身の回りの防災マップ作りに向けた勉強会 災害に備え、歩いて点検

07_防災マップ00000000

 園部町川辺地域の住民でつくる「川辺地域ネットワーク委員会」が6月30日、身の周りの防災マップ作りに向けて、勉強会を開きました。
 講師に京都府災害ボランティアの東直美さんを迎えて注意すべき確認ポイントを学びました。
 地域のふれあい委員会や民生児童委員などが二手に分かれて、大雨が降ると水があふれる水路や崩れやすい山の斜面、空き家などを確認しました。
 また、6月18日の大阪府北部地震で改めて危険性が指摘されているブロック塀も調べ、高さやひび割れの有無などを慎重にチェックしました。
 東さんは、「危険箇所とともに、避難できる安全な場所を知っておくことも大事」とアドバイスしました。
 その後、おいでーなかわべで調査結果を地図上に書き出す作業に取り組み、避難の課題などを話し合いました。

南丹市公共施設シンポジウム みんなで考える公共施設の未来

06_公共施設00000000

 6月30日、南丹市役所で、公共施設シンポジウムが行われました。
 南丹市では、公民館や図書館など355ある、多くの公共施設が大規模修繕や更新の時期を迎えていることから、今後の活用について市民との意見交換を行っています。1回目の今回は、「みんなで考える公共施設の未来」と題して、京都府立大学 公共政策学部准教授の川勝 健志さんの講演を聞きました。
 川勝さんは、「公共施設を考えることはまちづくりを考えること。住民が納得するまで何度も話し合うことが大切」と語りました。 
 またゲストコメンテーターとして園部町在住で、京都精華大学人文学部 講師の黒澤 悠さんが、20代30代の若者の70パーセントが公共施設を利用していない現状を指摘し、魅力ある施設にすることの重要性を語りました。今後南丹市では、各町ごとに、ワークショップを行い、話し合いを進めていくということです。

生身天満宮 地の和人の輪市 手作り市で交流を

05_いきみ00000000

 6月30日は1年の折り返し地点。園部町美園町の生身天満宮で、夏越の大祓が行われました。
 参拝者は、半年の穢れを落とすために、地域の氏子らでつくった茅の輪を8の字にくぐり、家族が健康であるようにと祈りました。
 境内では、手作り市、地の和人の輪市が開催されました。
 地域の交流の場をと開かれているもので、南丹市や亀岡市で活動する団体や企業、およそ30店が出展しました。アクセサリーや編み物などの手作り品や、美味しい食べ物が並び、訪れた人は店主と親交を深めました。
 またガラス瓶のなかに、花やビースを入れるインテリア、ハーバリウムのワークショップもありました。ゆらゆらと揺れて、見た目に涼しさを感じるオリジナルの作品づくりを楽しみました。

八木西小学校 5・6年生 のびやかで元気良い歌声を響かせよう

04_八木西00000000 開校して4年目を迎えた八木西小学校では、今年度「笑顔と歌声があふれる学校」をテーマに、取り組みを進めています。
 6月29日には、5・6年生が、京都府の文化を未来に伝える次世代育み事業の一環で、特別講師を迎えて合唱の授業を受けました。
 特別講師は、合唱指揮者の村上 英明さんと、声楽家の山口 弘美さんです。
 5・6年生の希望者は、8月に行われるNHK学校音楽コンクール京都府予選出場を予定しており、美しい混声合唱を響かせようと、日々練習に励んでいます。「のびやかで元気良い歌声」と講評を受けた後、歌詞の意味や歌う姿勢の重要性などについて教えてもらいました。コンクール出場者は、今後夏休みも練習を重ねていきます。

松田清孝副市長退庁式 長年の労苦ねぎらい拍手で送る

02_マツダ00000000

 6月29日、南丹市役所で、6月30日付で退任する松田清孝副市長の退庁式が行われました。
 西村市長は「八木町の時代から、良き先輩として、良き指導者として長くお世話になった。大変な時もいつも温厚で、幅広い職務の中で、バランスある舵取りをしていただいた。今後は健康に気を付け、南丹市の発展を見守って欲しい」とお礼の言葉を述べました。
 花束を受け取った松田副市長は「昭和46年から47年と3ヶ月お世話になった。今後は一市民として、新たな出会いを楽しみに、これからの生活を過ごしていきたい」と感謝の言葉が述べられ、職員に見送られながら市役所を後にしました。

諏訪神社 環境整備作業 棚野の千両祭りにむけて

05_諏訪神社00000000

 美山町鶴ヶ岡の諏訪神社では、5つの集落が民俗芸を奉納する「棚野の千両祭り」が15年おきに大祭として行われます。
 2年後の大祭に向け、6月28日、宮司と氏子総代らで、神社本殿の調査や環境整備作業が行われました。
 本殿の調査では、ねずみなどの小動物が空けた小さな穴があったものの、特に大きな損傷はありませんでした。
 また、劣化がひどかった参門横の由緒書きの柱の修復作業や草引きなどの美化作業も行われました。
 京都府登録無形民俗文化財に指定されている諏訪神社「棚野の千両祭り」。民俗芸の奉納は、2020年10月に行われます。

