木工体験教室 木の性質と道具の使い方を学ぶ

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 7月30日、NPO法人摩気高山の郷振興会が主催する夏休み木工体験教室が旧摩気小学校を会場に開かれ、園部町内の小学生30人が参加しました。
 摩気高山の郷振興会では、自然を使った学びをコンセプトに、今までに陶芸や草木染体験などを開催してきました。
 今回はNPO法人京都匠塾から指導を受け、木で虫カゴを作りました。
 金槌の使い方やボンドの付け方、木目を意識した紙ヤスリの仕方など木工作業で大事なポイントを学び、取り組んでいました。
 またこの日は、カブトムシやクワガタのプレゼントもありました。

美山山村留学センター 体験留学 美山の豊かな自然 夏を満喫

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 7月29日から30日にかけて、美山山村留学センター夏の体験留学が行われました。
都市部に住む子ども達に美山の自然を体験してもらい、来年度の山村留学の希望者を募るもので今回は、大阪や京都市から10人の小学生が参加しました。
 30日には、川遊びや野菜の収穫などを体験しました。
 鮎つかみでは、初めは鮎の素早い動きを目で追うのもやっとでしたが、地域の人に取り方を教えてもらい、徐々にコツをつかんでいました。
 その後、川で泳いだり、水切りをしたりと、自然豊かな美山ならではの遊びを楽しみました。
 美山の魅力を全身で感じた子どもたち。夏休みの楽しい思い出となりました。

吉富ノ庄 夏休み写真企画 ピンホールカメラを作ろう

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 7月30日、八木町の旧吉富小学校「吉富ノ庄」を会場に、夏休み写真企画が開催されました。
 写真を気軽に楽しんでもらいたいと吉富ノ庄で活動するワタリドリ写真部が、「フィルムケースでピンホールカメラを作ろう」と題して企画。市内外から親子連れおよそ30人が参加しました。
 写真家で大阪芸術大学客員教授の吉川直哉さんから、小さな穴に光が通ると、逆さまに見えるカメラの仕組みについて説明を受け、実際にカメラを作りました。穴を空けたフィルムケースに、さらに小さな穴のアルミの板を張り付けピンホールを作ります。暗室でケースの中に印画紙をセットし、シャッターを切ると、人物や背景がはっきり写ったものもあり、参加者は感心しながら出来上がりを楽しんでいました。

森の学び舎五ヶ荘オープンデー 工作体験 夏休みの思い出に

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 7月30日、日吉町の旧五ヶ荘小学校で、森の学舎五ヶ荘オープンデーが開かれました。
 住みよいむらづくり協議会が主催して毎月1回開かれているもので、今回は工作教室や交通安全教室など、一日を通して気軽に立ち寄れる催しが開かれました。
 クラフトテープのかご作りには、地元日吉町の子どもたちが参加。思い思いに工作の時間を楽しみました。
 またお昼時には、森のピザづくり体験もあり、地元産野菜を好きなだけトッピングして、窯で焼く本格ピザを味わいました。
 次回、森の学舎オープンデーは9月上旬に予定されています。

美山サイクルグリーンツアー 美山の幸を堪能!!サイクリスト集う

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 7月30日、美山サイクルグリーンツアーのロングライドチャレンジが行われ、全国各地からサイクリストが集まりました。
 美山町全域に設置された11か所のチェックポイントを巡り、全長125キロのコースを走ります。 
決められたコースはないので、参加者が好きな道を選び、各チェックポイントでリストバンドを受けとります。エイドステーションと呼ばれる休憩所では、美山町5つの地区それぞれの地域の名産品を味わうことができます。
 鶴ヶ岡のエイドステーションでは鹿肉コロッケ、地元野菜のてんぷらなどでおなかも心も満たされました。
 美山の自然と地域の人の温かいおもてなしに、参加者も大満足の様子でした。

夏休みボランティア体験&バザー 多彩な団体 活動をPR

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 7月29日、園部公民館で夏休みボランティア体験&バザーが行われました。
このイベントはボランティア団体の活動を広く知ってもらうために、園部町ボランティア連絡協議会が毎年開いています。
 点字や車イス体験の他、絵手紙、オカリナ、マジックなど11種類の体験が用意され、参加した子ども達は会場をまわって次々と体験していました。
 今年は将棋体験のコーナーが初登場。大人に交じって子どもも将棋を体験しました。
 子ども達は楽しい夏休みの一日を過ごしました。

女性の館でアロマオーナメントストーン講座 自分だけの、素敵な作品づくり

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 7月29日、女性の館で、アロマオーナメントストーン講座が開かれ、18人が参加しました。
 講師はアトリエ彩の松田彩子さんで、アロマオイルを配合した石膏を、好きな型に流し込み、陶器のような質感のオーナメントストーンを作っていきます。
今年初めて行われた講座で、参加者は、仕上がりがどんな作品になるのか、とわくわくしながら取り組みました。
 またオーナメントストーンと一緒に飾ると楽しい、空き箱のデコレーションにも挑戦しました。
完成した作品からは、ほのかな香りが漂い、参加者は玄関や部屋など、どこに飾ろうか、プレゼントしようかと、口々に話していました。

平屋サマーパーティー&お泊り会 平屋の子どもたちに夏一番の思い出を

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 7月28日29日の2日間、平屋サマーパーティーアンドお泊り会が開かれました。
初日の午後は、子どもたちが大好きな川遊び。上平屋水泳場で、飛び込んだり魚を探したりと、思い思いに水と戯れる姿がありました。
 お泊り会は、平屋の小学生に夏を思いきり楽しんで欲しいと平屋ふれあいサポーターや食生活改善推進員、PTA、平屋振興会など、平屋の団体が地域ぐるみで協力し合って、10年以上開催してきた恒例行事です。
 今回は中学生のサポートもあり、子どもたちは工作教室やクッキング、夜の花火など1泊2日のイベントを心から満喫しました。

