南丹市退職者退任式 職務を全うできたことに感謝

南丹市退職者退任式00000000

 3月31日、南丹市役所職員の退職者退任式が行われました。

 平成27年度で退職となる22人の職責が一人ひとり紹介され、佐々木市長から辞令の交付がありました。市長から「厳しい環境の中でそれぞれの能力を発揮して奮闘いただいた。豊富な経験と知識を今後も活かしていただきたい」と挨拶がありました。また退職者を代表して大秦弘巳さんが「市民サービス向上に職務を全うできたことに感謝している。明日から住民の立場になるが、国定公園、育樹祭と自然の魅力がある南丹市の応援団として生活していきたい」とお礼の言葉を述べ、最後は満場の拍手で見送られました。

美山町江和 女性グループ“花水木” 元気ハツラツ!楽しく交流を

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 美山町江和区の女性たちが集うグループ「花水木」で、3月30日、牛乳パックを使ったイス作りが行われました。

 昨年3月に知井婦人会が解散したことを受け、若い人たちも含め江和区に住む女性たちが集い、笑いあえる場所をと「花水木」というグループを結成しました。

 この冬から春にかけては、牛乳パックを使って、イス作りに取り組みました。1つの椅子に24個の牛乳パックを使って、頑丈に仕上げます。出来上がったイスは、自分で使うほか、寺や公民館に寄付をする予定です。

 今後、花水木では、区の夏祭りや公民館の掃除、花見なども企画しています。

南丹市議会3月定例会閉会

南丹市議会00000000

 3月30日、南丹市議会3月定例会本会議が開かれました。

 始めに、仲村学 予算特別委員長から、議案第11号から第19号までの予算関連について、審査の経過と概要の報告がありました。

 平成28年度の当初予算は、新規や拡充の事業もみられ、各施策の基本的な考え方や概要について
担当部課長より説明があったことが報告されました。

 その後、4人の議員による賛成・反対討論が行われ、賛成多数で平成28年度の予算関連全ての議案が可決しました。

 また公の施設の指定管理者の指定や過疎地域自立促進市町村計画の策定、条例の廃止や一部改正など28の議案についても、それぞれ可決され、3月議会が閉会しました。

美山町森林組合 50周年

美山町森林組合50周年00000000

 面積の95%を森林が占め、林業が盛んな美山町。その林業の担い手として活躍してきた美山町森林組合が50周年を迎え、3月29日、美山文化ホールで、記念式典が開かれました。

 参加した組合員らおよそ100人を前に、大牧 義夫組合長は、「低炭素社会の実現に向けて国産材への期待は高まっている。町内の森林林業の担い手として振興をはかっていきたい」と式辞を述べました。

 また、組合に長年功績のあった役員や職員、従業員に対して、表彰が行われ、会場からは大きな拍手が送られました。

 また、京都府立林業大学校の只木 良也校長が里山の重要性について講演し、参加者は、将来の地域の林業の発展を祈りました。

大野小学校 閉校の集い 未来に羽ばたけ大野っ子

大野小学校

 閉校する大野小学校で、3月27日、地域住民が主催する閉校の集いが開かれました。

 大野小学校の歴史を振り返り、これまでの歩みに感謝する一日にしようと、卒業生をはじめ地域住民ら380人が集い、最後の在校生による、大野にじのこ太鼓で幕を開けました。

 思い出の体験発表では、戦前・戦後から平成まで、卒業生10人が壇上に立ちました。得意の腹話術で懐かしむ姿もあり、母校との別れを惜しむひと時となりました。

 午後からは、卒業生が活躍する舞台がありました。有志が集う大野ふるさと太鼓や大正琴。その他メンバーの一人が卒業生のバンド「前田サンシャインオフィス」のライブで会場は一体となりました。

 最後は全員で校歌斉唱。ふるさと大野の絆、未来に羽ばたく子どもたちへ思いを歌声に込め、大野小学校の最後を締めくくりました。

園部高校・附属中吹奏楽部 定期演奏会 美しいハーモニーが観客を魅了

園部高校附属中吹奏楽部00000000

 3月27日、園部公民館で、園部高校・附属中学校 吹奏楽部の第44回定期演奏会が開かれました。

 第1部のポップスステージでは、懐かしい曲や流行の歌を季節ごとにまとめてメドレーで披露しました。寸劇やダンス、合唱など趣向を凝らしたステージで観客を楽しませました。

