森 前教育長 退任式
7月31日、教育長退任式が行われました。
西村市長は、8年余り教育長を務めた森栄一さんに対し「小学校の再編や中学校の学校給食の実施、コミュニティースクールの取り組みや園部、八木公民館の改修・機能移転など、南丹市の教育に確かな歴史を刻んでいただいた」と功績を讃えました。
森前教育長は「地域と共にある学校づくりと、定住促進が車の両輪として機能すれば、南丹市の発展は必ずある。今後は一人の市民として寄与できれば」と挨拶し、集まった職員の拍手に見送られ、市役所を後にしました。
美山かやぶき美術館 想像で膨らむ絵本の世界
現在、美山かやぶき美術館では、「だいじなもの 市居みか展」を開催しています。
滋賀県在住の絵本作家、市居みかさんの原画や絵本、版画作品などが展示されており、水彩・色鉛筆、ガラス絵などを使い分けて描かれる優しい絵本の世界に触れる事が出来ます。
市居さんは、絵の中に描かれている人物は何を思っているのだろう、もしこの絵が動き出したら次はどうなるだろうと想像をしながら絵本作りに取り組んでおり、そうして描かれる絵は見る人の想像力をかきたてます。
この展示会は、9月2日まで開催されています。
認知症サポーター養成講座 認知症を学び地域で支えよう
7月28日、園部郵便局で、認知症を学び地域で支える、認知症サポーター養成講座が開かれました。
この講座は、郵便局がより地域に貢献したいとの思いから、高齢者が安心して暮らすためのケアマネジメントをする南丹地域包括支援センターに依頼し開いたもので、全4回講座に局員およそ50人が参加しました。
講座では、認知症を正しく理解し、窓口対応や地域で気になる人を見かけた時など、普段の業務での対応を学びました。
この認知症サポーター養成講座は、地域や職場など誰でも開催できるので、南丹地域包括支援センターへ問合せてほしいということです。
園部高校附属中学校 3年生 税について学ぶ
7月31日、園部高校附属中学校で、中学生のための租税教室が行われました。
3年生を対象にした特別授業で、子どもたちが租税の意義と役割、また国民の納税義務について考えました。
八木町で事務所を構える税理士、川勝高博さんを講師に招き、税金にはさまざまな種類があることや、また支払った税金が教育や福祉、社会保障といった自分たちの生活に関わることに使われていることなどを、クイズを交えながら学びました。
生徒たちは、税を身近なものとしてとらえるきっかけになりました。
避難ダヨ!全員集合! 避難生活 じっくり考える
7月28日、森の学び舎五ヶ荘で、避難生活体験イベント「避難ダヨ!全員集合!」が行われました。
このイベントは災害時の避難所での生活を体験し、避難生活で必要なことを考えるために、すみよい村づくり協議会が開きました。
地域おこし協力隊の前田 敦子さんが進行役を務め、避難所で水と電気が使えない場合を想定して、防災グッズの使い方やアウトドア用品の応用などを解説しました。
簡易トイレの体験では、水に凝固剤を入れて使用感を確認。参加者は臭いや廃棄するための分別など、疑問に感じた事を話し合いました。
空気の抜けたボールが枕の代わりになることや、水出し紅茶なら避難所でも飲むことが出来るなど様々なアイデアも話し合われ、参加者にとって避難生活についてじっくりと考える機会になりました。
氷室の郷 夏休み自由研究 色とりどりのオリジナル作品作り
7月26日から28日、氷室の郷で「夏休みの自由研究」講座が開かれました。
木工と染色などの体験ができるこの講座は、毎年南丹市のみならず近隣市町からも子どもたちが参加して賑わいます。
28日はおけいこバッグときんちゃくの染色体験が行われました。
今回体験したのは、染料を筆でバッグに乗せていく技法で、滲みが生み出す偶然の模様や色の重なりが魅力です。
子どもたちは、花火や虹、花など、思い思いの模様を描いて、オリジナルのバッグを完成させました。