園部第二小学校5年 学年PTA 命を救う心肺蘇生術を学ぶ

04_命の00000000

 6月27日、園部第二小学校で、学年PTA行事として、5年生の「命の教育」が行われました。
 いざという時の、命を守る行動について学ぼうと毎年行われており、学校医の高屋和志さんから、目の前で倒れた人に行う心肺蘇生法やAEDについて教わりました。
 高屋医師は「日本では、心臓突然死によって毎年6万人の命が奪われている。心臓の代わりをする胸骨圧迫は、強く早く絶え間なく、救急隊員が到着するまで続けること」と話し、リズムに合わせ、全員で練習しました。
 児童たちは、いざというときに勇気を持って行動することや自分のできることについて考える機会となりました。

八木西小学校 非行防止教室 夏休み前に 正しい行動が出来る人になろう

03_非行防止00000000

 6月27日、八木西小学校で、5、6年生が非行防止教室を受けました。
 講師に京都府警察スクールサポーターの北村幸弘さんを招き、夏休みを前に、罪を犯さない、犯罪に巻き込まれないためのポイントが解説されました。
 北村さんは「悪い事は悪いと注意しあえるのが本当の友達です」と語り、お互いに注意しあえる友達の大切さを訴えました。
 また、インターネットでの詐欺やSNSの炎上についても解説し、授業を受けた児童もその怖さを実感していました。

八木東小学校6年 漬け込み作業 おいしい梅干しができますように!

02_梅干00000000

 八木東小学校では、6年生18人が梅干し作りに挑戦しています。
 毎年、南丹市食生活改善推進員八木支部のメンバーが協力し、取り組んでいるもので、6月25日には、梅干しの塩漬け作業を行いました。
 地域で採れた梅10キロを提供してもらい、竹串でヘタをきれいに取り除いたあと、壺の中にあら塩をまぶしながら敷き詰めていきました。酢とホワイトリカーを入れ、全体をなじませ、ひとまず完成。水の入ったビニール袋を重石にしてしばらく保存します。
 今後、7月4日には、赤紫蘇を入れる予定で、おいしい梅干しができるようにと、子どもたちは心を込めて作業に励みました。

合唱交換会インやぎ 男声女声、幅広い年齢のメンバーが一堂に

05_合唱00000000

 6月24日、八木文化ホールで、合唱交歓会インやぎが行われました。
 合唱を楽しむ者同士が集い、親睦を深めようと開かれ、南丹市と京丹波町から、6団体が集まりました。
 南丹市からは、エコーみやま、さくら楽習館コーラス部、南丹ゴールデンエイジ混声合唱団「まゆみ」、河鹿合唱団が出演し、日ごろの練習の成果を披露。合唱曲やアニメソング、童謡・唱歌など、それぞれのグループの個性あふれる歌声に、会場から手拍子や拍手が送られました。
 最後は参加者、観客みんなで一緒に合唱。お互いの精力的な活動に拍手を送り、また来年もこの舞台に立つことを誓い合いました。

森林トータルデザイン 中世木でチェンソーアートを楽もう

04_ソー00000000

 6月24日、日吉町中世木の山林で、チェンソーアートクラブが開かれ、地元住民や林業技術者、チェンソーアートに興味のある人など京都府外からも参加がありました。
 これは、京都を中心に活動する、林業技術者の団体「森林トータルデザイン」が、楽しみながら木や森に親しむ機会を増やそうと主催している講習会で、今回で3回目です。
 講師は、園部町森林組合の職員でもあり、チェンソーアートが趣味の渋谷菜津子さん。丸太からかわいい子犬を削り出すため、木の性質や削り方を指導しました。
 参加者は、子犬の姿を思い浮かべながら、手順に従って削り出し、楽しんで仕上げていました。
 出来上がった作品の一部は、中世木の集落にプレゼントされるということです。

摩氣神社 夏越しの大祓式 半年間の穢れ(けがれ)を祓う

01_払い00000000

 6月24日、摩氣神社で夏越の大祓式が行われました。
 大祓式は、半年間の罪や穢れを祓い流し、あと半年の無病息災を祈願する神事です。氏子350人余りが、身についた穢れを祓おうと「人形代(ヒトカタシロ)」という人をかたどった札に名前を書いて奉納しました。
 また、氏子総代で奉納した茅の輪の、8の字くぐりが行われました。宮司を先頭に茅の輪を左回り、右回りと、3回ずつ8の字にくぐり、清らかな気持ちで、無病息災を祈りました。

男女共同参画事業「キラリなんたん」 「幸せは自給自足」マスオさんが語る幸せ入門

03_男女00000000

 6月23日、国際交流会館で、南丹市男女共同参画事業第13回キラリなんたんが開催されました。
 男女それぞれの能力や個性を発揮することができる「男女共同参画社会」を実現するため開かれているフォーラムで、アニメ「サザエさん」のマスオ役や「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさん役で声優として活躍されている増岡弘さんが講師に招かれました。
 「サザエさん一家は幸福みつけの達人ぞろい~マスオ流男女共同参画~」と題し、増岡さんは「現代の私たちの生活はサザエさんの生活をはるかに通り越して、幸せの見つけ方も通り過ごしたのではないか」と切り出しました。
 「昔の生活」「チャンス」「口にした言葉」は、一度手離せば戻らない。と幸せのヒントを語る増岡さん。
 「言葉は相手に対するプレゼントだから、相手に伝わるように話すこと。記念日でない日、一日一日を大切にすること。今を大切に生きることが、見えない明日を豊かにする」と話し、観客を魅了しました。