 他にも中学生部員のみのステージや総勢50人を超えるOB合同ステージ、クラシックステージなど多彩な演奏が観客を楽しませました。

 アンコールでは、毎年恒例で演奏される「チロルの子守唄」が演奏されました。今回の演奏会を最後に卒部する3年生が一人ずつ紹介され、会場からの大きな拍手で送り出されました。

子どもの理科離れをなくす会 宇宙探査ロボットをつくろう

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 3月27日、南丹市国際交流会館で、「宇宙探査ロボット体験教室」が開かれました。

 この教室は、スペースロボットコンテストの主催や、全国各地でロボットなどを用いた科学教育に取り組む「子どもの理科離れをなくす会」が主催しています。

 代表の北原 達正さんは、「ロボットを作る事は難しいと感じるかもしれないが、その理由は、やった事がないから。」と、実際に体験してみる事の重要性を話しました。

 子ども達は2人1組になり、様々なセンサーやコンピュータを載せた探査車の制御に挑戦しました。最初のミッションは、ゴール地点でピタリと停める事です。

 左右のモーターの出力の割合や作動する時間を制御するので、真っ直ぐに進めるだけでも繊細な調整が必要です。

 子ども達は試行錯誤を繰り返して、目標に近づくことを学びました。

美山かやぶき美術館 用の美の空間展 2016

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 美山かやぶき美術館では、冬季休館あけの恒例となっている「用の美の空間展」が開かれています。

 この展示会は南丹市工芸家協会が主催し、生活の中で使うものをテーマに展示しています。

 市内の工芸家11人が陶芸、染織、木工などの作品を展示しました。

 訪れた人は、陶器の持つ色や手触り、染織の色づかいなどを、手に取って味わいました。

 この展示会は4月24日まで開かれています。

京都聖カタリナ高校吹奏楽部定期演奏会 みんなの未来へ!願いをこめて

京都聖カタリナ高校吹奏楽部00000000

 京都聖カタリナ高校吹奏楽部の第5回定期演奏会が、3月26日、園部公民館で行われました。

 本格的に活動を始めて5年。学内はもとより、地域交流や中学校との合同演奏など、地域に密着した吹奏楽部として活動しています。今回の演奏会は、日ごろの感謝を込め、また部員がたくさんの想い出を作り、進んでいけるように『思い出~未来への階段~』というテーマで行われました。

 手話と歌を交えながら、「花は咲く」を演奏し、会場から大きな拍手が送られました。

 ポップスステージでは、軽快な司会者のトークとともに、『思い出』ソングを演奏し、会場は大いに盛り上がりました。

社会福祉法人アイリス福祉会 カフェ「ちょっといっぷく」が一周年

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 社会福祉法人アイリス福祉会で、カフェ「ちょっといっぷく」が一周年を迎え、3月26日、記念イベントが行われました。

 カフェ「ちょっといっぷく」は、認知症患者や介護者のやすらぎの場、相談の場として、また認知予防の場として、誰でも立ち寄れるカフェで、映画の上映や歌、ダンスなどの催しも行われます。

 一周年を迎えた今回は、もちつきや和太鼓演奏、ミニコンサートなどが開かれました。威勢の良い掛け声とともにつきあがったおもちで、餅花を作ったり、ぜんざいが振る舞われ、来場者は和やかなひと時を過ごしました。

 アイリス福祉会では、「今後も誰でもいつでも立ち寄れるカフェとして利用され、福祉や認知症に関することなども気軽に相談してほしい」と話しています。

わくわく春の体験活動 「きまり」と「約束」を守ろう

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 3月25日、わくわく春の体験活動が旧神吉小学校で開催され、市内の小学生18人が参加しました。

 南丹市教育委員会が主催する生涯学習講座の一環で、防災意識を高めること、また人権に対する意識を深めようと開かれています。

 今回のテーマは、サバイバル飯と防災カレー作り。限られた材料の中で、子どもたちは火を熾す方法やご飯を炊く方法を学び、アルミ缶を使った飯盒炊さんに悪戦苦闘しました。

 一人ひとりが頑張ることはもちろん、仲間とコミュニケーションを取りながら、「きまり」や「約束」を守る大切さを学びました。

京都府ホルスタインショウ 乳牛の美しさを競う

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 3月25日、農芸高校で第5回京都府ホルスタインショウが行われました。

 このコンテストは、畜産業の振興のため、京都府ホルスタインクラブが主催し、体型などから乳牛の美しさを競います。

 南丹市や綾部市の酪農家や農芸高校の畜産部から、20頭が出品されました。

 年齢や出産の有無で部門にわけて、体つきや肌つや、乳房の大きさなどから、牛乳の生産性の優れた牛を審査します。

 結果、未経産牛の部では、農芸高校が、経産牛の部では、綾部市のBIG TREE FARMが
グランドチャンピオンを受賞しました。

大野小学校 閉校式 143年の歴史に幕

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 3月24日、大野小学校で閉校式が行われました。大野小学校は、明治6年に、求祐校(きゅうゆうこう)として開設し、143年の歴史を重ねてきました。

