地理教育夏季研修会 城下町園部の景観変遷をたどる

03_地理研修00000000

 8月10日、園部町で、地理教育夏季研修会が開かれました。 
 小、中学校、高校で地理を教える教員や研究者らが交流を深め、授業に活かすための研修会として、人文地理学会、地理教育研究部会が主催したもので、近畿各地からおよそ30人が参加しました。
 午前中は、城下町であった園部の町なかを歩き、外堀の跡をたどりながら、歴史や景観の移り変わりについて説明を聞きました。
 講師を務めたのは、園部町小桜町在住の、大阪商業大学 総合経営学部教授 西岡 尚也さんで、道路の再開発の前は道幅が狭かったことや、西岡さんの子どもの頃には外堀に水があったことなど、在住者ならではの話に参加者は興味深く聞き入りました。
 その後にも、生身天満宮や園部城の本丸跡である園部高校などを巡り、現地での考察を深めました。