日吉町上保野田区 エゴマの苗植え

02_エゴマ00000000

 日吉町上保野田区では、3年前から耕作放棄地対策としてエゴマの栽培に取り組んでいます。
 6月23日には、エゴマの苗植えを行い、上保野田区の地域住民10人と南丹広域振興局が進める「おいしい食の応援隊」のボランティアとして、大阪や京都市から4人が参加しました。
 近年エゴマ油は、ガンや高血圧の予防など健康面で多くの効能があり、人気を集めています。
 10月上旬には収穫を迎え、エゴマ油として加工され、道の駅スプリングスひよしなどで販売されます。

南丹市議会6月定例会 閉会 32議案が可決・同意

07_議会00000000

 6月21日、南丹市議会6月定例会が再開されました。
 13億2300万円を追加する本年度一般会計補正予算や、この日追加提案した、農業委員19人の任命に同意を求める人事案件など32議案を可決・同意しました。
 また、松田清孝副市長の任期満了に伴い、新たに副市長に山内守氏を選任すること、森栄一教育長の辞職願に伴い、教育長に木村義二氏を任命することについて同意されました。
 山内守氏は、民間企業を経て園部町農業協同組合に入組し、平成25年からは京都府信用農業協同組合連合会常務理事として活躍されてきました。
 木村義二氏は、亀岡市の小中学校長を歴任、その間、全国中学校体育連盟理事や京都府中学校長会副会長を務められ、現在は、南丹市スポーツ少年団本部長として活躍されています。
 最後に、松田副市長は、「7月から一市民となるが、南丹市の発展に期待し、見守っていきたい。大変お世話になりました」と挨拶がありました。

美山小学校 Web交流 島根県の離島とインターネットでつなぐ

01_交流00000000

 美山小学校5・6年生は、昨年から島根県の離島、海士町の小学校とインターネットを使ったWeb交流を行っています。
 6月21日には、美山小学校の児童と、海士町立の海士小学校・福井小学校の児童が、学年ごとに交流しました。
 今回初めて取り組んだ5年生は、自己紹介のあと、お互いの地域や学校を知るため、山に囲まれた美山町の暮らしや産業について紹介しました。
 また海辺の生活も興味津々で聞き入り、給食の内容や水泳の授業についてなど、質問も活発に行いました。
 画面を通して初めての出会いを楽しんだ子どもたち、今後もお互いの学習発表を聞くなど、交流を深めていく予定です。

八木音頭 練習会 楽しみながら地域を盛り上げよう

06_八木音頭00000000

 6月20日、八木防災センターで、八木音頭の練習会が行われました。
 八木町では、2年前に復活した八木音頭で、さらに地域を盛り上げたいと、八木音頭保存振興会を発足して取り組んでいます。
 この日は地域住民ら41人が参加し、日本舞踊の家元、川勝流の川勝康智也さんから振付や足の運び方などを教わりました。
 続いて、丹波音頭や亀岡で踊られている光秀音頭、さらに若者たちも輪に入って欲しいとニュー盆踊りの練習も行われ、参加者は楽しみながら踊りを覚えていました。
 次回の練習日は、7月18日。今年は八木音頭独自のイベントを8月に予定しており、多くの人に参加して欲しいとのことです。

生身天満宮 絵手紙展 感謝の気持ちを絵に込めて

05_絵手紙00000000

 園部町美園町の生身天満宮の、本殿横回廊で、絵手紙展が開催されています。
 毎年『夏越の大祓』の時期に合わせ、さまざまな展示が企画され、今年は園部絵手紙教室の作品が展示されています。
 季節の花を描いたものや、「ありがとう」の感謝の言葉とともに家族のイラストなどもあり、大小さまざまで表現豊かな作品65点が並んでいます。
 園部絵手紙教室 絵手紙展は、夏越の大祓式が斎行される6月30日まで。茅の輪くぐりとともに楽しんで欲しいとのことです。

園部幼稚園 3歳児 道路でのお約束 親子で学ぶ

04_交通教室00000000

 6月20日、園部幼稚園の3歳児が、親子で交通教室を受けました。
 南丹警察署の警察官が講師となり、道路を歩く際のルールを説明しました。
 教室では、交差点では必ず「止まる・見る・聞く」ことや、道路の端を歩く、大人と一緒に手をつないで歩くなど、道路を歩く時の約束を楽しく伝えました。
 講義のあとは、警察官や交通安全ボランティアの見守りを受けながら、実際に市役所駐車場までを歩きました。
 参加者は、交通事故に遭わないよう、親子一緒に交通安全への意識を高めました。

園部中学校1年 服のチカラプロジェクト 子ども服を難民に届けるために

03_服のチカラ00000000

 園部中学校1年生126人は、家庭科の授業で、“届けよう!服のチカラ”プロジェクトに取り組んでいます。
 服のリサイクル活動を通して、環境問題や難民問題などの国際理解を深めることを目的に、株式会社ユニクロが展開している事業で、6月19日には、ユニクロ亀岡店店長の岡本 愛さんら社員が訪れ、服を本当に必要としている、世界各地の難民へ、集まった服を届けるまでの、リサイクル活動の仕組みについて説明しました。
 岡本さんは「今回のプロジェクトを通して、他の人のために、社会のために自分は何ができるのかを考えるきっかけにしてほしい」と話しました。
 子供服の回収は、7月6日から17日に予定しており、使わなくなった子ども服を園部中学校に届けてほしいということです。

