第1回南丹市総合教育会議 文化の中枢 公民館の今後を検討

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 12月27日、平成28年度第1回南丹市総合教育会議が開かれ、耐震不足を踏まえた園部、八木両公民館の今後について話し合われました。

 総合教育会議は、佐々木市長、市の教育委員で構成され、先の社会教育委員会議の答申や、市の教育委員会議での議論を踏まえ話し合われました。

 八木公民館は、会館機能を八木支所に移転、閉鎖とするが、移転先の改修が必要なため、改修が終了するまで来年度も引き続き、八木公民館の使用を認めるとしました。また園部公民館は、研修棟については耐震補強や改修を行い、その間、国際交流会館を代替施設とすること、エントランスとホールは、耐震補強が可能かどうかも含めて検討を続けること、また、本格的な演劇や演奏会などが提供できることも含め、現状のホール機能を低下させないことを前提に、引き続きホールの在り方の検討を続けるとしました。

園部少年少女剣道クラブスポーツ少年団 全国少年剣道教育奨励賞 報告

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 園部少年少女剣道クラブスポーツ少年団が、全日本剣道連盟、少年剣道教育奨励賞を受賞し、12月27日、受賞を報告するため南丹市役所を訪れました。

 少年剣道教育奨励賞は、剣道の普及発展に貢献し、活動を続けている団体に贈られます。40年間活動を続ける園部少年少女剣道クラブスポーツ少年団。この日は6年生3人と指導者が訪れ、剣道の楽しい所や今度の目標、生涯スポーツとしての剣道の魅力などを市長や教育長と語りました。

 また現在練習している園部公民館が3月末で使用できなくなることを受けて、練習場の確保について、要望書を提出しました。

南丹市立小中学校 終業式 園部第二小学校

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 12月22日、南丹市内の小中学校で終業式が行われました。園部第二小学校の終業式で、田丸文雄校長は「2学期は、運動会など様々な行事を通して全校児童240人、1人1人が輝いたすばらしい学期でした」と振り返りました。

 終業式の後には、それぞれの教室や廊下を掃除し、床や黒板などをピカピカに磨きあげました。

 また、先生から通知表を手渡され、80日間の頑張りを確認し合いました。

クリスマスやお正月、楽しいこといっぱいの、18日間の冬休みが始まりました。

園部高校 留学生お別れ会 また会える日まで 海を超える絆

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 2学期終業式を翌日に控えた12月21日。園部高校京都国際科の2年生教室で、留学生のお別れ会が行われました。

 留学生のリサ・リブレヒトさんは、ドイツ南部・バーデン=ヴュルテンベルク州から、今年4月に留学してきました。クラスメイトの家にホームステイをしながら学校に通い、授業を受け、積極的に日本の文化や日本語の習得に取り組んだリサさん。茶道部にも所属し、全国育樹祭では、茶道部として、式典の案内役も務めました。

 お別れ会では、サプライズで用意した歌と寄せ書きがプレゼントされ、また会える日を約束しあいました。

南丹市議会12月定例会 閉会

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 12月21日、南丹市議会12月定例会が開催されました。

 総務、産業、厚生の各常任委員会へ付託されていた、補正予算関係8件、条例関係13件、契約、路線名変更、指定管理者の指定など19件、あわせて40件の議案が可決しました。

 なかでも、来年5月からの、公立南丹病院の名称の改正については「南丹の名称が入っていないため市民に親しみにくい」など反対する意見がありましたが、採決の結果、賛成10、反対10、棄権1となり、地方自治法の規定に基づき、小中昭議長が可決と判断しました。

 そのほか、原子力発電所の廃止に関する請願は、採決の結果、不採択となりました。

八木西小学校 葉ぼたん栽培 お世話になった方へプレゼント

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 八木西小学校では、毎年秋から冬にかけて葉ぼたんを全校児童で育てています。今年は50のプランターに2株づつ植えた葉ぼたんが立派に大きくなり、お世話になった人や、駅や病院などの施設、あわせて25ケ所にプレゼントしました。

 12月15日には、1年生21人がさつま芋の栽培を教わった秋田武さん宅を訪れ、お世話になったお礼を言いました。

 また20日には、2年生29人が米作りを教えてもらった波部 宏さん宅を訪れました。一輪車で協力しながら、長い距離、葉ボタンを運び、お礼の手紙と感謝の言葉とともに贈りました。

