(一社)南丹市美山観光まちづくり協会総会 観光産業発展のため、組織を超えて連携を

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 6月5日、美山町の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会の総会が行われました。
 今年4月に美山町観光協会と南丹市美山エコツーリズム推進協議会、そして南丹市美山観光まちづくり協会が一元化され、初めての総会で、代表理事の中川幸雄さんは「少子高齢化などの共通課題に、組織を超えて連携し、地域の活性化、観光産業の発展のため取り組んでいきたい」と挨拶しました。
 訪日外国人旅行者向けの事業や農家民泊事業といった閑散期の対策や滞在型観光の定着を盛り込んだ事業計画と予算が報告されたほか、任期満了に伴う理事の改選について審議され、代表理事に中川幸雄さんが再任されました。
 続く特別講演では、クラブツーリズム株式会社地域交流部顧問の宮本茂樹さんが「観光地経営の必要性」を話しました。宮本さんは「観光産業は外部的要因に左右されやすい産業。変化し続ける環境に適応するためにはDMOが必要で、業種を超えた、また地域内での連携が大切」と、今後の美山の発展にエールを送りました。