丹波支援学校 PTA交流会 保護者が語る 知ってほしい想い

02_丹波史園00000000

 6月19日、丹波支援学校で、PTA交流会が開かれました。
 この取り組みは、校区である南丹市、亀岡市、京丹波町、旧京北町の学校からPTA会員が参加し、丹波支援学校について理解を深めることを目的に行われています。
 全体会では、支援学校前PTA会長の臼井朋子さんが、「無題(むだい)聞いてほしかったこと」と題して、健常な子の親に知ってほしかったことを講演しました。
 臼井さんは「障がいを持つ子どもに会った時にどう接すればよいかわからないという質問を受ける。『かわいそう』や『大変』と言われることに抵抗を感じる。普通に挨拶して普通に接してほしい。それで救われる」と語り、実体験から出る一言一言が、参加者の胸を打ちました。
 その後、小、中、高校ごとに分科会が行われ、支援学校と他の学校の保護者が一緒に、日々感じている事やお互いへの質問をしあい、活発に意見が交わされました。

日吉町郷土資料館 ほお葉ごはん作り 美味しくほおばる

06_ほうば00000000

 6月17日、日吉町郷土資料館が主催する、ほお葉ごはんづくり体験講座が開かれ、南丹市内外からおよそ10人が参加しました。
 ほお葉ごはんは、丹波地域の郷土食で、昔農作業や林業の合間に食べられていました。ご飯を包むほおの葉は、資料館内にある木から採り、丁寧に洗い、乾かします。
 資料館で栽培されたえんどう豆を使い、昔ながらのかまどで、豆ご飯を炊きました。 
 また、ジャガイモや玉ねぎ、お味噌、全てが資料館で作られた食材で、お味噌汁も料理しました。
 参加者は、日吉町の郷土伝承料理ボランティアさくらんぼの会員に教えてもらいながら、ふっくらと炊きあがった豆ごはんをほおの葉で、包み、藁で締めました。
 爽やかな香りを感じながらできあがりを頬張り、自分で作った達成感と美味しさで、お腹も心も満たされました。

なんたん子育てフォーラム 家庭・地域で子どもたちを育むために

01_こそだ絵00000000

 6月17日、京都学園大学を会場に、PTAや教育関係者が集う、なんたん子育てフォーラムが開かれました。
 オープニングには、美山町で活動する、よさこい美山「山舞麗(さんぶれい)」が、華麗なパフォーマンスを披露しました。
 南丹地区子育て支援協議会と南丹教育局が主催するフォーラムで、家庭や地域のたからである子どもたちをみんなで育むため、PTAが共に学び、ネットワークを広げることを目的としています。
 全体会では、一般社団法人日本ペップトーク普及協会の安 真紀さんが「子どものやる気を引き出す言葉がけ」と題し、ペップトークと呼ばれるトーク術について講演をしました。
 ペップトークとは、試合前に選手を激励するショートスピーチのことを言います。安さんは「子どもの夢を応援するには、ポジティブな言葉で伝えることが大切。言葉の力で豊かで楽しい子育てをしてほしい」と話しました。

美山町洞 ほたる鑑賞会 静寂と満点の星空に包まれて

05_ほたる00000000

 6月16日、美山町豊郷の洞区で、「ほたる鑑賞会」が開かれました。
 3年目を迎えるこのイベントは、積極的な広報活動の効果があり、近隣府県からも大勢が訪れる人気イベントになっています。
 鶴ヶ岡地域の若者が出す屋台や、地元の加工グループによる栃を使ったオリジナル商品などが販売され、辺りが暗くなる前から大勢の人で賑わいました。
 夜8時、洞区在住の菊地 由紀さんによるバイオリン演奏で鑑賞会は幕を開けました。
 川の水音とかえるの鳴き声に、バイオリンの音色が優しい響きを添えました。
 寒さが続き、ほたるは例年よりも少なくなってしまいましたが、静寂と暗闇の中、訪れた人は満点の星空と淡いほたるの光に見入っていました。

胡麻郷小学校祖父母参観 子どもたちの成長の姿を

04_祖父母00000000

 6月16日、胡麻郷小学校で、祖父母参観が行われました。
 年に一度、授業で祖父母と一緒に交流をし、子どもたちの学校での様子を伝える機会をと、毎年行っています。
 授業参観のほか、色紙や割り箸を使ってロケットの工作や、七夕飾りを作ったりと、親子で、またおじいちゃんおばあちゃんと、楽しい時間を過ごしました。
 祖父母らに手伝ってもらい、もの作りをする姿はほほえましく、また祖父母らも、子どもたちの成長した姿、学校での違った一面を見て、温かい気持ちになっていました。