美山町上平屋区 集落懇談会 集落の再生を考える

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 7月29日、美山町上平屋区で、今後の地域づくりについて考えようと集落懇談会が開かれました。
 地域の抱える課題や将来のあり方、その改善策などを話し合おうと開かれたもので、およそ30人の区民が集まりました。
 講演では、渡辺地域経営研究所 主宰の渡辺 信夫さんが、上平屋の歴史と、全国で取り組まれている健康づくりや農業の事例などを紹介しました。
 そのあと、意見交流が行われ、田畑の維持管理についてや地域で日本茜を栽培してはどうかという提案、Iターンで移住した人にとっては自然環境の豊かさに満足しているなど、地域の特性について共有し合いました。今回をスタートとし、上平屋の地域ぐるみの取り組みがはじまります。

JR八木駅東口周辺整備促進協議会 安全の確保など 意見交換

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 7月27日、八木町南地区自治会館で、今年4月に発足した、JR八木駅東口周辺整備促進協議会が、意見交換会を開きました。
 八木駅周辺では、西口の土地区画整備事業と新駅舎の建築など、話し合いが進められています。今回は、駅舎や東口駅前広場、国道9号付近について南丹市と意見交換会が行われました。
 現在、駅前広場は面積が狭く、通勤通学者の自転車や送迎、路線バスなどで混雑しています。また、国道9号沿いは、ガードレールがなく歩道も狭いため、雨天時や車いす利用者は特に移動が困難です。協議会の会員からは、「歩道と車道が混在していることに慣れ、危機感を感じる」「安全対策で、南丹市として出来ることはすぐにでも行ってほしい」と意見がありました。協議会では、これらの意見をまとめ南丹市に要望書として提出されます。

イングリッシュ デイ キャンプ in るり渓 他校の小学生と英語を使って交流

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 7月27日、京都府立るり渓少年自然の家周辺で、イングリッシュデイキャンプインるり渓が行われました。英語を使ったクイズラリーなどで、他校の小学生との交流を深めようと、南丹市教育委員会が初めて企画しました。
 市内の小学5年生13人が参加し、英単語の問題などが書かれたチェックポイントを、グループで協力しあいながら進みます。「好きな食べ物や動物」などの質問にも、子どもたちは、元気よく英語で答えていました。
 およそ90分間、自然の中を散策し、突然の雨にも負けず、子どもたちは、英語が伝わる喜びを感じながら、交流を深めていました。

京都丹波トライアスロン大会 準備会議 大会まであと1か月 準備進む

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 7月25日、南丹市役所八木支所で、第3回京都丹波トライアスロン大会の開催に向けた、準備会議が開かれました。
 大会事務局である南丹市や京都府の職員、京都府トライアスロン協会、南丹市体育協会などから代表者が集まり、交通規制の看板設置や大堰川の清掃など、1か月後に迫った大会に向けての準備計画を話し合いました。また今大会には、救護チームに、今年新設された明治国際医療大学救急救命学科の教員と学生38人の参加が決定したことも、報告されました。
 第3回京都丹波トライアスロン大会は、8月27日日曜日に八木町の大堰川緑地公園および周辺コースで開催されます。

夏休み子ども朝学習会お助けプロジェクト 振興会で子どもをサポート

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 7月24日から28日の5日間、旧知井小学校で、夏休み子ども朝学習会、お助けプロジェクトが行われました。
 知井地区では、夏休みに朝学習や川遊びなどを、各集落ごとに行うことが恒例となっていましたが、少子化に伴い、知井振興会が開催することになりました。
 この日集まった26人の児童らは、国語や算数ドリルなどを教え合いながら宿題に取り組みました。
 朝学習の後には、綾部市から、かんばやし紙ヒコーキ倶楽部の葛目光男さんを招き、紙ヒコーキ教室が行われました。飛距離を競う「いかヒコーキ」と飛行時間を競う「へそヒコーキ」の2種類を作成し、風に乗ってやさしく飛ぶ紙ヒコーキに児童らは歓声をあげていました。

南丹将棋大会 一手に集中 老若男女が勝負に挑む

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 7月23日、園部公民館で、地方創生・南丹将棋フォーラム「第三回南丹将棋大会」が行われました。
 南丹将棋教室を開いている「と金の詩」と園部公民館が主催する大会で、今回は福崎文吾九段を迎え、小学生から70歳代の男女およそ70人が、市内外から参加しました。
 階級別にリーグ戦で戦い、予選通過者でトーナメントを行う大会。一手一手慎重に、なかなか勝敗のつかない対局や、小学生が大人を悩ませる、という場面もありました。
 また福崎九段や美山町出身でアマ三段の吉田航さんとの指導対局もあり、子どもたちは直々の指導に目を輝かせていました。
 大会の南丹市の入賞者は、Bクラス(4級から初段相当のクラス)で、八木町の中川年啓さんが優勝、園部町の中西博美さんが3位で、メダルと賞状が贈られました。

新庄サマーキャンプ 心に残るふるさとの体験を

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 八木町の旧新庄小学校を会場に、夏休みに入った子どもたちがキャンプを行いました。
 7月22日・23日の1泊2日、八木町の新庄地域振興会が主催する、新庄サマーキャンプが開催され、新庄地域の小・中学生を始め、大阪や京都の都市部の子どもたちも一緒に参加しました。
 キャンプ初日、およそ50人の子どもたちは6つの班に分かれ、まずは山登りに出かけました。
 新庄サマーキャンプは、新庄小学校が閉校するまで30年近く続いた、地域の子どもたちに愛されてきた行事です。思い出のキャンプをもう一度開催してほしいと保護者や地域の要望が高まり、今回3年ぶりの開催となりました。
 ふるさとの自然や歴史に触れながら仲間と協力して過ごす1泊2日。グラウンドにテントを張り、夜はキャンプファイヤーに肝試し、夏にしかできない体験を存分に楽しみました。

