野中広務さんの生前を偲び ふるさとでお別れの会

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 去る1月26日に92歳で亡くなった、元内閣官房長官の野中広務さんの、「ふるさとお別れの会」が、4月15日、国際交流会館で開かれました。
 野中さんの家族が、お世話になったふるさと南丹市の人たちに焼香してもらい、故人を偲んでもらえたら、との思いで開いたもので、地域の人たち500人が詰めかけました。また運営には親交のあった有志のボランティアスタッフが協力しました。
 野中さんは、南丹市園部町出身で、園部町議会議員、園部町長として町政に携わった後、府議会議員、京都府副知事を経て、1983年から衆議院議員として活躍されました。自治大臣、内閣官房長官、自由民主党幹事長などを歴任。園部町の社会福祉法人「京都太陽の園」の理事長を昨年まで務めるなど、多忙な中でも常に地元を大切にされてきました。
 別室では、尋常小学校の卒業証書や青年団活動時代の写真、政治家人生を振り返る写真やビデオが上映され、訪れた人々が生前を懐かしみながら、涙する姿が見られました。