鶴ヶ岡振興会 鮎のおすそわけ 安心して住み続けられるように 地域をあげて

01_あゆ00000000

 6月16日、美山町鶴ヶ岡地域で、地元でとれた鮎の塩焼きを高齢世帯に配る、「鮎のおすそわけ」事業が行われました。
 そこには、鮎を配るだけではない、地域をあげてのある取組がありました。
 とれたての鮎。
 地元鶴ヶ岡で漁業協同組合の支部が開催した友釣り大会で釣り上げられたばかりのものです。
 この取組は鶴ヶ岡振興会が毎年行っているもので、大会でとれた鮎の提供を受け、塩焼きにして、地域内の一人暮らしの高齢者、高齢世帯に届けます。
 今年は地域内の29世帯に届けられました。
 美山町鶴ヶ岡地域では、高齢者が安心して住み続けられるよう、様々な取組が行われています。
 地域内の無償送迎や、見守りを兼ねた日用品などの配達・直売野菜の集荷などの取り組みで、生活を支援しています。
 今回の取り組みも、見守り活動の一環として行われています。
 鮎の配布は民生委員が中心になって行います。
 手渡すだけでなく、体調はどうか、困りごとはないか、1軒1軒声をかけます。
 住み慣れた地域に住み続けられるよう、美山町鶴ヶ岡地域では、地域をあげた取り組みが進められています。

教伝寺のあじさい

07_あじさい00000000

 園部町新町、国道9号沿いにある教伝寺です。
 境内には色とりどりのあじさいおよそ1000株が咲き誇ります。
 植木が好きだったという、先代の住職によって多くのあじさいが植えられました。
 中には、ネパールより、友好のしるしとして受け取ったという、あじさいもありました。
 教伝寺のあじさいは、7月上旬ごろまで見られるということです。

森の京都カレッジ 第2回 かやぶきの里 地元住民が語る深い魅力

03_カレッジ00000000

 6月15日、放送大学京都学習センターの公開講座「森の京都カレッジ」の第2回が開かれました。
 この講座は放送大学京都学習センター、南丹市美山観光まちづくり協会、南丹市情報センター、森の京都地域振興社の4社が連携して企画し、地域の観光振興の力となるリーダーを養成する事を目的にしています。
 今回の講座は全3回のうちの2回目で、美山町のかやぶきの里について学びました。
 講座の前半は、「かやぶきの里の保存の歴史」と題して、保存会会長の中野 忠樹さんが現在のかやぶきの里の人気が形成されるまでの歴史を住民の視点から語りました。
 日本の原風景として多くの観光客が訪れるかやぶきの里の裏側には、住民たちの努力や苦労があったことを知り、受講者は興味深く聞き入りました。
 午後からは、語り部と歩いて現地を見て回るツアーが行われました。
 エコツアーガイドの大萱 安雄さんが案内し、かやぶきの里と周辺から垣間見る事の出来る住民の生活や昔の暮らしを解説しました。
 かやぶきの里について深く味わう内容に、参加者からは、大変興味深いという声が多く聞かれました。

園部中学校で「性に関する学習」講演会 素敵な大人になるために

02_精に00000000

 6月14日、園部中学校で3年生を対象に、「性に関する学習」講演会が行われました。
 講師に、八木町西田の木村診療所から院長の木村茂さんと助産師の和子さん夫妻が招かれ、中学・高校生の性の悩みや行動について話しました。
 助産師の木村和子さんは、若くして妊娠した事例や中学・高校生のアンケートなどを紹介しながら、男女の心と体の変化や命の誕生に向き合い考える力を養うことなどを問いかけました。また、医師の木村茂さんは、男子の体の変化について注意点を話し、正しい知識を身につける必要性を話しました。  
 最後に木村さんは「誰と遊び、誰を好きになり、どんな仕事をするのか。どう生きるのかを自分で選択し、ゆっくり時間をかけて素敵な大人になって欲しい」と話しました。

農芸高校2年 薬物乱用防止講習会 断る勇気を持とう

05_薬物00000000

 6月13日、農芸高校で薬物乱用防止講習会が開かれ、2年生90人が受講しました。
 南丹保健所と京都府薬物乱用防止指導員南丹地区協議会の協力で開かれており、南丹保健所の薬剤師、宮本千尋さんから、大麻や覚せい剤などの危険性や自分の身を守るための断り方について教わりました。
 宮本さんは「ネットで合法に見せかけたドラッグが簡単に手に入るようになった。薬物は一度でも使えば脳にダメージを与える恐ろしい物。誘われた時は、はっきり断ること、そしてその場を離れること。断る勇気をしっかり持ってほしい」と話し、身近に潜む危険について学ぶ機会となりました。

京都太陽の園 前理事長の胸像完成 野中広務氏の功績讃える

04_胸像00000000

 社会福祉法人京都太陽の園で、6月12日、前理事長の故野中広務さんの胸像が完成し、引き渡しが行われました。
 野中さんは、昭和58年より昨年まで、京都太陽の園で理事長を務めてきました。長年にわたり障がい者福祉に尽力してきたその功績を讃え、胸像の製作を、学校法人二本松学院に依頼していました。
 胸像は、高さ約50センチメートルの木製。二本松学院の伝統工芸士が手掛けたもので、この日、二本松学院の新谷秀一理事長から京都太陽の園へ手渡されました。
 胸像から伝わるぬくもりある眼差しが、これからも施設を見守っていきます。

美山かやぶき美術館 とりもと硝子店 透明感にこだわり空間演出

03_かやぶき00000000

 美山かやぶき美術館では、12日から、京丹波町のガラス工房「とりもと硝子店(がらすてん)」による展示会が開かれています。
 とりもと硝子店は、鳥本雄介さん、由弥さん夫妻が営む工房で、展示会にはおよそ400点が展示されています。
 感性を大切に創作する由弥さんと、職人気質で品質にこだわりぬく雄介さんが、共同で作る作品は、光を取りこみ、空間を涼やかに演出しています。
 また、個性あふれるモビールが並ぶ大型作品「旋律」は、一つとして同じ形のないガラスが、工房の建つ丹波の山並みやそこを吹き抜ける風を思い起こさせます。
 展示会は、7月29日まで開催されています。