 坂本誠校長は、たくさんの思い出を残そうと、地域とともに行事に取り組んできたことを振り返り、
また大野振興会の山口恒一会長は、「これからも校舎を地域の拠点として、賑やかな声と笑顔の溢れる場所にしていきたい」と語りました。

 児童を代表して、5年の田中 都奈美さんと文字彬斗くんが、これまでの思い出と4月から美山小学校を引っ張っていく決意を語りました。

 27日には、学校への感謝の気持ちを込めて地域行事が行われる予定です。

小、中学校で修了・進級式 ひとまわり大きくなって新年度へ

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 3月24日、南丹市内の小・中学校では、3学期を終え、修了・進級式が行われました。

 殿田小学校では1年生から5年生まで、合わせて75人が修了証を受け取り、次の学年へと進級しました。

 平井 茂校長は、「今日は、一年間で自分が頑張れたことを振り返る日。1年で一番いい顔をして帰ってほしい」と、自信を持つ事の大切さを話しました。

 各学級で通知表が手渡され、担任と児童が1年間の頑張りを振り返りました。児童たちは2週間の春休みに入り、4月8日から新年度を迎えます。

山村留学センター 退所式 泣き笑い助け合って1年間

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 全国各地の都市部から山村留学に来ていた、第18期生9人が退所の日を迎え、3月24日修了証書を受け取りました。

 親元を離れ、知井小学校に通いながら仲間とともに共同生活を送った留学生たち。魚釣りや雪遊びなど美山の大自然に親しみながら、泣き、笑い、助け合って1年間を過ごしました。かけがえのない思い出を振り返り、お世話になった地域の人々、指導員の先生らに向けて感謝の言葉がありました。

 また毎週一回、温かい家庭生活を過ごして欲しいと、留学生を迎えてくれた里親に、感謝を込めて花束が贈呈されました。

 4月から地元に戻る子、来年も留学を決めた子それぞれですが、美山での経験を糧に頑張って欲しいと、地域や学校の先生からエールが送られました。

4月からも、8人の留学生を受け入れることが決まっています。

平屋小学校 閉校記念式典 ふるさと平屋 未来を拓く礎に

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 3月20日、平屋小学校閉校記念式典には、卒業生や地域住民らおよそ300人が集まりました。

 明治7年、初代校長若宮大象のもと済美館として平屋小学校が誕生し、143年の歴史を歩みました。

 閉校記念事業実行委員長の大東均さんは「閉校を地域の新たな歴史の始まりと捉え、未来を拓くバネとしなければならない。」と述べました。

 思い出トークでは、6人の卒業生が当時を懐かしみ、校舎の移転や複式学級の導入、温かい地域との関わりの中で育まれた学校生活を語りました。

 続く校歌リレーでは、昭和38年まで歌われた児童会の歌をはじめ、平屋小学校校歌、美山小学校校歌を歌い継ぎました。最後は「ふるさと」を全員で合唱し、平屋小学校の長い歴史に幕を閉じました。

知井小学校 閉校式 知井っ子の心 いつまでも

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 3月20日には知井小学校で閉校式が行われ、およそ350人が集まりました。

 明治6年に、継福寺での組合立小学校に始まり、明治7年に「習長館」として開設し、143年歩んできた、知井小学校。

 山村留学制度の導入など小学校存続のため、住民が一体となり尽力してきました。それぞれの学校に対する万感の思いが溢れました。

 感謝の集いでは、戦前、戦後、平成の3つの時代の代表が、それぞれの懐かしい思い出を振り返り、涙があふれる場面もありました。

 また児童たちは、合唱やコカリナ演奏を披露し、思い出の詰まった学校へ感謝の気持ちを伝えました。

第10回八木中学校吹奏学部定期演奏会 心を1つに美しい演奏を

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 3月20日、南丹市園部公民館で第10回八木中学校吹奏楽部の定期演奏会が行われました。

