天若湖アートプロジェクト2017 日吉ダムの歴史を照らす あかりのアート

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 7月2日、毎年恒例の天若湖アートプロジェクトが開催されました。
 日吉ダムの建設にあたり、ダムに沈んだ集落、上世木・楽河・沢田・世木林・宮村の5つの集落の場所にあかりを灯し、かつての暮らしや文化に思いを馳せて欲しいと開催されているもので、今年で13回目となります。
 設営には、天若湖アートプロジェクト実行委員の摂南大学理工学部の学生らがあたり、朝から日吉ダムの湖面で作業しました。
 およそ120個用意されたあかりは、太陽光で蓄電し、暗くなると光るタイプのLEDライトで、集落の家があった場所をGPSで特定して設置されました。
 夕闇に包まれた午後7時30分、雨上がりの湖面にほのかな明かりが次々と浮かびあがりました。
一夜限りの幻想的なアートを一目見ようと湖岸道路の絶景ポイントには、市内外から多くの観光客やカメラマンが訪れ、美しい湖面を望む姿がありました。