日吉町 新シ元気大作戦 笑顔が集会所を包む

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 7月23日、日吉町の新シ会議所で寄席が行われました。
 新シ区では、住民同士が親睦を深め、元気になろうと3年前から「新シ元気大作戦」と題して、健康講座など様々な取り組みを行っています。この日は、漫才や三線の演奏、落語が行われ、およそ30人が集まりました。
 大阪を中心に活動する漫才コンビ、リスナップによる漫才では、観客を巻き込んだ軽快な掛け合いが、笑いを誘いました。また、三線奏者の藤本真希さんの、伸びやかな歌声に、参加者は歌詞を口ずさんだりと思い思いに楽しみ、集会所は大いに盛り上がりました。

八木町氷所 瑞雲寺 夏休み座禅会

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 22日と23日、八木町氷所の瑞雲寺で座禅会が行われました。
 住職の長門 明成さんは、「ゆっくりと呼吸を数えながら、心を落ち着かせましょう」と語りかけ、参加者は座禅の心構えや作法を教わりました。
 23日には、お粥のふるまいもあり、食べ物をいただくことへの感謝と禅の心を感じながら精進料理をいただきました。保護者や地域の人も一緒に、心おだやかなひと時を過ごしました。

明治国際医療大学 スポーツ振興企画 リレー・ハードルの上達のコツを学ぶ

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 7月23日、明治国際医療大学 陸上競技場で、スポーツ振興企画 短距離リレー・ハードル講習会が開かれました。
 大阪・京都・滋賀の高校で、陸上に取り組む生徒45人が参加し、明治国際医療大学陸上競技部の学生と一緒に講習を受けました。
 大阪高等学校陸上競技部、名誉監督の岡本博さんからは、4×100メートルリレーの、バトンの受け渡しにおけるテクニックや心構えなどを教わりました。
 また、ハードルの講習では、陸上競技部コーチの中才幸樹さんから、10台のハードルと向き合う競技の面白さについて教わりました。
 日本トップレベルの選手を育成する指導者たちの言葉に、高校生は多いに刺激を受けていました。

八木の夜市 恒例の夜市 親子連れで賑わう

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 7月22日、八木駅前や本町通りで八木の夏の風物詩、夜市が行われました。地元の本町商店会や八木駅前会などが出す露店には、子ども達が行列を作りました。
 金魚すくいなどのゲームコーナー。かき氷、綿菓子など、お祭りの定番メニューが並び、浴衣姿の子ども達や親子連れでにぎわいました。
 商店街を盛り上げようと、店主らも屋台を切り盛りし、買い物客との会話も弾み、訪れた人たちは、恒例の夜市を楽しんでいました。  
 八木駅前では、かつて盛んに踊られていた八木音頭の踊り会も開かれ、賑やかに夜が更けていきました。

本町夜市×そのべ軽トラ市 合同開催で復活 夏の一夜賑わう

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 7月22日、園部町本町で「本町夜市」と「そのべ軽トラ市」が合同開催されました。
 本町夜市は商店会「本町繁栄会」が主催し、4年前まで夏の恒例イベントとして地域住民に親しまれていました。
 夏の楽しみを提供したいと、今回はにぎわいコンソーシアム園部が主催する「そのべ軽トラ市」と合同で開催。会場には大勢が詰めかけました。
 商店による飲食コーナーや金魚すくい、スーパーボールすくいなどのゲームコーナーに加えて、飲食、クラフト品、バザーなどの軽トラ屋台が並び、子ども達は大喜び。ライブもあり、大いに盛り上がりました。

摩気高山子ども未来塾 入塾式 体験のなかで楽しい学びを

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 7月22日、旧摩気小学校で、摩気高山子ども未来塾の入塾式が行われ、園部地域の児童68人と保護者が集まりました。NPO法人摩気高山の郷振興会が3年前から、南丹市内の元教員等が指導する、摩気高山子ども未来塾を運営しています。高屋直志会長は、「未来塾では、ほんものに触れる体験のなかで、学びを深めていきましょう。」と挨拶しました。
 またこの日は、園部高校の合唱部の美しい歌声や摩気太鼓の演奏を楽しみました。
 子どもたちは今後、9月から月に2回ほどのペースで、国語の漢字や数学の文章問題、理科の実験などの学びを深めてきます。

放送大学×美山DMO×南丹市情報センター 連携協定を結ぶ 文化・地域振興と人材育成に寄与

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 7月20日、美山文化ホールで、「放送大学地域貢献プロジェクトに係る連携・協力に関する協定書調印式」が行われました。

 通信制大学として教養教育の振興に貢献している放送大学と一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会、そして公益財団法人南丹市情報センターの3者が、連携・協力することで、「京都丹波高原国定公園」を舞台に多くの府民・市民が学べる機会を創出し、素晴らしい自然・文化遺産を次世代へ引き継いでいこうというものです。

 放送大学京都学習センター所長の江﨑信芳さんは「京都学習センターの活動として、国定公園を生かした学習機会が持てたこと、そして南丹市とのご縁に感謝したい」と話しました。

 この連携協定締結後、初めての取り組みとして、美山町を会場に、放送大学京都学習センターの公開講座「森の京都カレッジ」が9月から開催され、地域の振興と観光分野の人材育成に期待が寄せられています。

 

美山中学校アンビシャスタイム 体験し感じたことを発表しあう

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 7月19日、美山中学校で、アンビシャスタイムが行われました。

 ゴールデンウィーク中の家事や農業といった手伝い、校外学習や修学旅行の取り組みの成果などを発表し、今後の学校生活に活かそうと行われているもので、各学年合わせて7人が発表しました。