 地域の行事で演奏するなど精力的に活動してきた吹奏楽部は、一年間の集大成として、3部構成の楽しいステージを作り上げました。

 京都府吹奏楽コンクール銀賞受賞曲やOB・OGとの合同演奏。また、選曲や演出など生徒自身が考えた、レッツエンジョイ!と題した企画ステージも行われました。

 この演奏会で卒部となる3年生15人は曲中にソロを披露し、仲間と共に歩んできた思い出を振り返りながら、美しい演奏を響かせました。

アマゴ漁解禁 美山の春を感じて

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 3月20日、清流美山川でアマゴ漁が解禁されました。

 早朝から京都市内や大阪、神戸など近畿圏内各地からファンが集まりました。

 この日は、芦生と佐々里の特別区以外の美山全域でアマゴ漁が解禁となり、特に美山町棚の棚野川流域は、濃密放流区で釣り人もたくさん集まりました。

 美山漁業協同組合によって昨年5月に放流したアマゴの稚魚は、川づくり活動など地元の努力によって、生息しやすい環境が保たれ、すくすく育ちました。

 大きなものでは20㎝越えのものを釣り上げた人もいました。美山のアマゴは、とても人気で釣り人らは美山の春を感じた一日でした。

宮島小学校 141年の歴史に幕 春からは美山小学校に

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 明治8年に済美教場として創立し、141年の歴史を重ねてきた宮島小学校。春からは、新たな校章と校歌で、美山小学校へ生まれ変わることを受け、3月19日には閉校式と閉校行事が行われました。1

 この日のために練習を重ねてきた、小学5.6年生と中学生29人による、勇壮な和太鼓演奏がオープニングを飾りました。

 また、宮島スポーツ少年団の閉団式や卒業生の思い出トークが行われました。10代から80代までの代表5人が、それぞれの学校生活を語り、思い出を振り返ります。

 児童発表では、こどもたちが学校への感謝の気持ちを歌にのせて発表しました。

園部高校・附属中 合唱部定期演奏会 感謝の気持ちを大切に

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 3月19日、南丹市国際交流会館で、園部高校と附属中学校の合唱部による第40回定期演奏会が開かれました。

 合唱部は中学生4人、高校生 12人が在籍し、練習に励んでいます。

 会場には、およそ100人の観客が来場し、テレビなどで馴染みのある曲や合唱曲など20曲を披露しました。企画ステージでは、生徒らが考えた物語を軸に、曲目を構成しました。

 中学生から高校生まで一緒に、和気あいあいと練習してきた生徒たち。最後は、伝統の女声合唱組曲を全員で合唱しました。

西川悟平ピアノコンサート あきらめない心 茅葺に響く

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 3月18日、美山かやぶき美術館を会場にコンサートが開かれ、およそ130人が集まりました。

 身近に音楽を感じて欲しいと美山KAYAが企画した音楽会。今回は、メンバーの知人で、ニューヨークを拠点に活躍中のピアニスト西川悟平さんが招かれました。

 西川さんは、2004年に両手が全く動かなくなり、難病ジストニアと診断されました。絶望の淵から粘り強くリハビリを重ね、右手と左手の2本の指が回復。7本指で響かせる情感豊かな音色に、奇跡のピアニストと呼ばれています。

 大阪出身の西川さん。演奏の合間は、楽しいトークで盛り上げます。闘病に立ち向かう自身の生きる姿勢やあきらめない心を伝えました。

 最後はゲスト奏者とのアンサンブル。力強く優しい音色に包まれたかやぶき民家で、来場者の心を魅了しました。

美山文化ホール 春の寄せ植え教室 色とりどりのアレンジ楽しむ

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 3月17日、美山文化ホールで、丹市教育委員会が主催する「春の寄せ植え教室」が開かれ、美山町内から10人が参加しました。

 講師は道の駅ふらっと美山にある永井園芸の永井明子さんです。寄せ植えを作る上での注意点や、持ち帰った後の管理の仕方が説明されたあと、参加者はルピナス、ペチュニア、エリカなど、色とりどりの草花を使って、思い思いに寄せ植えを楽しみました。

 美山文化ホールでは、今後も地元の講師を招いての講座を開いていく予定です。

家族介護者交流事業 笑顔で元気!おしゃべりコンサート

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 家族の介護を抱える人々が気軽に集い、心身のリフレッシュしてもらおうと、3月17日、南丹市家族介護者交流事業が開かれました。

 お昼時に会食をしながら交流したあと、「笑顔に勝るクスリなし!」と題したおしゃべりコンサートが開かれました。講師は、軽快なトークとピアノで来場者を魅了する音楽家アマデウス大西さんです。全国各地で公演する大西さんは、元高校の音楽教師。歌って笑ってイキイキと元気な人生を送ることを提案しています。