第12回南丹市クリスマスゲームズ 世代を超え、バレーボールで交流を

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 南丹市バレーボール協会と南丹市体育協会が共催して、12月18日、第12回南丹市クリスマスゲームズ オープン6人制バレーボール交流大会が行われました。

 バレーボール競技の普及と各チームの交流を目的に開催され、南丹市をはじめ、北は京丹後市、南は八幡市、また他府県からも、男女合わせて39チームが出場。明治国際医療大学とスプリングスひよし、園部中学校の各体育館に分かれて熱戦が繰り広げられました。

 高校のOBチームや大学のクラブチーム、中学生までが、世代を超え、大好きなバレーボールで交流し、気迫あふれるプレーを展開。声援がコートに響き渡りました。

長生園コンサート なつかしい歌 ご一緒に

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 12月17日、園部町の社会福祉法人長生園でコンサートが開かれました。

 長生園では、施設の利用者に歌声で元気になってもらいたいと、カラオケやバンドなど年間様々な団体を招いて音楽を楽しんでいます。今回は園部町で活動する女声コーラスグループ、チャーミーママの皆さんを招いて、童謡などの歌声を聴きました。

 昭和の初めにヒットした「誰か故郷を思わざる」の曲では、歌詞に合った振付で、大きく体を動かしながら一緒に歌いました。

 また、「りんごの唄」や「青い山脈」など、昔懐かしい曲がはじまると自然と口ずさむ姿があり、元気な歌声がホールに響きました。

市民活動団体交流会 交流深めて次の展開を

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 12月17日、南丹市役所で、「第3回市民活動団体交流会」が開かれました。

 この交流会は、団体同士の交流を深め、一緒に事業を行うなどの協力体制を作る事を目的に開かれています。前回までは「市民提案型まちづくり活動支援交付金」を活用する団体に限っていましたが、今回は市内で活動する市民活動団体全般に対象を広げ、15人が参加しました。

 参加した団体はそれぞれ、女性の活躍の場や高齢者の福祉や生きがい作り、市街地の活性化など、地域が抱える課題を解決するために活動していますが、資金や人材、広報など、運営していく上で課題を感じている事もあります。フリートークの時間が取られ、課題や解決方法、自分の団体で出来る解決策など、活発な情報交換が行われました。

ぽこぽこくらぶ 歌って楽しむクリスマスパーティー

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 12月17日、八木支所防災ホールで、ぽこぽこくらぶのクリスマスパーティーが開かれました。

 参加したのは市内の親子およそ80人。楽しい手遊びや紙芝居などが行われ、子ども達の笑顔がこぼれました。また、子育て中のお母さんたちが集うゴスペルサークル「ル・スヴニー」による歌が披露され、クリスマスソングやゴスペルを一緒に歌いました。

 メリークリスマス!の合言葉でサンタさんが登場すると、盛り上がりも最高潮。子ども達は、クリスマスプレゼントのリクエストをしたり、サンタさんと一緒に遊んだりと和やかなひと時を過ごしました。

南丹市人材育成事業 新商品開発セミナー 地域で稼ぐ

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 12月17日、美山文化ホールで、南丹市が主催して、新商品開発セミナーが行われました。

 南丹市では、商品開発からマーケティングまでできる人材を育成することを目的に、11月から、合わせて7回の研修プログラムを行っています。

 今回は、地域ブランドを活かした商品開発や情報発信を行う、地域プロデューサー、齊藤潤一さんの講演を聞きました。

 齊藤さんは、「地域活性化の事例は、99回の失敗から、1回の成功がうまれる」と話し、挑戦し続けてほしいと伝えました。

 講演後には、美山町在住のパネラーや参加者とともに語りあい、美山の魅力について考えました。

 今後2月までに、お土産、テイクアウト、サービスという3つの観点から、新商品の開発に取り組んでいきます。

八木町にゾーン30 市街地 全域30キロ規制

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 12月16日から、八木町内、国道9号より東側の市街地で、ゾーン30の規制が始まりました。

 ゾーン30とは、区域内全ての道路を最高時速30キロに制限するもので、歩行者の安全の確保や、抜け道としての通行を制限するために設けられます。南丹市では園部町横田に続いて2ヶ所目です。

