南丹市歴史教室 宍人城 在りし日の面影訪ねて

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 7月16日、南丹市歴史探勝会が、今年度1回目の歴史教室を開きました。

 今回は園部町宍人を舞台に、園部藩初代藩主、小出吉親(こいで よしちか)が園部陣屋築造の際に滞在した館跡と、地元を治める小畠氏の城の遺構をテーマに行われ、およそ50人が参加しました。

 宍人公民館で、丹波史談会副会長の若江 茂さんが遺構について説明。また生身天満宮が所蔵する、小出吉親が大阪の陣で実際に着用したとされる鎧が初公開されました。

 また、実際に山に入り、遺構を見て回りました。現在は石垣や建物は残っていませんが、土塁や堀、堀を渡るための土橋が残っており、参加者は、往時の面影を感じながら、解説に聞き入っていました。