 親戚の子どもたちの世話を通して、自分の親への感謝の気持ちが持てたこと、修学旅行で体調を崩した自分を、仲間が親身になって助けてくれ、たくさんの人に支えられていることに気づけたことなど、体験を通して感じた自分の意見や感想が発表され、生徒らは真剣に耳を傾けました。

 

美山小学校 防犯教室 夏休みを安全に過ごすために

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 7月18日、美山小学校で防犯教室が開かれ、全校児童と保護者が参加しました。

 子どもたちが、夏休みを安全に過ごせるようにと開かれたもので、はじめに不審者が学校内に侵入したとの想定で、教職員と警察署員による対応訓練が行われました。

また、南丹警察署スクールサポーターの北村幸弘さんから、自分の身を自分で守るポイントを聞きました。知らない人に声を掛けられたら、ついて行かないことや大人の助けを呼ぶこと、防犯ブザーはいつでも使える場所につけること、手をつかまれた時の逃げ方などを教わりました。

明田忠弘校長は「防犯のためにも、日頃からしっかり挨拶をして、地域の人に顔を覚えてもらいましょう」と子どもたちに呼びかけました。

 

園部中学校3年生 国際理解協力講演会 世界の現状を知り、自分たちにできることを考える

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 7月18日、園部中学校の3年生が国際理解協力について講演を聞きました。

 福祉・医療・教育など社会問題の解決に向け活動している、公益財団法人「日本財団」の大久保郁子さんと富永夏子さんが講師に招かれ、世界には戦争や紛争により学校に通えない子どもたちやハンセン病などの病気によって差別を受けている人がいることなど、日本財団が支援を行っている事業について紹介しました。

 世界各地で写真を撮影しているフォトグラファーの富永さんは「差別や偏見を減らすには、よく知り理解すること。身近な課題について考えることが、国際的な視野をもつことにつながる」と話しました。生徒たちは、自分たちにできることを考え、興味を持ったことに一歩踏み出すことの大切さを感じていました。

 

南丹市歴史教室 宍人城 在りし日の面影訪ねて

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 7月16日、南丹市歴史探勝会が、今年度1回目の歴史教室を開きました。

 今回は園部町宍人を舞台に、園部藩初代藩主、小出吉親(こいで よしちか)が園部陣屋築造の際に滞在した館跡と、地元を治める小畠氏の城の遺構をテーマに行われ、およそ50人が参加しました。

 宍人公民館で、丹波史談会副会長の若江 茂さんが遺構について説明。また生身天満宮が所蔵する、小出吉親が大阪の陣で実際に着用したとされる鎧が初公開されました。

 また、実際に山に入り、遺構を見て回りました。現在は石垣や建物は残っていませんが、土塁や堀、堀を渡るための土橋が残っており、参加者は、往時の面影を感じながら、解説に聞き入っていました。

 

ひよし夏祭り 夜空に咲く大輪の花

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 7月17日、日吉ダムスプリングスパークで、「ひよし夏祭り2017花火大会」が開催されました。

 日吉ダムの探検ツアー、南丹娘やフォークグループあぜみちによるステージ、また地域の加工グループなどの屋台も出て、会場には家族連れらおよそ4,000人が訪れました。

 日が暮れて、恒例の花火がスタートしました。今年の花火は、打ち上げ箇所を例年より増やし、より迫力のある演出で、およそ800発が打ち上げられ、観客は夜空に咲く大輪の花に見入っていました。

 

口人の郷野菜市 4周年 交流の場 野菜作りの励みにも

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 園部町口人の住民による野菜市「口人の郷 野菜市」が、16日、4周年を迎えました。

 口人の郷 野菜市は、地域のコミュニケーションの場として毎月第1・第3日曜日の2回開かれています。市内は元より市外の都市部からも買い物客が訪れるようになり、今では住民たちの野菜作りの励みとなっています。

 今回は4周年の記念に「夏野菜の詰め放題」を企画。きゅうり、なす、じゃがいもなど、新鮮な野菜を袋一杯に詰め、満足した来場者の姿がありました。

 口人の郷代表の西田 正憲さんは「地域の活性化の為に、これからもずっと続けていきたい」と話し、更に野菜市を充実させる計画です。

園部町 口司の虫送り

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 稲が青々と育ってきた頃に行われる虫送り。昔は各地の農村で行われた夏の風物詩ともいえる行事だったそう。

 16日、園部町口司で虫送りが行われました。

 雨上がりの夕刻、大小さまざまな松明を担いで地域住民が集まります。そして、日暮れとともに虫送りの神事が始まりました。

 松明の炎を振り回し、稲につく害虫を駆除しようとする伝統行事で、米の豊作を願うものです。

 園部町口司では、今もその古き風習を受け継いでいます。

 あぜ道を行く炎が揺らめき、夏の夜に幻想的な風景が広がりました。

園部高校教育振興会記念講演 パフォーマンス課題で生徒の学びに向かう力を引き出す

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 7月15日、園部高校で、教育振興会の記念講演会が行われました。

 教育振興会は、生徒の部活動、進路指導、国際交流などの支援を行っています。記念講演会では、前校長の永井正人さんが「生徒の『資質・能力』を育てる園部高校の取り組み」をテーマに講演しました。

 園部高校では、生徒の学力を多面的に評価するために、筆記や実技テストに加え、レポートやプレゼンテーションなどにより理解の深さを評価する「パフォーマンス課題・評価」を、英語や国語、理科などの教科に取り入れました。結果、生徒の学習意欲は高まり、この取り組みは、全国の高校の授業改善のモデルと評されています。

 永井さんは「生徒の学びに向かう力を最大限に引き出すこと。そしてどのように社会と関わり、より良い人生を送るかにつなげることが大切」と話しました。

 

 

南丹藍活プロジェクト 刈り取り 立派に育った“藍” 人と人をつなぐ

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 園部町口人で藍の栽培に取り組む「南丹藍活(あいかつ)プロジェクト」が、15日、藍の刈り取り作業を行いました。