 今回指定された区域内は、住宅が密集し、八木中学校や南丹看護専門学校、市役所八木支所、南丹病院、商店街、スーパーなどがあり、歩行者、自転車共に通行の多い場所です。

 19日には、南丹警察署とボランティア、八木中学校の教員らで、通勤時間帯に通る車にチラシの配布や看板を掲げ、安全運転を呼びかけました。

胡麻郷小学校 4年生 自分でつくった藁でしめ縄づくり

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 12月15日、胡麻郷小学校の4年生がしめ縄を作りました。

 4年生24人は、総合的な学習の時間に6月に田植え、9月に稲刈りをし、一年間にわたって、米作りを学んできました。今回はそのときにできた稲わらを使いました。

 日吉町胡麻在住のしめ縄名人、杉尾 輝和さんの指導をうけながら、メガネ型のしめ縄を作りました。

 初めて挑戦する子も多く、わらの綯い方を教えてもらいながら、およそ1時間半かけ、立派なしめ縄が完成しました。出来上がったものは持ち帰り、家で飾る予定です。

美山中学校・PTA 人権講演会 ネットの向こう側を考える

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 12月14日、美山中学校で、学校とPTAが共催する「人権講演会」が開かれました。

 講師として、佛教大学 教育学部教授で、いじめ問題や学力について研究する原 清治教授が招かれ、ネットいじめの問題と人権について講演しました。

 原さんは、インターネットの特徴として、外から見えづらく、ノリや悪ふざけでいじめが起こりやすいことなど、知らず知らずいじめをしてしまわないための心構えを話しました。

アンチエイジング教室 運動と食事 ダブルで若返ろう

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 12月14日、園部B&G体育館で、アンチエイジング教室が行われました。

 見た目の体作り、健康づくりでなく、10年後の健康を目標に、身体の内側から健康になろうと、南丹市保健医療課が企画する教室です。

 健康運動指導士の中原今日子さんから、ウォーキングやストレッチを中心とした、身体の体幹を鍛える運動や手足、首など、体の不調な時にほぐすとよい筋のストレッチを教わりました。

 参加者は、全7回の講座のなかで、食習慣や栄養バランスについての指導も受け、生活習慣病や将来寝たきりを防ぐ身体を作っていきます。

南丹市シティプロモーション研修 選ばれる地域を目指して

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 南丹市では、観光客の呼び込みや企業誘致、移住者の定住促進などを進めています。移住・定住を希望する人や観光客から、選ばれる地域を目指そうと、12月13日、市役所職員や市議会議員、地域おこし協力隊のメンバーらおよそ60人が参加し、シティプロモーション研修が行われました。

 講師は、広島経済大学教授で内閣府 地方創生推進室 地域活性化伝道師の北野 尚人さんです。北野さんは、人口が急激に減少する社会状況に危機意識を持ち、「他との違い」を明確にすること、前例にとらわれない柔軟な発想で市政を進めること、若い職員の力を生かすこと、移住者や来訪者の意見を、謙虚に聞き続ける姿勢など、南丹市をアピールする考え方や手法を話しました。

 今後南丹市では、行政・民間・市民の垣根を越えたアピールを展開していく予定です。

劇団mWo 第18回公演 大野を愛する気持ちを込めて

mwo%e5%85%ac%e6%bc%9400000000 12月11日、美山町の旧大野小学校で劇団mWoの演劇公演が行われました。

 劇団mWoは地域の劇団で、児童や地域住民に楽しんでもらいたいと、旧大野小学校の発表会で公演を行ってきました。大野小学校は閉校しましたが、長年続けてきた演劇を地域で開催したいと、18回目の舞台が企画されました。

 上演されたのはオリジナルの演目「動物の探偵エルザアインシュタイン」。様々な野生動物が登場するお話です。主役の女の子を務めた音海区の大学生 江藤つぐみさんは、小さな頃からmWoで活動してきた経験から、女優を志しています。メンバーや地域に支えられ、地域を愛する気持ちが込められた舞台。会場は感動に包まれました。

八木町本郷東 東友会 春日神社のしめ縄づくり

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 12月11日、八木町本郷東のコミュニティセンターで、しめ縄づくりが行われました。

 本郷東地区の有志で活動しているグループ、東友会のメンバーは、およそ20年前から、各家に飾るしめ縄づくりを始めました。近年は、地域の氏神である、春日神社に奉納する大きなしめ縄を作っています。