 認知症を患った自身の父親の介護体験や、ストレスを溜めず健康で長生きする秘訣など、軽やかなトークで会場は笑顔いっぱい。一緒に歌を歌いながら癒しのひと時を楽しみました。

園部第二小6年生 これからも仲間とともに 未来に向かう一文字を漢字に

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 卒業を前にした6年生にエールを送ろうと、園部第二小学校で3月16日、地域から講師を迎えての、特別授業が行われました。

 「未来に向かう一文字」と題した特別授業の、講師として招かれたのは、園部第二小学校コミュニティスクール推進委員で書道家の大坪洋子さんです。

 6年生42人の仲間とともに、未来に向かう思いを、それぞれ色紙に漢字一文字で表わす、という授業で、「進」「夢」など、色紙いっぱいに筆を走らせました。

 「この一年間、新しい学校の仲間とともに作り上げた、絆をこれからも大切にしてほしい」。そんな思いを込め「絆」という一文字が6年生みんなから選ばれ、大坪さんがダイナミックな筆遣いで書き上げました。

 大坪さんから「みなさんは地域の宝物です。これからの人生、自分を磨き、仲間との絆を大切に進んでほしい」とエールが送られました。

平屋小学校 バス交通教室 スクールバス通学を安全に!

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 3月14日から16日にかけて、美山の各小学校でバス交通安全教室が行われました。

 4月に開校する美山小学校へ安全に通学して欲しいと、南丹警察署と地域交通安全活動推進委員、みやび交通の協力のもと開いたものです。

 16日には、道の駅美山ふれあい広場に、平屋小学校の児童が集まり、乗り降りの際の注意や、実際にバスに乗車して、運転席からの死角やタイヤの内輪差について教わりました。

 美山小学校では、全校児童123人の内、大半の108人がスクールバス通学となります。児童は、バスの周りの危険を知り、安全に通学することを誓いました。

京都美山宮島ふるさとの森 楽天の森 京都府で初指定

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 3月16日、美山かやぶき美術館で、「京都宮島ふるさとの森」オープニングセレモニーが開かれました。

 京都宮島ふるさとの森は、楽天株式会社が全国の森林の保全支援を行う「楽天の森プロジェクト」の一環で行われるもので、整備箇所として美山町島の35ヘクタールが指定されています。

 楽天株式会社、美山町宮島振興会、公益財団法人京都モデルフォレスト協会、南丹市、京都府の5者が出席し、広葉樹林の手入れなど多様な生物が生息できる森づくりを行うとする協定を結びました。

 全国に展開する楽天の森。今回が24箇所目の指定で、集落と一体となった里山の指定は今回が初めてで、支援を受ける地元からも期待が高まっています。

南丹市議会3月定例会 27年度補正予算、条例の改正など13議案が可決

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 3月14日、南丹市議会3月定例会本会議が再開されました。

 佐々木市長から提案されていた条例関係、予算関係など50の議案のうち、平成27年度一般会計補正予算など13の議案について各常任委員長より説明がありました。

 平成27年度一般会計補正予算は、国の補正予算にかかる事業費の追加や、国、府などの補助金の交付決定によるものなどを中心に計上しており、5億9430万4千円を減額し、歳入歳出予算総額を237億734万9千円とした補正予算案が可決されました。

殿田中学校 狂言教室 日本の伝統文化に親しむ

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 3月14日、殿田中学校で狂言教室が行われました。

 グローバルな人材の育成に力を入れている殿田中学校。今回の授業では日本の伝統文化を理解しようと、茂山千五郎一門の島田洋海さんら若手の狂言師2人を招きました。

 狂言とはどんなものかの説明で島田さんは「狂言は大道具を使わない。想像力で見て楽しむもの」と話し、無理難題にうろたえる主人公「山伏」のしぐさが笑いを誘う演目「柿山伏」を演じました。

 また、生徒は狂言の立ち居振る舞いにも挑戦しました。笑う、泣くという動作や、すり足での移動といった所作の基本を教わり、狂言を身近に感じていました。

鶴ヶ岡小学校 閉校式典 名残を惜しみ141年の歴史に幕

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 明治8年に創立し141年に渡って地域と共に歩んできた鶴ヶ岡小学校。3月13日、児童・保護者・卒業生をはじめとする地域住民およそ400人が集まり、閉校式が執り行われました。

 児童を代表して6年生の仲田琉希くんは、運動会で頑張った一輪車の思い出などを振り返り、しっかりと胸に刻んで歩んで行くと語りました。

 続いて、地域が主催する感謝の集いが開かれました。16人の児童は、心をあわせて鶴陵太鼓や音読を披露しました。

 思い出トークでは、世代が違う卒業生6人が、自身の小学校時代を振り返り、戦時中の教育やこれからの地域の在り方、ふるさと鶴ヶ岡の素晴らしさを思い思いに語り、時には会場とともに涙する姿もありました。