 このプロジェクトは、園部町で織物工場を営む藤本 義人さんが、藍を育てる事で耕作放棄地を減らしてオリジナル商品の開発にもつなげようと呼びかけたもので、地元口人の住民や集落支援員、地域おこし協力隊らが今年3月から取り組んできました。

 刈り取り作業にはこれまで協力してきた人に加えて、参加者から誘われた人、SNSを見て興味を持った人など、遠くは名古屋から12人が集まりました。

 照りつける太陽の下、藍の周囲に茂った雑草を取り除いて、一株ずつ手作業で刈り取りました。

 藍は一度刈り取ってもおよそ2ヶ月後には再度収穫できるようになります。南丹藍活プロジェクトでは、今後も継続して藍の栽培を行い、更に規模を大きくしていく考えです。

日吉町郷土資料館 井上辰夫展 キャンバスに描いた 日吉町天若・中区の風景

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 15日から、日吉町郷土資料館で、井上辰夫展が行われています。

 故・井上辰夫氏は日吉ダム建設に伴って消えゆく集落の風景を描いた、福島県出身の画家です。

 日吉町天若と中区がダム建設によって水没することを知った昭和60年から3年間、夏の暑い日も、冬の寒い日も地域に通い続け、四季の移ろいやそこに暮らす人々の営みを描き続けました。

 旧天若保育所やかやぶき民家などの情景がおさめられ、色鮮やか油絵の温もりのなかに、どこかせつなさを感じる作品の数々です。

 また、井上さんの好きだった兎や花などをモチーフにした作品も並び、なかには陸上選手だった自分自身をうさぎに重ねた作品もあります。

 「井上 辰夫展 キャンバスに描いた あの日の風景」は9月10日まで開かれています。

天然記念物樹木観察バスツアー 南丹市初の指定文化財 巨木を巡る

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 15日、南丹市教育委員会が主催する「天然記念物樹木観察バスツアー」が行われ、南丹市や亀岡市の住民ら13人が参加しました。

 今回のツアーは、今年4月に3本の樹木が南丹市指定文化財(天然記念物)に追加されたことを受け、緑の癒しを感じながら文化財に親しんでもらおうと企画されたものです。

 訪れたのは、園部町美園町の「南陽寺のカヤ」、「天引八幡神社のムクノキ」「摩気神社 口(くち)の天狗杉」の3ケ所と、京都府指定文化財である千妻「朝倉神社のスギ」も見学しました。

 園部町竹井の摩気神社では、社殿奥の胎金寺山(たいこんじやま)中腹に登り、「口の天狗杉」を見学しました。

 口の天狗杉は高さ40メートル、幹回り6.7メートルの大木で、樹齢は300年から350年と推定されています。

 手入れをされた杉とは異なり複雑に枝を伸ばす姿が印象的で、天狗が住むと言い伝えられています。

 参加者は永い時を刻む立ち姿に見入り、巨木が持つ生命力を感じていました。

田歌の神楽 伝統芸能で豊作祈る

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 14日、美山町田歌の氏神である八坂神社で、京都府登録無形民俗文化財に指定されている「田歌の神楽」が奉納されました。

 宿を出発した天狗や鬼、ひょっとこなど一行は、神社までの道のりを練り歩きます。

 道中、太鼓や笛のお囃子に合わせて白塗りでふんどし姿の奴(やっこ)3人が踊りを披露し、祭りは見せ場を迎えます。

 この日は、地域学習として美山小学校の3年生が見学、見物客や地域の人達で賑わいました。

 八坂神社に到着後、神事の後には神楽の奉納が行われます。太鼓を乗せた神楽堂で、「さんぎり」「にぎまくら」など、太鼓の腕自慢や舞が披露され、豊作を願う祭りが田歌の地に本格的な夏の訪れを告げました。

第2次総合振興計画 ワークショップ 10年先の南丹市を考えて 意見活発に

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 7月13日、南丹市役所日吉支所で、第2次南丹市総合振興計画策定のための市民参加のワークショップが行われました。
 南丹市では、平成30年から10年間のまちづくりの基盤となる第2次総合振興計画の策定を進めており、市民の声を活かして計画づくりを進めようとワークショップを計画。市民の視点で語る場が開かれました。
 初回となる日吉会場のテーマは、「環境資源の活用、南丹ブランド」で、年代や職業が異なる住民と、市役所若手職員が、活発に意見を交わしました。
 今後、24日まで園部・八木・日吉・美山の各会場でワークショップの開催が計画されており、南丹市ではより多くの市民への参加を呼び掛けています。

園部第二小学校4年生 着衣水泳 水の事故から身を守る術を学ぶ

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 7月13日、園部第二小学校で、着衣水泳の講習が行われました。
 海や川など水辺で遊ぶ機会が増える夏休みを前に、水難事故から身を守ろうと、南丹市消防団園部支団と女性分団の協力で実施されました。
 4年生の授業では、実際に服を着たままプールの中に入り、体の浮き方を練習しました。水を含んだ時に服がとても重くなることや、力をぬいて浮くことの難しさを実感していました。
 また、水場には決して一人で行かないこと、水難事故に遭遇したときには大人に助けを求めること、ペットボトルなど浮くものを投げ入れるなど、児童たちは体験を通して学びました。

