京都医療科学大学創立90周年記念式典 放射線技術者養成への決意

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 9月17日、京都医療科学大学と運営する学校法人島津学園の創立90周年記念式典が開催されました。
 京都医療科学大学は、診療放射線技師を養成する日本で最も歴史のある学校で、これまで4000人余りの卒業生が、放射線関係の仕事に就いています。この日は、90周年を記念して建築された、新校舎の見学もありました。
 自主意欲がわく環境をコンセプトに、情報通信環境が整い、開放的な学習空間を形成。また、X線やCTなどシステム機器や汚染検査室など、最先端の専門的自修ホールが完備されています。
 記念式典で、遠藤啓吾学長から「学生のソフト面を今後充実していき、心と技を磨いていきたい」と式辞がありました。
 記念講演では、京都大学元総長の井村裕夫さんが、高齢化が進む中、発症前に疾病を予測する「先制医療」に、社会全体で取り組むことの重要性について話しました。