 息を合わせ、声を掛けあいながら、緩みのないようしっかりと仕上げていきました。

 その後、完成したしめ縄を春日神社に運びました。本堂に飾るものは、長さ4メートル、重さ30キロの美しい正月飾りが出来上がりました。

 また後日、本堂と鳥居にかけられる予定で、新たな年を迎える準備が着々と進められています。

南丹市園部駅伝競走大会 寒風切って疾走

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 12月11日、園部公園陸上競技場周辺で、「第34回南丹市園部駅伝競走大会」が開かれました。

 この大会は生涯スポーツとして駅伝を楽しんでほしいと開催されており、今回から南丹市体育協会が主催することで、南丹市全域から参加が募られました。

 区対抗の部や中学生男女の部の他、小学生から参加できるミニ駅伝の部、ファンランの部が行われ、合わせておよそ150人あまりが、寒風を切って疾走しました。

日吉町五ヶ荘地域×立命館大学 1まち1キャンパス事業 記念イベント

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 12月11日、日吉町四ツ谷の旧五ヶ荘小学校で、「1まち1キャンパス事業」のオープニングイベントが開かれました。

 1まち1キャンパス事業とは、京都府が今年度から地方創生の一環として行う事業で、地域をキャンパスとして、大学生が様々な学びや気づきを得られる環境づくりを支援する取り組みです。

 この日は、地域、大学、行政の関係者らおよそ100人が集まり、喜びを分かち合いました。

 会場では、事業のスタートを祝ってお餅つきが行われた他、立命館大学「出前チンドン」サークルの演奏が会場を盛り上げました。

 日吉町五ヶ荘地域では、今後更に学生を受け入れ、外から見た地域の魅力や、若い感性を活かした活性化に取り組む計画です。

南丹市人権フォーラム 夜間中学の学びの場から

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 12月10日、国際交流会館で南丹市人権フォーラムが開かれ、「生きることと学ぶこと」と題した講演がありました。

 講師に招かれたのは、30年間以上にわたり夜間中学校で教えた元教師の松崎 運之助さんです。松崎さんは、映画「学校」の原作者でありモデルともなった人で、夜間中学に通う、10代から80代まで、年齢も国籍も違う、様々な理由で義務教育が受けられなかった生徒との学びの場で繰り広げられたエピソードを語りました。

 また、会場には松崎さんの亡くなった母親が描いた色鉛筆の作品も展示されました。戦後、満州から引き揚げ、女手一つで3人の子を育てた松崎ヤエさんの作品。70歳を過ぎてから習いはじめ、人柄を表すかのような温かみのある絵が展示され、来場者を魅了しました。

京都丹波スクール講演会 林業の実態と森林の危機を考える

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 南丹京丹波林業振興展実行委員会が主催する、京都丹波スクール講演会が、12月10日、国際交流会館で行われました。

 「林業の実態・森林の危機」を知ろうをテーマに、講演会では森林・林業問題の研究者で農学博士の荻 大陸さんを講師に招き、林業の歴史や輸入木材と国内産木材の供給について話を聞きました。

 講師の話を受けて行われたパネルディスカッションでは、NPO法人京都匠塾の高橋博樹さんをコーディネーターに、京丹波や日吉の森林組合員、素材生産業者らがパネラーとなり、熱い議論を交わしました。消費者ニーズに合わせ、生産者、加工者、設計施工業者までが、国内産木材の価値を高めることや、その流通について考えることが大切など、それぞれの立場から専門的な意見が出されました。

手づくりフェスタ in Sonobe 15周年 仲間の輪広がる

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 12月9日、南丹市国際交流会館で手づくりフェスタin Sonobeが開催されました。毎年1回、南丹市や亀岡市で手作りの品を手がける個人やサークルなどが集まり、ものづくりをするもの同士、交流を深めながら楽しいひと時を過ごそうと開催されているもので、今年で15回目です。

 30のブースに、オリジナルアクセサリーなどの雑貨、衣服やかばん、クリスマス商品などがずらりと並び、かわいい作品を求めて、大勢の人が詰めかけました。

 長年フェスタが続けられたこと、仲間の輪が広がったことが嬉しいとスタッフから喜びの声が聞かれました。

平和のための美山戦争展 未来の平和のために

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 12月8日、9日に美山農業振興総合センターで、平和のための美山戦争展が開催されました。

