農芸高校・須知高校・相馬農業高校 ワークショップで交流を深める

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 京都府立農芸高校と須知高校は、東日本大震災で被災した福島県立相馬農業高校の生徒を受け入れるなどの支援を、2011年から行っています。2月11日、相馬農業高校の生徒と教員が須知高校を訪れ、3つの高校の生徒がワークショップを行いました。
 相馬農業高校では、津波被害を受け絶滅が心配される日本原産のバラ科の植物「ハマナス」の再生に取り組んでおり、試行錯誤を重ねた結果、昨年4月に実を使ったジャムが完成しました。
 ハマナスジャムに合う食品を探ろうと、須知高校のヨーグルトやクリームチーズ、市販のクラッカーなどを組み合わせて試食。「ハマナスの香りや甘みを活かすためには酸味を加えた方が良い」や「ピザに使うと良い」などの新しいアイデアが出され、専門的に学ぶ生徒同士、交流を深めました。