小さき声の会 防災講演会 命の教訓を次に生かす 防災の心得

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 4月23日、旧大野小学校で、防災の心構えをテーマに講演会が行われ、およそ40人が参加しました。
 南丹市の有志で活動する小さき声の会が、地域や家族の防災力を高めることを目的に開いたもので、フリージャーナリストの守田敏也さんを講師に招きました。
 守田さんは、甲状腺被ばくを予防する安定ヨウ素剤を市民に事前配布した兵庫県篠山市で、原子力災害対策検討委員を務めており、原発に隣り合わせのまちで、いざという時の避難の注意点について話しました。

 「どんな災害も必要を感じたらすぐに避難する、避難の率先者になる、そして普段からの訓練が大切。また安定ヨウ素剤を、事前に学習し市民に配布することは、避難の意識付けや効果的に飲むことにつながる」といった、減災の観点からの講演を、参加者は熱心に聞きました。