 8日には、美山地域への学童疎開を経験した、株式会社半兵衛麩会長の玉置辰次さんが、当時の生活について講演しました。

 玉置さんは、男性は釣った魚を持ち帰り、女性は洗濯をするなど、男女で役割を分担しながら協力して暮らしていたこと、また、そこでの生活を通して思いやりの気持ちを大切にすることを教えてもらったと語りました。

 展示ブースでは、当時の写真や服装、勲章などが展示されました。参加者は、戦争の悲惨さを後世に語り継ぐ大切さや、平和への思いを新たにしていました。

人権週間街頭啓発 ひとりで悩まずに相談を

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 12月4日から10日は人権週間です。それに合わせ8日、市内の駅前やスーパー前で、街頭啓発が行われました。

 人権擁護委員や民生児童委員、市役所職員に加え、園部中学校の生徒も啓発活動に参加し、道行く人に声をかけ、啓発グッズを手渡しました。

南丹市健康講座 タバコが体に与える影響を学ぶ

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 12月8日、園部公民館で、南丹市健康講座が行われました。

 タバコが体に与える影響や禁煙への道筋を学んでもらおうと、京都市で内科医院を営む土井たかしさんを講師に招きました。講座では、患者の9割に喫煙歴があるという、COPD「慢性閉塞性肺疾患」と呼ばれる病気は、肺がんなどのリスクが高まること、タバコに含まれるニコチンがどのように脳に作用して依存症となるのかなどを説明し、禁煙方法について話しました。

 土井さんは「自分の意思だけでタバコを止めるのは難しい、ひとりで頑張らず、まわりの人の協力を得ることが大切」と語りました。

近畿農政局・黒田営農組合 意見交換 農業の現場の声 農政に

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 12月8日、園部町黒田区公民館で農林水産省近畿農政局と黒田営農組合の意見交換会が開かれました。

 黒田営農組合は、耕作放棄地を出さないという強い意志のもと、集落営農を行っています。国と現場の橋渡し役である地方参事官室からの呼びかけで意見交換会の場が持たれました。

 始めに、藤田栄二地方参事官から農業の情勢や農業人材の育成、米の生産についての政策が説明されました。参加者からは、後継者が定着している黒田の状況を踏まえ、農業政策だけではなく、人と人とのつながりを支援することも必要であること、農業地域同士の連携の必要性といった、活発な意見交換が行われました。

京都中部広域消防組合 35メートル級はしご付消防車導入

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 このほど、南丹市、亀岡市、京丹波町を管轄する京都中部広域消防組合に、地上高さ35メートルの最新式はしご車が導入され、12月8日、園部消防署で、訓練が行われました。

 はしご車の先端には、上下左右に放水できるノズルを備え、またバスケット部分が屈折するので、屋上やベランダへの救助が迅速に行えるようになりました。

 高層階への対応だけでなく、洪水などで、川の中州に取り残された要救助者の救出にも活躍します。

 訓練後には、佐々木市長や南丹広域振興局の姫野副局長が乗車し、はしご車の動きを確認しました。

南丹市議会12月定例会 議員一般質問

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 12月5日から7日、南丹市議会12月定例会議員一般質問が行われ、16人の議員が質問に立ちました。

 市役所本庁舎整備や支所を含む組織機構、鳥獣被害対策について、また園部・八木地域にまたがるメガソーラー計画についてなど質問がありました。教育面では、スクールバスの教員加配措置についてや、いじめ・児童虐待等の学校と教育委員会の取り組み、スポーツ振興計画についてなどの質問があり、佐々木市長、森教育長を始め担当部長より答弁がありました。

 次回定例会は、21日10時からで、各常任委員会に付託された条例関係等28件、予算関係8件について委員長報告が行われ表決されます。

じゅういちくんカップ少年サッカー大会2016 仲間とともに 勝利を目指して!

