美山かやぶきの里 雪灯廊 一面の銀世界に灯籠ゆらり

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 美山町北のかやぶきの里では、1月27日から、美山かやぶきの里雪灯廊が行われています。
 この冬最強とも言われる寒波の影響で、美山かやぶきの里は一面銀世界となりました。
 第14回美山かやぶきの里雪灯廊は、初日から多くの観光客が訪れ、賑わいました。
 冬場の観光客の増加を狙って始められたこの行事は、今ではかやぶきの里のメインイベントの1つとなっています。
 運営にはかやぶきの里や知井地区の各種団体、観光関連事業者らと知井振興会が組織する実行委員会があたり、地元住民らもボランティアとして加わります。
 訪れた観光客は、かやぶき民家と雪の折りなす風景を楽しんだり、雪でかまくらや灯籠などを作って楽しみます。
 また、地域のグループ、店舗などによる「あったか屋台」が設けられ、多くの観光客が冷えた体を温めました。
 夕刻、知井八幡神社の境内では、和太鼓と日本舞踊の奉納が行われました。
 しんしんと雪の降る境内。提灯の灯りに照らされて、会場は幻想的な雰囲気に包まれました。
 辺りが暗くなると、かやぶき民家のライトアップが始まり、雪の灯籠にも次々と灯りが灯ります。
 冬の夜空に咲く大輪の花。しばし寒さを忘れて見入っていました。
 美山かやぶきの里雪灯廊は、2月3日まで行われます。
 最終日となる3日には、知井八幡神社での和太鼓、日本舞踊の奉納や打ち上げ花火も行われます。