園部高校に交換留学生 素敵なクラスメイトに囲まれて 日本語勉強中

園部高校留学生00000000 園部高校では、6月から交換留学生を受け入れています。

 留学しているのは、アメリカ合衆国ペンシルベニア州から来日したレイノン・クレアさんです。

 12日には、2年生と一緒に書道の授業を受けました。

 好きな漢字を選んでTシャツに書く授業で、生徒たちは思い思いの漢字を選び、筆を走らせました。

 母国でも日本語を学び、更に深く学びたいと留学を決めたクレアさん。クラスメイトや先生からもアドバイスを受けながら、一生懸命に書き上げました。

 「素晴らしいクラスメイトと出会う事が出来て、素敵な時間を過ごせた」と語るクレアさん。日本での学びと園部高校生と交流を深め、8月初めまで日本に滞在します。

園部高校3年生 放射線の観察 科学的に理解する力を育む

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 7月11日、園部高校で、理科を選択する3年生を対象に、放射線を観察する特別授業が開かれました。
 講師は、元高校教諭で、全国各地で科学の面白さを実験で伝えるサイエンスプロデューサーの戸田一郎さん。戸田さんが考案した「霧箱」と呼ばれる実験装置で、水蒸気となって現れる放射線を、生徒たちは興味深く観察しました。
 放射線は、空気や食べ物などからも検出される身近にあるもので、今、教室内でどれくらい放射線を浴びているのかなどを調べました。また、医療や工業製品などに利用される放射線の特徴について理解を深めました。
 戸田さんは「測った数値を覚えておき、有事の際に安全か危険かを判断する基準とするなど、世の中の出来事について科学的に考える力を身に着けてほしい」と話しました。

八木中学校で薬物乱用防止教室 薬物への正しい知識と判断力を身につける

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 7月11日、八木中学校で、全校生徒と保護者を対象に、薬物乱用防止教室が行われました。
 京都府教育庁指導部、学校教育課副課長で、京都府警察少年課警部の魚住友記さんを講師に招き、薬物犯罪の現状や危険性、正しい知識と判断力について話を聞きました。
 覚せい剤や大麻などの薬物犯罪は低年齢化しています。違法薬物は個人の健康や精神を蝕むだけでなく、家族や友人関係の崩壊につながること、幻覚や妄想などの症状から社会的犯罪につながること、依存性が強いことなど、具体的な事例が話され、生徒らは真剣に話を聞きました。
 魚住さんは「一度の快楽が一生の苦痛となる薬物。巧妙な誘いや誘惑にも、強い気持ちを持って断ることが大切」と話しました。

ふるさと丹波路開業7周年 地域を一つに 笑顔のために

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 7月9日、地元野菜や特産品の直売をしている「ふるさと丹波路」が開業して7周年を迎えました。
 園部町埴生の国道372号沿い「ふるさと丹波路」は、地域を一つにしたい、地域住民が交流できるコミュニティーの場にしたいとの思いから開かれました。
 この日は、あいにくのお天気でしたが、新鮮なトマトやキュウリ、万願寺唐辛子などの夏野菜を目当てに京都市内や大阪から、大勢が
訪れました。
 リピーターも多く、この場所の雰囲気や気軽さが魅力につながっています。
 その他、メダカや金魚の販売、地元の野菜を使った豚汁の振る舞いもありました。
ふるさと丹波路は、火・木・土・日曜の午前8時半から12時まで
開かれています。
 また、京都府が企画する「京都丹波イチ推しの食」として10月31日までスタンプラリーのコースにもなっています。

京都府土地改良事業団体連合会 南丹支部通常総会 農業・農村事業の整備 次世代に受け継ぐために

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 7月9日、南丹市国際交流会館で、京都府土地改良事業団体連合会南丹支部の通常総会が行われました。
 南丹市園部町と八木町、亀岡市三俣の土地改良区の代表など、およそ40人が出席しました。
 京都府土地改良事業団体連合会南丹支部支部長の野中広務さんは、「高齢化や野生鳥獣被害など、農業の抱える現状は厳しいものがある。移住などの観点からみても、農業の整備は、求められているものが大きいので、今後も農村事業の強化に取り組んでいく」と述べました。
 また昨年度圃場整備が完了した、八木町の野条・池上地区圃場整備協議会に功績者表彰が贈られました。
 昨年度の事業報告と決算。そして今年度の事業計画と予算の審議があり、農業の環境を守り、次の世代につないでいく圃場整備事業が承認されました。

摩気高山子ども未来塾 漢字出前教室 学校にまつわる漢字 楽しく学ぼう

01_未来00000000 7月9日、美山町の旧鶴ヶ岡小学校で、漢字出前教室が開かれました。
 NPO法人摩気高山の郷振興会が、園部町で開催している子ども未来塾の課外活動として企画した講座で、園部町と美山町の小学生合わせて20人が参加しました。
 校舎の中を探検し、学校にまつわる漢字を探したあと、元小学校教諭で漢字を研究している、小寺誠さんから、文字の成り立ちについて学びました。漢字の元の形を、ジェスチャーで表現し、木を二本並べて「林」、木に印をつけると「本」になることなど、クイズ形式で楽しく教わり、子どもたちは感心しながら学んでいました。
 全4回シリーズの漢字出前教室、次回は8月11日に、八木町の商店街を歩きながら学びます。

 

 

南丹市消防団園部支団 応急手当普及員講習 救命措置を指導する立場に

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 南丹市消防団園部支団の団員14人が、応急手当を指導する普及員の講習を受けました。
 南丹市消防団園部支団では、人命救助の要となる「応急手当」の技術の習得に力を入れ、市民に指導する立場の人材育成を目指しています。
 5月から月に1度、1日8時間の講習を合わせて3回受講してきました。
 講習では、応急手当の基本を始め、感染防止、ケガの手当、子どもの救命措置について、園部消防署署員から講義と実技を受けます。
 最終日となる7月9日には、スポーツジムや駅などで救助者に出くわした想定で、心肺蘇生法・AEDの使い方、そして指導の仕方や、一般の人に伝えるときのポイントについて学びました。
 受講者全員が筆記試験を通過し、認定書を受けとりました。
 今後、各地域の命を救う要員として、また、指導者として活躍していきます。

