京都帝釈天 大祭 一年の健康と幸せを祈る

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 5月8日、八木町船枝の京都帝釈天で大祭が行われ、近隣から大勢の参拝者が訪れました。

 神事を前に、お釈迦様の誕生日である花まつりのお祝いも合わせて行われ、船枝区子供会が花御堂をきれいに飾りつける姿もありました。

 午前11時、総代の撞く鐘を合図に、梅花講、山主、帝釈天の使いとされる猿が本堂へと行進し、参拝者が続きます。1枚で千日分の御利益があるという散華が撒かれると、大勢が拾い集めました。

 参拝者は本堂の周りを回った後に、「お土受け」で一年の健康や幸せを祈りました。

 また境内では、お茶席が設けられ、和太鼓や篠笛の奉納演奏がありました。

 船枝区の女性たちが集う紫雲太鼓は、地元の子ども達とともに威勢のいい演奏を披露し、参拝者は新緑のすがすがしい境内で演奏に聞き入りました。