鶴ヶ岡小学校 閉校式典 名残を惜しみ141年の歴史に幕

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 明治8年に創立し141年に渡って地域と共に歩んできた鶴ヶ岡小学校。3月13日、児童・保護者・卒業生をはじめとする地域住民およそ400人が集まり、閉校式が執り行われました。

 児童を代表して6年生の仲田琉希くんは、運動会で頑張った一輪車の思い出などを振り返り、しっかりと胸に刻んで歩んで行くと語りました。

 続いて、地域が主催する感謝の集いが開かれました。16人の児童は、心をあわせて鶴陵太鼓や音読を披露しました。

 思い出トークでは、世代が違う卒業生6人が、自身の小学校時代を振り返り、戦時中の教育やこれからの地域の在り方、ふるさと鶴ヶ岡の素晴らしさを思い思いに語り、時には会場とともに涙する姿もありました。

 式典のあと、集まった人々に最後のひと時をゆっくりと過ごして欲しいと「鶴に恩返し」と題し、イベントが企画されました。ステージではおはなしボランティア「あかずきん」や音楽バンド「あぜみち」などのステージが繰り広げられ、母校の思い出に浸りました。