中世木せつぶん草を守る会 講演会 保全活動の大切さを再認識

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 10月23日、日吉町中世木公民館で、せつぶん草の勉強会が開かれました。

 中世木に自生する山野草「せつぶん草」は、京都府の絶滅危惧種に指定されており、春先に咲く可憐な花として人気があります。

 講演会は、今年8月に、中世木せつぶん草を守る会が発足したことを記念して開かれたもので、講師に、京都府立林業大学校 助教授の肉戸 裕行さんを招いて、特徴や栽培のポイントについて聞きました。

 せつぶん草が自生する要因として、輝緑凝灰岩を含んでいるという地質的要因が高いことや、里山の植物は、獣害により、人の手が入らないとすぐにでも絶滅の可能性が高い事などを知り、保全活動の大切さを再認識しました。