京都丹波スクール講演会 林業の実態と森林の危機を考える

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 南丹京丹波林業振興展実行委員会が主催する、京都丹波スクール講演会が、12月10日、国際交流会館で行われました。

 「林業の実態・森林の危機」を知ろうをテーマに、講演会では森林・林業問題の研究者で農学博士の荻 大陸さんを講師に招き、林業の歴史や輸入木材と国内産木材の供給について話を聞きました。

 講師の話を受けて行われたパネルディスカッションでは、NPO法人京都匠塾の高橋博樹さんをコーディネーターに、京丹波や日吉の森林組合員、素材生産業者らがパネラーとなり、熱い議論を交わしました。消費者ニーズに合わせ、生産者、加工者、設計施工業者までが、国内産木材の価値を高めることや、その流通について考えることが大切など、それぞれの立場から専門的な意見が出されました。