日吉町郷土資料館 ほお葉ごはん作り 美味しくほおばる

06_ほうば00000000

 6月17日、日吉町郷土資料館が主催する、ほお葉ごはんづくり体験講座が開かれ、南丹市内外からおよそ10人が参加しました。
 ほお葉ごはんは、丹波地域の郷土食で、昔農作業や林業の合間に食べられていました。ご飯を包むほおの葉は、資料館内にある木から採り、丁寧に洗い、乾かします。
 資料館で栽培されたえんどう豆を使い、昔ながらのかまどで、豆ご飯を炊きました。 
 また、ジャガイモや玉ねぎ、お味噌、全てが資料館で作られた食材で、お味噌汁も料理しました。
 参加者は、日吉町の郷土伝承料理ボランティアさくらんぼの会員に教えてもらいながら、ふっくらと炊きあがった豆ごはんをほおの葉で、包み、藁で締めました。
 爽やかな香りを感じながらできあがりを頬張り、自分で作った達成感と美味しさで、お腹も心も満たされました。