 式典のあと、集まった人々に最後のひと時をゆっくりと過ごして欲しいと「鶴に恩返し」と題し、イベントが企画されました。ステージではおはなしボランティア「あかずきん」や音楽バンド「あぜみち」などのステージが繰り広げられ、母校の思い出に浸りました。

全国育樹祭カウントダウンモニュメント除幕式 京都の森が地域を元気にする力に

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 3月13日、スプリングスひよしで、第40回全国育樹祭カウントダウン・モニュメント除幕式が行われました。

 10月9日に府民の森ひよしで開催される全国育樹祭・式典行事まで200日余りとなりました。

 開催までの日数を表示する木製モニュメントを、農林中央金庫が京都府に寄贈し、会場となる南丹市に設置されることとなり、佐々木市長と、京都府と農林中央金庫の代表者が除幕を行いました。

 木製モニュメントは、八木町神吉産の北山杉を使用し、京都府の木「北山杉」の木立が天に向かってまっすぐに伸びる姿を表現しています。さっそく京都府広報監まゆまろや南丹市観光大使のゆっぴ~が来館者に、全国育樹祭をPRしました。

新庄地域振興会 設立総会 地域のアイデアを掘り起し活力を

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 3月13日、旧新庄小学校で、新庄地域振興会設立総会が行われました。

 八木町船枝、諸畑、山室、野条、室橋、池上の6つの地域の区民およそ60人が集まり、振興会の規約と役員の選任が承認されました。

 昨年3月に閉校した新庄小学校。 
 建物は、「新庄郷育館」と名前を改め、昨年から振興会準備委員会を設立し、意見交換を行ってきました。

 地域振興会会長に就任した松本史郎さんは、「住民1人1人の知恵を出し合い、地域を盛り上げていきたい」と話しました。

 振興会では、今後も話し合いを重ね、まちづくりやスポーツ、防災など6つの部会で、地域活動の企画や運営を行っていきます。

尾上松也特別公演 歌舞伎と武部源蔵を語る

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 3月12日、国際交流会館で、南丹市商工会園部支部が主催し、市制施行10周年記念事業「尾上松也特別公演」が行われ、およそ450人の観客が詰めかけました。

 尾上松也さんは、5歳で初舞台を踏んで以降、数々の演目が好評を博す歌舞伎界の若きホープです。 

 第1部のトークショーでは、日ごろどのような思いで歌舞伎と向き合っているのか、舞台やテレビなどの出演話などを語りました。日本三大歌舞伎の一つ、「菅原伝授手習鑑」で、武部源蔵役を務めた尾上さん。武部源蔵のルーツが南丹市の生身天満宮にあることを感慨深く語りました。

 第2部では、舞踊、長唄「外記猿」が披露され、あでやかで美しい舞台にくぎ付けになりました。

 講演後、尾上さんは生身天満宮を訪ねました。菅原道真の子「菅秀才」の育ての親であり、生身天満宮の始祖、武部源蔵の墓に手を合わせ、芸の道に精進する決意を新たにしていました。

第15回スプリングスカップ ミニバスケットボール交歓大会

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 3月12日と13日の2日間、口丹波勤労者福祉会館で第15回スプリングスカップ・ミニバスケットボール交歓大会が行われました。

 選手同士の交流をと南丹市スポーツ少年団が行ったもので、市内からは南丹チームと川辺チーム、亀岡市や京都市など合わせて、16チームが参加しました。

 試合は男女別のトーナメントで行われ、子どもたちは日頃の練習の成果を発揮しました。

 特に最後の試合となる6年生は、思い出に残る試合をと気合十分。保護者やチームメイトからの熱い声援の中、それぞれが力を出しきりました。

地域産業連携推進ネットワーク 情報交換会 地元企業の活躍が地域の元気の源に

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 3月10日、南丹市役所で、南丹市地域産業連携推進ネットワーク情報交換会が行われ、市内企業18社が参加しました。

 神戸国際大学教授の中村智彦さんを講師に招き、「地方創生の時代に中小企業はどう動くか~より良い物をより高く売るには」をテーマに話を聞きました。中村さんは、今後の若者人口の減少を踏まえ、企業や地域が生き残るために何が必要か、また「企業の連携により市や南丹ブランドの知名度を上げることが、従業員や地域を元気にすることにつながる」と話しました。

