丹波史談会 講演会 生身天満宮 宮司宅の歴史的価値を知る

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 3月17日、園部町美園町の生身天満宮で、丹波史談会の講演会が行われました。
 日本史や日本建築史に詳しい、びわこ学院大学短期大学部ライフデザイン学科教授の丸山俊明さんから、「生身天満宮の宮司が代々住む家の建築史的評価」について話を聞きました。
 現在の宮司の家は、かつて「福量寺」というお寺だったことが、建物内部から発見した棟木やお墓から読み取れるということを説明しました。
 また「丹波の伝統的な造りの民家で、18世紀中期までに建てられたもので、歴史的価値が非常に高い。地域の宝をぜひ大切に守ってほしい」と語りました。
 その後、参加者は、宮司宅やお墓を見学し、地域の歴史が新たに解明されたことを喜び、学びを深めていました。