公民館講座 水辺の観察 用水路で生き物探し

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 7月8日、八木公民館が主催する「水辺の観察」が開かれ、南丹市内の小学生22人が参加しました。
 子ども達に水辺の環境に親しむ機会をと開かれているこの講座、八木町西田の用水路で、生き物を探し、生息数を調査しました。
 参加した児童は夢中になって水路に網を入れ、生き物がいないか、網の中を一生懸命に探していました。
 今回の採集では、タモロコやエビ、ザリガニの他、絶滅危惧種のスジシマドジョウなど、様々な生き物が見つかりました。

南丹・船井サイバー犯罪対策協議会 ネットトラブルから子どもたちを守るために

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 7月8日、南丹警察署で、子ども達の夏休みを前に「南丹・船井サイバー犯罪対策協議会」が開かれました。
 この協議会は、サイバー犯罪被害防止の為に、関係機関が連携する事を目的に開かれ、南丹市や京丹波町の小中学校の教員、PTAや行政・警察関係者、およそ40人が参加しました。
 最初に、南丹警察署から、インターネットトラブルの現状に関する説明の後、京都府警察ネット安心アドバイザーを務める山脇安三さんが「ネットトラブルから子どもたちを守るために」と題して講演しました。
 山脇さんからは、ネットでの個人情報の取り扱いや子どもたちのSNSトラブルなどを防ぐためには、家庭・学校・地域が協力し、子ども主体のルール作りが大切と話しました。
 また「ネットトラブルを防ぐためにできる事」をテーマにグループワークも行われ、参加者は、子どもが犯罪に巻き込まれないための話し合いや知識を深めました。

日吉ダム施設見学会 20年目を迎え重要性と現状を理解

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 7月7日、水資源機構日吉ダム管理所で説明会と施設見学会が開かれました。
 この日は日吉ダムからの水を利用している京都府や大阪広域水道企業団、関係行政機関など18団体の参加がありました。
 日吉ダム管理所では、20年間、水の安定供給や農業用水などの補給を実施しています。
 さらに、特別警報の出た平成25年の台風18号では、ダム容量を最大限に活用した操作で、亀岡盆地や嵐山などの桂川下流域の被害軽減にも努めてきたことが説明されました。
 また「地域に開かれたダム」として、年間40万人の来場がある周辺施設や地元地域の取り組みの紹介、その他、管理棟やダム堤体内の施設見学がありました。

殿田中学校総合的な学習の発表会 互いに学び合う発表会

02_殿田00000000 7月7日、殿田中学校で各学年が学んだ事を披露する、学習発表会が行われました。
 2年生は、校外学習で訪れた京都市内の寺社仏閣や、大学を見学したことについて発表しました。
 1年生は、自分たちの生まれ育った日吉の自然や歴史について、実際に地域を訪れ学んだことをポスターセッション方式でわかりやすく伝えました。
 また3年生は、修学旅行で訪れた東京の名所の紹介やグルメリポート、戦災センターで東京大空襲について感じた事などを報告し、貴重な体験のなかで、班で協力する事の大切さを学んだと感想を述べました。

 

園部中1年生 防煙教室 タバコの健康被害にあわないために

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 7月6日、園部中学校で、1年生を対象に、タバコの健康被害にあわないための「防煙教室」が行われました。
 南丹市保健医療課と南丹保健所の保健師が講師となり、タバコに含まれる有害物質や吸い続ける事で体に現れる悪影響、海外と日本ではタバコのパッケージや陳列方法、価格などが大きく異なる事などを解説しました。
 生徒たちは熱心に説明に聞き入り、電子タバコも体に悪いのか、どうしてタバコは販売されているのかなどの質問がありました。
 また、タールで汚れた肺や舌の模型、多岐にわたる有害物質などの展示を前に、子ども達はタバコの怖さをしっかりと学びました。

南丹市有線テレビ放送番組審議会 自主放送番組の在り方に活発な意見交換

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 7月4日、南丹市役所で、平成29年度第1回南丹市有線テレビ放送番組審議会が行われました。
 放送番組の適正を図るため、市長の諮問機関として番組審議会を置くことが条例として定められており、JA京都や南丹市女性ネットワーク会議、市議会、各町の区長会などから選出された12人の委員が意見を述べました。
 自主放送番組の内容について事務局から説明された後、意見交換があり、地域の話題提供はどのようにしたらよいか、新規で有線テレビに加入する人のキャンペーン措置はないか、河川カメラの災害時の利用について、議会中継の在り方についてなど、多くの意見が出されました。これらの意見は、今後の番組制作に活かされます。

七夕まつり交通安全教室 家族の安全を短冊に祈る

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 7月4日、南丹警察署で八木中央・八木東幼児学園の年長児48人が、七夕まつり交通安全教室に参加しました。
 園児たちは、家族の絵を描いた短冊を、交通安全の願いを込めて笹に飾りつけました。
 また、標識ビンゴゲームが行われ、道路標識の意味を確認し、楽しみながら学習しました。
 飾り付けされた笹は、南丹警察署の入り口に一週間ほど飾られ、その後、短冊は警察署からのメッセージを添えて園児に返却されるということです。

胡麻郷小学校PTA 夏休みを前に水難救助講習

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 7月4日、胡麻郷小学校で、PTA対象の水難救助講習が行われました。
 夏休みを前に、子どもたちを水の事故から守ろうと、園部消防署日吉出張所の岩本誠さんを講師に招いて、救急救命の必要性について学びました。岩本さんは「有事の際、心肺蘇生法を誰もが行えるようにするために、手順も日々分かりやすく進化している」と話し、胸骨圧迫の手順やAEDの使い方を説明しました。
 保護者からは「小さな子どもと大人では心肺蘇生法の違いはあるか」などの質問や「胸骨圧迫には力がいるので何人か協力者が必要」などの感想も聞かれました。岩本さんは、「救助者がいたときには迷わず処置を行って欲しい。普通救命講習も行っているので、ぜひ参加してほしい」と話しました。