南丹市議会6月定例会一般質問 市政の方向性を改めて問う

06_議会00000000

 6月11日、南丹市議会6月定例会一般質問が開かれました。
 西村市長就任後、初めての一般質問とあって、3日間で、これまで最多の19人の議員が質問に立ちました。新庁舎建設や子育て支援など、市政の方向性を改めて問う内容となりました。
特に、美山町在住の4人の議員が、美山診療所で常勤医師の後任が見つからない問題について質問しました。
 西村市長は答弁で「近隣の医療機関や京都府に協力を求め、関係者で協議する準備を進めている。」「過疎や高齢化が進む地域の医療存続のため、診療所の火を絶やさない」と述べ、医師確保に向けた支援、また財政面についても支援していく方針を示しました。

立命館大学 1まち1キャンパス 五ヶ荘地域を一面のひまわり畑に

02_ひまわり00000000

 6月10日、日吉町の旧五ヶ荘小学校周辺の田んぼで、学生らおよそ20人が、ひまわりの種を植えました。
 地域に貢献する人材を育てるため、京都府では1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業を推進しており、五ヶ荘地域には立命館大学国際関係学部の学生たちが、地域おこしに参画しています。
 住みよい村づくり協議会と協力し、今年は一面のひまわり畑を作りたいと、たんぼ40アールに、鑑賞用ひまわりの種2キロと、ひまわり油用として500グラムの種を撒きました。
 ひまわりが咲くのは、9月上旬頃という事です。

世木の伝統芸能を守る会 看板設置で 能楽梅若家ゆかりの地を発信

05_看板00000000

 日吉町世木地域は、能楽の梅若家ゆかりの場所として、世木の伝統芸能を守る会を立ち上げ、地域の活性化と、歴史の保存に取り組んでいます。
 6月9日には、日吉町殿田に出きた梅若家周辺散策マップの看板が披露されました。菩提寺である曹源寺やお墓、屋敷跡など、梅若家の史跡がまとめられています。地元の人や訪れた人たちの興味、関心を高めたいと設置されました。
 そのあと、梅若家周辺の林道の整備を行い、8人が作業にあたりました。訪れた人が歴史ロマンを感じながら、散策してもらえるように、今後も作業を進めていくということです。

第6回ほたるコンサート 天引の自然と音楽を楽しむ

01_ほたる00000000

 6月9日、天引区と天引区の活性化と未来を考える会が主催する天引ほたるコンサートが開かれました。
 今年で6回目を数えるコンサートは、毎年市内外から大勢の人で賑わいます。
 会場にはたこ焼きやからあげ、ピザなどの屋台が軒を連ね、親子連れが楽しみました。
 また、特設ステージでは、南丹市で活躍する太鼓団体や三味線、歌などの発表のほか、地元天引区有志が、天引音頭や故郷などを発表し、観客と一緒に盛り上がりました。
 コンサート終了後は、ほたるの散策に出かけるなど、普段静かな集落に大勢の人が訪れ、大いに盛り上がりました。

美山中学校 アンビシャスタイム 日本初の宇宙飛行士からのメッセージ

04_アンビシャス00000000

 美山中学校では、生き方について考える機会をと、アンビシャスタイムが開かれています。
 6月8日のアンビシャスタイム講演会に招かれたのは、日本人で初めて宇宙飛行士となった秋山豊寛さんが来校し、全校生徒と美山小学校6年生が話を聞きました。
 秋山さんは、TBSに勤務していた時、テレビ番組の制作を目的に、旧ソビエト連邦で宇宙飛行士の資格を取得。1989年に、9日間の宇宙飛行を行いました。
 青い地球に感動したことや宇宙ステーションの中で行った実験など、当時の映像を交えながら話し、生徒たちも興味深々で聞き入りました。
 秋山さんは、「世界中で中継をしたいという夢を追いかけ、宇宙からリポートをするという大きなチャンスを掴むことができた。自分がやりたいことを見つけ、失敗を恐れず挑戦して欲しい。若いうちの失敗は全て力になる。」と語り、将来を考える子どもたちへエールを贈りました。

園部保育所5歳児 サンガサッカーキャラバン体験 スポーツの楽しさを体で感じる

03_サッカー00000000

 6月8日、園部木崎町公園で、園部保育所の5歳児39人が、Jリーグの京都サンガFCのコーチからボールを使った運動を教えてもらいました。
 これは、保育所・幼稚園の園児たちがスポーツを通して友達づくりやコミュニケーション能力を身に付けることを目的に、株式会社京都パープルサンガが開いている無料巡回活動「サンガ・サッカーキャラバン」です。
 ボールを使った運動では、周りの友達にぶつからないように動くことや仲間と一緒に協力することを学びました。
 園児たちは、京都サンガFCのコーチから指導を受け、体を思いっきり動かすことの楽しさを感じていました。

園部中学校アピール集会 クラス一致団結でアピール合戦!