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 12月4日、園部公園陸上競技場で、じゅういちくんカップ少年サッカー大会を開催しました。

 未来に限りない可能性を秘めた子どもたちのスポーツ活動を支援したいという思いで、公益財団法人南丹市情報センターが主催する大会で、今年で3回を数えます。

 南丹市内と京丹波町の少年サッカーチーム、南丹八木サッカースポーツ少年団、日吉美山FCサイドワインダーズ、園部サッカークラブスポーツ少年団、丹波サッカースクールの4チームが出場し、熱戦を繰り広げました。

 結果、園部サッカークラブスポーツ少年団が優勝、準優勝は丹波サッカースクールでした。

美山福祉のつどい 深めよう 地域の絆

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 国際障害者デーである12月3日、美山文化ホールで、美山福祉のつどいが行われました。

 この催しは、美山町内の福祉事業所や振興会などで構成されている実行委員会が主催し、障がい者や高齢者が元気になる取り組みをと実施しています。

 体験コーナーでは、卓球バレーやオセロ等のゲームで、互いに戦術をアドバイスしあい、交流しました。

 展示コーナーには、美山こぶしの里や、そよかぜ美山の利用者が制作した作品、来年の干支のタペストリーや美しい風景のはり絵などが訪れた人を楽しませました。

 またステージでは、美山中学校3年生の蘆田 柚那さんと福原 向日葵さんが、日常生活のなかで感じている事やあいさつの大切さなどを発表しました。

 そのほかにも、あゆみ工房の太鼓演奏などを楽しみ、地域の絆やつながりを深める一日となりました。

美山エコツーリズム大会in京都 美山の文化・自然との共生

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 12月3日、美山町の旧知井小学校で、美山エコツーリズム大会が行われました。

 エコツーリズムは、文化や歴史を活かした観光プランのことをいい、美山町では、雄大な自然を活かしたツアーを企画しています。

 今大会では、株式会社北海道宝島旅行社代表取締役社長の鈴木 宏一郎さんと、ニシオサプライズ株式会社代表取締役の西尾晴夫さんから話をきき、美山の観光の今後について考えました。

 西尾さんは、現在美山町でかやぶき職人として活躍し、かやぶき民家一棟貸の宿泊事業も展開しています。「魅力的な観光資源がたくさんある美山の魅力を、多くの海外の人の目に触れる機会を増やすことの大切さ」を伝えました。

 また4日には、3つのエコーツアーが実施されました。

 里山の美しい風景のなかで、農耕や狩猟など、自然と共に育まれてきた文化に触れ、美山の魅力を見つめ直す機会となりました。

第1回なんたん音楽フェスティバル 多彩な音楽 一堂に

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 12月3日、遊youひよしで、「第1回なんたん音楽フェスティバル」が開かれました。

 このイベントは、南丹市の音楽文化の祭典となるよう開かれたもので、合唱や楽器演奏など、音楽に関わる発表なら何でも参加対象となる幅の広さが特徴です。

 小学生の合唱や太鼓演奏の他、南丹市内の楽器、歌、民謡などを楽しむ17団体、およそ230人がステージに立ちました。

 出演者は日頃の練習の成果を発揮し、多彩な音楽を会場に響かせました。

園部高校附属中学校 3年生 緊急時に救護できる力を

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 12月2日、園部高校附属中学校の3年生が、緊急時の応急手当について学ぶ、救命講習を受けました。

 園部消防署の署員から、事故や災害時など、応急手当ができる人が身近にいることで、命を救う可能性を向上できることを教えてもらい、実技で、心肺蘇生法やAEDの使い方を学びました。

 周りの安全を確保してから応急手当を行うことや、胸骨圧迫の力の入れ具合など消防署員から直接指導を受け、生徒たちは目の前に倒れている人を救うために自分ができることを確認していました。

 地震などの緊急時にも、落ちついて、救護できる力を身につけました。

南丹警察署 年末特別警戒活動 市民に安心・安全を

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 12月1日には、南丹警察署で南丹船井金融機関防犯連絡協議会が開かれ、南丹市、京丹波町の銀行、信用金庫、JA、郵便局から30人が参加しました。

 会議では、銀行強盗や、個人情報をはじめとする営業秘密を盗まれる事件への対応について説明がされた他、振り込め詐欺の水際阻止についての協力が要請されました。

 また、2日には、特別警戒活動一斉出発式が行われ、警察官、防犯ボランティアらおよそ90人が集まりました。

 出発に先立ち、寺村 正二南丹警察署長が、「市民が望むのは安全で安心して暮らせるまち。警戒態勢を周知して、市民の皆様に安心安全を提供してほしい」と訓示を述べました。

 事件・事故のない平和な年の瀬となるよう、警察官らは夜の町を見まわります。