南丹市家族介護者交流事業 交流会・講演会 いのちについて考える

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 3月23日、南丹市国際交流会館で、家族介護者交流会が開催されました。これは、南丹市高齢福祉課が主催し、在宅で家族の介護をしている人が困っていることや体験したことを相談しあい、交流を深めることを目的に行われています。
 交流会では、日頃感じていることを話し、楽しいひと時を過ごしました。
 また講演会では、全国で講演活動をしている、公益財団法人和歌山県人権啓発センター講師の岩崎順子さんが「ほっとする場所どこですか?ほっとする人だれですか?」と題して、夫をがんで亡くしたときの体験談を話しました。
 病気により、お風呂に入ったりトイレに行くにも介護が必要なこと、今まで出来て当たり前だと思っていたことが特別なことなのだと気付いたと語りました。
 参加者は話に聞き入り時には、目に涙を浮かべる姿もあり、家族の介護について見つめ直し、いのちについて深く考える機会となりました。