02_アピール00000000

 6月8日、園部中学校で、アピール集会が行われました。
 各学年各クラスが、歌や寸劇などで、自分のクラスの良さや学級目標をアピールしあいました。
 園部中学校では、一年間のさまざまな行事を、学年を超えた縦のつながり「ブロック活動」で行うことになっています。アピールを見ながら、どのクラスとブロック活動をしたいかを考えました。
 それぞれの個性あふれる発表が会場を沸かせたアピール集会。今年一年のブロック活動がスタートします。

園部小学校 鼓笛を始める会 気持ちを1つに 伝統を受けつぐ

01_鼓笛00000000

 園部小学校では、毎年地域の人たちに、鼓笛演奏を披露する伝統が受け継がれています。
 6月8日には、練習をスタートするために、小学5・6年生200人が集まり「鼓笛を始める会」が行われました。5月から、指揮者やカラーガード、打楽器などのオーディションが行われてきました。 
各パートのリーダーが「気持ちを1つにしよう。最高の鼓笛演奏にするために頑張ろう。」と意気込みを語りました。
 その後、パートごとに分かれて、演奏や動きを練習しました。
 今年の園部小学校鼓笛演奏会は、9月8日です。
 素晴らしいハーモニーを響かせるために、児童たちは今後、学校や家庭で練習に励んでいきます。

南丹市議会6月定例会 一般質問 市役所新庁舎の建設計画 改めて検証へ

08_議会00000000

 6月7日と8日、南丹市議会6月定例会の一般質問が行われました。 
 美山診療所の医師確保や通学路の安全、ごみ処理の問題などについて、13人の議員が質問しました。
 7日には西村市長が初めて答弁に立ち、特に市役所新庁舎の建設について「厳しい財政状況を踏まえ、計画をいったん立ち止まり、あらゆる方策を検討したい。周辺施設の活用を改めて検証し、建設に向けて取り組んでいく」と説明しました。
 一般質問は、引き続き11日月曜日にも行われます。

園部高校附属中学校 3年 英語で落語!表現力を磨く

07_落語00000000

 6月7日、園部高校附属中学校3年生40人が、英語の授業で落語に挑戦しました。
 日本の文化に興味を持ち、実践的なコミュニケーション力の向上を目指して取り組まれているもので、生徒たちは「時そば」や「動物園」など、有名な古典落語の中から1つを選んで練習してきました。キャラクターごとの話し方の違いや細かな動きなどを意識して発表し、豊かな表現力で笑いを誘います。
 緊張する中でも思い切って取り組み、最後はお互いをたたえあい拍手が送られました。

園部消防署職員水防訓練 水害のリスク高まる季節を前に

06_衰亡00000000

 6月7日と8日、園部公園芝生広場で、園部消防署が職員水防訓練を行いました。
 訓練は、水防活動の技術や水害現場での安全確保などを再確認するために、全署員が参加して毎年行われています。
 今回は土のう作りと、増水した河川の堤防で土のうを積む、2つの工法を訓練しました。周囲の確認やかけ声など、安全確保に気を配りながら、迅速に土のうが積み上げられていきました。
 また、崩落した山の斜面にブルーシートで応急処置を施す工法についても全員で確認しました。
 園部消防署では「住民の皆さんにも、避難経路を確認するなど、災害に備えてほしい」と呼びかけています。

農芸高校 パワーリフティング部 壮行会 世界大会出場を激励

01_パワー00000000

 6月7日、農芸高校の全校集会で、伝達表彰と世界大会壮行会が行われました。パワーリフティング部は、関西高校クラシックパワーリフティング選手権大会で、団体1位を受賞しました。
 また、世界大会に出場する、2年の松本葵さんの壮行会が行われました。今年2月に沖縄県で行われた、ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会で、満14歳から18歳が出場するサブジュニアの部において、松本さんは女子72キロ級で優勝、世界大会への切符を手にしました。カナダで行われる世界大会、ワールドクラシックパワーリフティング選手権大会では、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目で持ち上げた総重量を競います。
 松本さんは「マイナースポーツであるパワーリフティングを盛り上げたい」と意気込みを語り、先生や仲間からの声援を胸に、世界の舞台での活躍を誓いました。

みやま・知井保育所 合同職員研修 子どもを不審者から守るために

05_不審者00000000

 6月5日、みやま保育所と知井保育所合同で、職員を対象とした不審者侵入防止研修が行われました。
 子どもの命を預かる保育所で、いざという時に子どもを守れるよう開かれ、南丹警察署生活安全課の職員から話を聞きました。
 女性職員が多い現場で、不審者にどのように対応するか、警察に110番をするタイミングや子どもの避難誘導などについて考えました。また、最も危険を感じた場合に用いる刺股の使い方も教わりました。より安全な環境を作るために、職員同士が連携する大切さを学び、防犯に対する理解を深めました。

胡麻郷小学校 公開授業研究会 感動のある授業をめざして

04_公開00000000

 6月5日、胡麻郷小学校で公開授業研究会が開かれ、市内外から教育関係者が来校しました。
 胡麻郷小学校は、昨年までの3年間、外国語教育地域拠点事業に取り組んできました。その実績を活かして、全校で英語に取り組んでおり、2020年に始まる小学校英語の必修化に向けた授業づくりの研究のため公開されました。
 4年生の外国語活動では、歌を歌ったり、体全体を使ってジェスチャーゲームを楽しみ、できる喜び、伝わる嬉しさから生まれる感動を大切にしています。 
 6年生は、世界で活躍する日本人について調べたことを英語で紹介し合いました。分かりやすく伝えることを意識して、児童たちは活き活きと取り組んでいました。