 また市や府、公益財団法人京都産業21から、ものづくり企業への支援施策について説明があり、企業と行政との情報交換が行われました。

知井小学校 読み聞かせボランティアに感謝 本と思い出は一生の宝物

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 知井小学校で、毎週水曜日の朝、絵本の読み聞かせを行っているボランティア「おむすび」。3月9日、閉校を控えた知井小学校で、これまでの活動を締めくくろうと全校図書集会が開かれました。

 おむすびのメンバーから卒業する6年生4人に「一生の宝物にしてほしい」と本がプレゼントされました。また、メンバーの大萱安雄さんが自作し、いつもみんなで朗読してきた「声」という詩を、感情豊かに読みあげました。

 児童からは、これまでたくさん本を読んでもらったお礼に、感謝の気持ちを込めて色紙が贈られました。

美山町大野 閉校行事の開催に向けて

大野小閉校のつどい開催に向けて00000000

 美山町では、各小学校の閉校を控え、地域が主催する閉校行事の準備が進められています。

 3月8日には、大野地域で27日に予定されている「大野小学校閉校のつどい」に向けた実行委員会が開かれ、地域住民らが集まりました。

 思い出に残る特別な一日にしたいと、平成9年度卒業生など若い世代が実行委員として参加。大野小学校の歴史を振り返りながら、地域の未来を見据えたつどいをと、様々なアイデアを出し合い、企画が進んでいます。

園部町熊崎 都々古和気神社 不動尊護摩神事

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 3月6日、園部町熊崎の都々古和気神社で、不動尊護摩神事が行われました。

 一年の無病息災を願い、山伏姿の修験者が導師となり、般若心経を唱えます。

 邪気を払う儀式が行われたあと、護摩壇が点火されると、杉の葉がバチバチと音を立て燃え上がり、境内は厳かな雰囲気に包まれました。

 参拝者が護摩木や御札を奉納したあと、火渡り神事が行われました。素足になり、男性は不動堂に向って、女性は反対側から渡ります。

 区民をはじめ、市内外から例年以上に多くの人が訪れ、家内安全など一年の幸せを祈りました。

南丹市消防団 10周年 安心・安全の誓い新たに

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 南丹市消防団が設置から10周年を迎え、3月6日に記念式典と地域防災フェスティバルを開きました。

 南丹市国際交流会館で開かれた記念式典では、小林 敏雄団長が、「行政や関係機関とも力を合わせて、地域住民の安心安全を守っていく」と決意を語りました。

 続いて市役所駐車場で地域防災フェスティバルが開かれ、消防にまつわる実演や体験、団員による屋台村など多彩な催しが行われました。

 京都中部広域消防組合は、はしご車による救出を実演しました。市役所屋上に取り残された人を無事に助け出し、会場から大きな拍手が起こりました。

 消防団員は、日ごろ支えてくれる家族や地域住民へ感謝の気持ちを込め交流しました。

園部吹奏楽団“えんすい” 40年の節目 楽しい音楽で飾る

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 3月6日に園部吹奏楽団の第40回記念定期演奏会が行われ、会場の園部公民館大ホールは大入り満員となりました。

 園部吹奏楽団は1975年に園部高校吹奏楽部のOBが集まり発足しました。団長の野々口 二三男さんは「自分が楽しめ、聞いている人も楽しめる演奏に取り組んできた。」と、えんすい流の音楽へのこだわりを語り、最後まで演奏会を楽しんでほしいと呼びかけました。

 第1部では、今年度吹奏楽コンクールで演奏した曲や、園吹ゆかりの曲として、1989年に京都府コンクールで金賞を受賞した曲が演奏されました。

 「えんすい40周年 大感謝祭」と題した第2部では、1970年代のヒットソングメドレーなど、アンコールの最後まで、観客を魅了し、会場は熱気に包まれました。

摩気高山子ども未来塾 食事をおいしくするための基本マナーを学ぶ

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 3月5日、園部町本町の料理屋 三亀楼で、摩気高山子ども未来塾の和食テーブルマナー講座が開かれ、5、6年生26人が参加しました。

 料理研究家の杉本節子さんを講師に招き、行儀作法や箸、茶碗の持ち方、食べ方などを実践で学びました。

 この日用意された料理は、ごはん、みそ汁、香の物に、季節の焼きもの、煮物、酢のものといった一汁三菜です。杉本さんは、「姿勢よく座り食べることは、美味しくいただくための心構え。ながら食べはやめ、食材や作ってくれた人への感謝を忘れず食べてほしい」と話しました。

