さくら楽習館「歴史講座」 地域で親しまれた鮎の歴史を学ぶ

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 8月23日、高齢者を対象とした生涯学習講座「さくら楽習館」が歴史講座を行い、およそ30人が参加しました。

 今回の講座は、日吉町郷土資料館の企画展「鮎の道」を訪ね、学芸員から話を聞きました。

 かつて日吉町の天若地域では鮎漁が盛んで、贈り物として鮎寿司が作られていたこと、戦前にはアユモチと呼ばれる人々が京都市まで、生きたままの鮎を徒歩で運んだことなど、川を中心とした地域の暮らしを学びました。当時使用されていた桶や、鮎を運んだ道のりを調査した地図なども展示され、参加者は熱心に話を聞いていました。