原子力防災 出前講座 美山の子育て世代ら 万が一に備えて学ぶ

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 7月4日、美山町和泉で、原子力防災についての出前講座が開かれ、美山町をはじめ市内各地から15人が参加しました。
 主催したのは、美山町や近隣で暮らす、子育て世代を中心に組織する「子育てを楽しむ会@(アット)美山」で、万が一の時の行動について学ぼうと開いたものです。 美山町の大部分は、福井県の高浜、大飯両原子力発電所の概ね30キロ圏内、UPZに含まれます。今回の講座では、各戸配布されている「原子力防災のしおり」を元に、市役所職員が内容を説明しました。
 参加者は説明に真剣に耳を傾け、「土砂災害の危険が高まっている時は避難をどうすればよいのか」、「興味を持つ人だけでなく、学校などで話を聞く場が欲しい」などの意見や質問が出されました。

天若湖アートプロジェクト2017 日吉ダムの歴史を照らす あかりのアート

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 7月2日、毎年恒例の天若湖アートプロジェクトが開催されました。
 日吉ダムの建設にあたり、ダムに沈んだ集落、上世木・楽河・沢田・世木林・宮村の5つの集落の場所にあかりを灯し、かつての暮らしや文化に思いを馳せて欲しいと開催されているもので、今年で13回目となります。
 設営には、天若湖アートプロジェクト実行委員の摂南大学理工学部の学生らがあたり、朝から日吉ダムの湖面で作業しました。
 およそ120個用意されたあかりは、太陽光で蓄電し、暗くなると光るタイプのLEDライトで、集落の家があった場所をGPSで特定して設置されました。
 夕闇に包まれた午後7時30分、雨上がりの湖面にほのかな明かりが次々と浮かびあがりました。
一夜限りの幻想的なアートを一目見ようと湖岸道路の絶景ポイントには、市内外から多くの観光客やカメラマンが訪れ、美しい湖面を望む姿がありました。

氷室の郷に中国観光客 夏野菜の収穫と料理 農村体験に感激

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 7月2日、八木町氷所の氷室の郷に中国からの観光客が訪れ、農村体験を行いました。
 7月の夏休みを利用して、小学生とその家族11組が、関西を巡るツアーの一環で訪れたものです。
 氷室の郷では、夏野菜を収穫し、野菜を料理しました。氷室の郷の女性グループ、かりんのメンバーが、身振り手振りで伝えながら、一緒に天ぷらやだし巻卵を作ります。
 中国、南京市の都市部に住んでいる子どもたちにとって、野菜の収穫も料理も初めての体験だそうで、いきいきと楽しむ姿がありました。
 出来上がった料理に大喜び、みんなでおいしくいただきました。

氷室の郷 染色体験 オリジナルTシャツを作ろう

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 八木町氷所の氷室の郷では、7月27日から30日まで、夏休み自由研究と題して、木工と染色の体験教室が行われました。
 29日にはオリジナル模様のTシャツを作る染色体験が行われ、南丹市、京都市、亀岡市からも子どもたちが参加しました。
 今回の教室では布を縛って染料で染めるタイダイ染めを体験。
 縛り方や色の置き方で様々な模様を表現できるとあって、子ども達は工夫しながら取り組んでいました。
 色とりどり、模様も様々なTシャツが出来上がり、子ども達にとって夏休みの大切な思い出の一つとなりました。

第2次南丹市総合振興計画 策定に向けて まちの計画をみんなで考える

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 7月2日、南丹市役所で、第2次南丹市総合振興計画キックオフ講演会とワークショップが行われました。
 平成30年からの、今後10年間のまちづくりの指針となる、第2次総合振興計画を策定するにあたり、市民みんなで計画作りを進めていこうと開かれ、在住、在勤、通学者らおよそ30人が参加しました。
 講師の山崎亮さんは、株式会社studio‐L代表で、地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザイン、ワークショップや市民参加型の計画作りに携わっています。
 山崎さんは定住・移住促進や南丹市の認知度向上、健康長寿といった南丹市の課題と時代潮流、先進事例などを紹介しました。
 ワークショップでは、10年後の自分や南丹市のビジョンとその方法について、参加者が意見を出し合いました。
ワークショップで出された「やりたいこと」や「やるべきこと」は、今後の地域づくりの指針として活用されます。
 今回のワークショップを皮切りに、今後も園部、八木、日吉、美山の各会場で、計12回開催されます。
 検討テーマは、①環境資源の活用 南丹ブランド、②災害への備え 保健・医療・福祉、③地域教育 地域コミュニティの3つです。興味のあるテーマを選び、ご希望の会場にご参加ください。
 南丹市在住、在勤、通学の方なら誰でも参加できます。参加希望の方は電話・FAX・メールのいずれかでご連絡下さい。応募の締め切りは7月10日月曜日までです。

地域を伝える人フォーラム ローカルメディアの編集者に学ぶ

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 7月1日、南丹市役所で「地域を伝える人フォーラム」が開かれ、およそ50人が参加しました。
 このイベントは、地域をありのままに伝える編集者の話を聞いて地域の魅力を発信することに興味を持ってもらおうと企画され、地域おこし協力隊と南丹市が主催しました。
 編集者4人が登壇し、南丹市からは、美山町宮島地域で「宮島田舎暮らし読本」の編集や取材をした、地域おこし協力隊の藤村 香菜子さんと、美山町鶴ヶ岡の名島区で住民に区の歴史や文化を聞き取った冊子「名島の思い出」の制作に携わった集落支援員の芦田 俊孝さんが活動を報告しました。
 参加者から制作にあたっての苦労について質問されると、2人は揃って、継続してコミュニケーションを取る事の重要性を答えました。
 地域おこし協力隊は今後、南丹市の魅力を発信する雑誌などを製作する計画で、今回のフォーラムの内容や参加者との交流を活かして取り組みます。