園部町大河内 自然エネルギー自給の村づくり

大河内00000000

 園部町大河内区では、4年前から、太陽光パネルを設置し、自然エネルギーを活かしたむらづくりに取り組んでいます。

 10基の太陽光発電装置が完成したことで、発電量は、集落55戸の電力を自然エネルギーで賄えるほどになり、3月5日には、お祝いの集いが行われました。

 大河内区では、今後も地域の自然条件に合わせた、環境に優しい地域づくりに取り組んでいきます。

南丹市ファミリー・サポート・センター交流会 素敵なコットンパールアクセサリーを

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 3月5日、園部公民館で南丹市ファミリー・サポート・センターの交流会が開かれました。

 子育て支援事業を展開するファミリー・サポートセンターの会員同士の交流や、活動を知ってもらうきっかけにしたいと、市民を対象に開かれたもので、コットンパールを使ったアクセサリー作りが行われました。

 講師に兵庫県宝塚市の工芸作家 松原祥子さんを招いて、ネックレスやブレスレットの作り方を教わります。

 コットンパールは軽くておしゃれ、気軽につけられるとあって、女性に人気の素材で、親子で、また参加者同士和気あいあいと作業を楽しみました。

横綱・鶴龍(かくりゅう)関 園部へ

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 3月4日、道の駅京都新光悦村に、横綱の鶴龍関が招かれ、横綱を一目見ようと南丹市内外からおよそ250人がつめかけました。

 園部町振興公社と園部町農業公社が招いたもので、来場者は間近に見る横綱に興味津々。

 日本に来て良かったと思う事を尋ねられると「相撲が取りたくて日本に来て、横綱になることができた。多くの人に出会えることが一番うれしい」と答え、会場からは大きな拍手が起こりました。

 一人ずつと握手を交わし、サインや写真撮影にも気さくに応じた横綱は、会場からの応援を胸に大阪場所に臨みます。

園部第二小学校 自転車冒険家 夢の大切さを語る

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 3月3日、園部第二小学校の4年生から6年生が、夢やチャレンジすることの大切さについて講演を聞きました。

 講師として招かれたのは、自転車冒険家として世界各国を回る西川昌徳さん。10年間で26ヶ国、地球1周半にあたる67,700キロメートルを自転車で走り、その経験を日本各地で講演しています。西川さんは、世界各地で感じた日本との違いや出会った人の温かさ、学んだことなどを紹介し、「お金がもらえて、人や社会のためになるのが仕事」と自身の仕事観を語りました。

 児童は将来の夢を持つ事の大切さを学びました。

宮島小学校 6年生 地域に残す卒業制作

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 宮島小学校では、地域に残るものを、との思いで、卒業制作に交通安全の看板を作る事になりました。

 美山町森林組合の協力で、材料に美山の間伐材が使われているほか、作業のアドバイスを行っています。子どもたちはイラストや標語を考え、組み立ても自らの手で行ってきました。2日には下絵を描いて、ペンキで色を付ける作業に入り、文字やイラストの細かい部分など、丁寧に作業を進めていきます。

 看板は卒業式までに仕上げられ、自分の住む地域や、子ども達の往来が多くなる場所などに設置されます。

南丹市議会3月定例会

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 3月1日からの3日間、南丹市議会3月定例会の本会議が再開しました。

 1日の代表質問では、6つの会派が、2日からの個人質問には7人が質問に立ち、地方創生や定住促進、18歳選挙権や森の京都事業などに関して質問しました。

 また3日には、補正予算関連9議案、条例関連1議案などについて、提案理由の説明が行われ各常任委員会へ付託されました。

 次回、南丹市議会は、14日月曜日10時から再開します。

美山町殿 法明寺を桜の名所に 桜守に手入れを教わる

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 美山町殿区では、法明寺の桜を手入れし、名所として地域を活性化しようと取り組んでいます。

 3月1日、全国各地の桜を手入れする「桜守」で造園家の、第16代佐野藤右衛門さんが法明寺を訪れました。

 この寺に植わっている樹齢250年を超える桜は、先代の佐野藤右衛門さんが美山町を訪れたときに、「法明寺桜」と名付けた名木です。現在、根や幹が弱っていることから、再生する方法を教えてもらいたいと、美山町殿の神田和行さんが、佐野さんに依頼したものです。

 佐野さんは、木槌で幹をたたいたり、根もとを掘り起こして桜の状態を調べ、木が本来持つ力を使って元気にさせる環境づくりについて助言しました。

 今後住民は、法明寺桜の保全に向けて活動する予定です。