と話しました。
エコー美山とともに、美山町の歌や美山町賛歌を合唱し、今年一年の更なる飛躍を誓いました。
氷室の郷 とんどと初市で一年のはじまりを祝う
正月の松飾りやしめ縄などを燃やし、無病息災を祈るとんど焼きが、1月9日、八木町の氷室の郷 くじゃく広場で行われました。
竹で組まれた大きなやぐらが勢いよく燃え上がり、集まった近くの住民や親子づれが暖かい火を囲みながら新年の挨拶を交わしました。
また、恒例の朝市も開かれました。冬野菜の大根や白菜のほか、芽キャベツや菜の花など、地元農家が早朝に収穫したばかりの新鮮野菜が並び、買い物客には、新年のスタートを祝ってぜんざいが振る舞われ、賑わいました。
氷室の郷の朝市は、毎週土曜日の朝10時から開催されます。
美山中学校 百人一首大会 日本の古典文化を楽しむ
1月8日、美山中学校で、全校生徒が参加して、百人一首大会が開催されました。
生徒たちは国語科の授業のなかで、12月から古典に触れる機会を増やし、冬休みに百人一首を覚える練習を重ねてきました。
実力順に、4人から5人でチームを作り、初級、中級、上級の3つのレベルに分かれて一位を競います。
上の句が読まれると、素早く手を出し、札をとる姿もありました。
札が少なくなると、会場も徐々に盛り上がり、札をとるたびに、悔しがったり、喜んだりと歓声があがりました。
生徒たちは楽しみながら、日本の古典文化の面白さを感じました。
南丹市内小・中学校 第3学期始業式 美山の各小学校 最後の学期に
1月6日、南丹市内の小・中学校で一斉に第3学期始業式が行われました。
知井小学校では、全校児童が元気に登校し、始業式に臨みました。
杉尾 光明校長は、4月からの学校再編に触れ、「34人で過ごせる時間を大切にし、いっぱい思い出を作ってほしい」と挨拶。「感謝」と「感動」を心掛けて日々を送ることを呼びかけました。
3学期は、知井小学校としての締めくくりと共に、美山小学校に移る準備も進められ、児童は、学び舎での残り少ない時間を、仲間と共に大切に過ごしていきます。
園部町文化協会 新春席書大会 書の楽しさを味わい 筆始め
1月5日、園部公民館で、第24回新春席書大会が行われました。
オープニングには、縦3・6メートル、幅2・3メートルの大きな紙に、参加者が選んだ今年の漢字「新」を、園部町文化協会の大坪洋子さんが力強く書き上げるパフォーマンスがあり、参加者から大きな拍手がおこりました。
3歳から一般までの25人が参加し、「さる年」「山里の春」など、それぞれのお題に挑戦。「大切なのは思い切り楽しく書くこと。字には気持ちが伝わる」というアドバイスを受け、今年一年の決意を力強い文字に託しました。
完成した作品は園部公民館ロービーに14日まで展示されます。
船井青年会議所 新春賀詞交換会 真の心であくなき挑戦 決意新たに
1月4日、南丹市国際交流会館で、船井青年会議所 新春賀詞交換会が行われました。
新たに理事長に就任した坂矢 一人さんは、「この地域に住む青年だからこそ、利他の精神で地域に力を尽くしていきたい」と挨拶しました。
また、佐々木市長、石野 茂南丹広域振興局長、寺尾 豊爾京丹波町長をパネラーに、パネルディスカッションが行われました。
京都府が進める、京都府中部地域の観光振興「森の京都」プロジェクトについて、地域の魅力やまちづくりにどう活かせるかなどを意見交換しました。参加者は、互いの交流を深めるとともに、地域づくりに力を尽くせるよう決意を新たにしました。
南丹市仕事始め式 ターゲットイヤーを一致団結で
1月4日、南丹市役所で仕事始め式が行われました。
集まった250人の職員を前に佐々木市長は「今年で合併10年の節目を迎えた。これまでの取り組みを基礎として、新しいまちづくりに向かって一致団結してほしい」と訓示を述べました。
南丹市にとって平成28年は全国から注目を集めるターゲットイヤー。春には美山町、日吉町を中心とした由良川・桂川上中流域の国定公園の指定が予定されているほか、秋には第40回全国育樹祭の式典行事が府民の森ひよしで開催されることとなっており、地方創世を展開した、住んでよかったと思えるまちづくりへ、職員は決意を新たにしました。