世木の伝統芸能を守る会 お能教室 梅若家と能楽の面白さを理解する

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 2月18日、殿田とーく・ほーるで、お能教室が行われ、地域住民およそ70人が参加しました。日吉町世木地域は、能楽の梅若家ゆかりの地です。今回は、世木の伝統芸能を守る会が主催し、能楽師で観世流シテ方、梅若長左衛門さんを講師に招き、講演と体験教室を企画しました。梅若さんは、能は戦国武将に愛され広まってきた古典芸能で、梅若家は、現在の世木地域に領地を持ち、明智光秀の家臣だったことなど、地域の歴史について語り、舞を披露しました。
 参加者は、歩き方や扇子の持ち方といった所作の指導を受けたり、能面や装束にも触れたりと、能に親しみを感じながら楽しみました。
 お能教室の後、梅若さんは、梅若家のお墓や菩提寺である曹源寺に参り、芸の道に精進する決意を新たにしていました。