(一社)南丹市美山観光まちづくり協会総会 観光産業発展のため、組織を超えて連携を

03_まちづくり00000000

 6月5日、美山町の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会の総会が行われました。
 今年4月に美山町観光協会と南丹市美山エコツーリズム推進協議会、そして南丹市美山観光まちづくり協会が一元化され、初めての総会で、代表理事の中川幸雄さんは「少子高齢化などの共通課題に、組織を超えて連携し、地域の活性化、観光産業の発展のため取り組んでいきたい」と挨拶しました。
 訪日外国人旅行者向けの事業や農家民泊事業といった閑散期の対策や滞在型観光の定着を盛り込んだ事業計画と予算が報告されたほか、任期満了に伴う理事の改選について審議され、代表理事に中川幸雄さんが再任されました。
 続く特別講演では、クラブツーリズム株式会社地域交流部顧問の宮本茂樹さんが「観光地経営の必要性」を話しました。宮本さんは「観光産業は外部的要因に左右されやすい産業。変化し続ける環境に適応するためにはDMOが必要で、業種を超えた、また地域内での連携が大切」と、今後の美山の発展にエールを送りました。

八木西小学校 交通安全教室 自転車を安全に乗ろう

02_交通安全00000000

 6月5日、八木西小学校で交通安全教室が開かれました。
 南丹警察署交通課と南丹船井地域交通安全活動推進委員の協力で、毎年1年生と3年生、そして5年生が、安全な自転車の乗り方について教わります。
 自転車に乗る前に車体の点検をすること、歩行者を最優先に通行させることなど注意点を聞き、実際に自転車に乗って指導を受けました。左右だけでなく、後ろの状況も確認しながら、交差点では二段階右折の練習を行いました。今回で3回目の受講となった5年生は、安全に乗るポイントを再確認し、交通ルールの理解を深めました。

摩氣神社お田植祭 お田植の歌と踊りで五穀豊穣を願う

06_田植え00000000

 6月3日、園部町竹井の摩氣神社で、お田植祭が行われました。
 本殿の階段で、裃姿の宮主が、鋤に見立てた鳴子を使って代掻きを、そして早乙女2人が、苗に見立てたちまきを、田植えのように一つ一つ植えていきます。
 また拝殿では、絣の着物に赤い襷を結んだ早乙女や敬神婦人会の女性たちが、お田植歌と踊りを奉納。古式ゆかしい祭礼に、カメラを手にした人たちや地域の子どもたちが、その所作の一つ一つに見入っていました。
 初夏のさわやかな風が境内にそよぐ中、五穀豊穣と無病息災を願いました。

京都縦断イベント コッパディ京都 クラシックカーが天引に大集結!

05_クラシック00000000

 6月2日、園部町天引の天引八幡神社グラウンドにクラシックカーが集まりました。
コッパディ京都と呼ばれるこの催しは、京都府庁をスタート・ゴールに丹後半島を周る、1泊2日のツーリングイベントです。
 天引区は、2年前からイベントに協力しており、同時に野菜市、むくむく市を開いておもてなし。区長の奥村久夫さんは、「名車が集まり心躍ります。」と参加者を歓迎しました。
 会場には、最も古い1927年製のレーシングカーを始め、1970年代までの車両55台がずらりと並び、市内外から詰めかけた来場者が、目を輝かせながら見学していました。
 また俳優の唐沢寿明さんも愛車でイベントに参加し、地元住民らに見送られ、会場を後にしました。その後、天引峠でタイムアタックレースも行われ、参加者は、京都を縦断し、新緑を満喫していました。

平屋ふれあいサポーター 夏野菜の苗植えとかかし作りを楽しむ

04_ふれあい00000000

 6月2日、旧平屋小学校、平屋地域活性化センターで、夏野菜の苗植えとかかし作りが行われました。
 子育て支援ボランティアとして活動する、平屋ふれあいサポーターが主催したもので、地域の子どもたちと保護者合わせて30人が参加しました。トマトやキュウリの苗を丁寧に植えました。夏野菜は、7月に予定されているお泊り会で美味しく食べる予定です。
 そのあと、かかしを作ります。古着を利用して、子どもたちが思い思いにコーディネートを楽しみます。
 地域の人や観光客に喜んでもらおうと、趣向を凝らして制作しました。
 可愛い笑顔や親しみある顔を描き、個性あふれるかかしが完成しました。かかしは、校庭と道の駅美山ふれあいひろばに飾られました。

危険物安全週間 消防訓練 万が一に備えて 連携深める

03_危険物00000000

 6月3日から9日は「危険物安全週間」です。
 これに先立ち、1日、園部町船阪の太陽機械工業で、消防訓練が行われました。
 毎年管内の事業所と合同で行われる訓練で、この日は社員およそ150人が参加。工場の電気室から出火した想定で、自衛消防隊が中心となり、避難誘導や通報、初期消火などを行いました。
 消防車・救急車が到着すると、署員が素早く逃げ遅れた人の救助や消火活動にあたりました。
 訓練の後、園部消防署の久保元 哲志署長は、「訓練で出来ない事は現場では出来ない。その視点を持って自衛消防活動にあたってほしい」と訓示を述べました。
 万が一の火災で被害を最小限に留めるために、消防署員と事業所はより連携を深めました。