法明寺桜花見の会 再生した地域の名木を愛でる

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 4月23日、美山町殿の法明寺で地域住民が集まり、お花見を楽しみました。
 境内に植わっている樹齢250年以上の法明寺桜が満開を迎え、地域住民およそ50人が、食事やお酒を楽しむ姿がありました。
 殿区では、この法明寺桜を名所にして地域を活性化しようと、取り組んできました。
 昨年3月には根や幹が弱っていたこの木を、全国各地の桜を手入れする「桜守」で造園家の第16代佐野藤右衛門さんに診断してもらい、再生する方法を教えてもらいました。
 佐野さんの「昔の自然の状態に戻すことが大切」という教えのもと、木の周辺を囲っていた石を取り除いたり、日光を遮っていた スギの木を伐採するなど、住民で協力して環境づくりを行ってきました。
 満開の桜とともに、住民の笑顔の花も咲き誇ります。
 地元のフォークソンググループ、あぜみちによるオリジナルの「法明寺桜の歌」も披露され、大いに盛り上がりました。