この体験は8月4日にも行われます。
園部中学校吹奏楽部 訪問演奏 長生園で昔懐かしい曲を披露
7月28日、園部中学校吹奏楽部が社会福祉法人長生園へ訪問し、演奏しました。園部中学校吹奏楽部は、現在部員39人で活動しています。
今回は、長生園の利用者、お年寄りの方に楽しんでもらいたいと、合唱曲や演歌、時代劇メドレーなど、昔を懐かしむ曲を選び、生徒たちがプログラムを考えました。
トランペットやフルート、チューバなど、各楽器の歴史や演奏方法についても紹介し、パートごとに童謡を披露しました。
一緒に歌ったり、手拍子したりと、音楽に身をのせ、楽しませました。
「楽しかった」「若いエネルギーを感じた」などの感想が聞かれ、利用者にとって、癒しの時間となりました。
園部町ボランティア連絡協議会 夏のボランティア体験&バザー
7月28日、南丹市園部公民館で夏のボランティア体験&バザーが開かれました。
これは、園部町ボランティア連絡協議会に所属するサークルが、日頃の活動を紹介し、楽しく体験しながら興味を持ってもらいたいと開かれているものです。
ロビーでは、ラベンダーズによるオカリナの演奏が響きました。
また折り紙やコースター作り、将棋や手話、点字体験など、13のブースが並び、夏を題材にした絵手紙のコーナーでは、思い思いに表現して楽しみました。
また、売上の一部を被災地に贈るチャリティーバザーでは、掘り出しものを求める人で賑わいました。
南丹・船井地区民生児童委員 全員研修会 “ひきこもり”に理解深める
7月27日、南丹市国際交流会館で、南丹船井地区民生児童委員全員研修会が行われ、民生児童委員や行政関係者、およそ200人が参加しました。
この研修会は、人権についての正しい知識と委員の意識向上を目的に、全員が参加して行われています。
今回の研修では、昨年に行われた「ひきこもり実態調査」を受け、ひきこもりに対する理解を深める事をテーマに行われました。
京都府家庭支援総合センターの清水 岳彦さんは、ひきこもりの定義や背景などについて解説しました。
清水さんは、「ひきこもっている人は怠けている、やる気がないという目で見られがちですが、本当にそうでしょうか?」と問いかけ、自身に置き換え当事者の考えを推しはかる事の大切さを訴えました。
また、京都市を拠点に活動する「若者と家族のライフプランを考える会」から、ひきこもりを脱して現在は支援にあたっている講師が当事者の立場からの講演も行いました。
ひきこもりは当事者との接触が難しい事から理解が進みにくく、両親の高齢化などもあります。
参加者は理解を深め、どう支援をするべきか改めて考えを深めました。
美山町平屋 川遊び 平屋っ子集合!夏を満喫
美山町の上平屋水泳場では、夏の間、平屋地域の子どもたちが川遊びを楽しみます。
7月27日には、1泊2日の平屋サマーパーティー&お泊り会と題した、夏休み恒例のイベントが開かれ、昼間は川遊びを楽しみました。
冷たく澄みきった川に入った子どもたちは、歓声を上げながら泳ぎました。
「小魚と一緒に泳ぎたい」と潜り、横一列で競争したりと、水しぶきを上げながら川の流れを感じていました。
このあとスポーツや紙芝居、夜には花火など、お泊り会を楽しみました。
南丹市シティプロモーション マラソンライブ みんなでなんたーーーーん!!を歌おう!
南丹市では、定住促進を目的としたシティプロモーションに取り組んでいます。「南丹市を知ってほしい、好きになってほしい」という想いを込めてテーマソング「みんなでなんたーーーーん!!」を制作しました。歌っているのは、南丹市にゆかりのあるミュージシャン、Sweet&Bitter.です。
多くの人にテーマソングを覚えてもらい、口ずさんでほしいと、 7月27日にはJRの7つの駅と道の駅美山ふれあい広場を周る、マラソンライブを南丹市が企画しました。
八木駅では、駅周辺の住民や事業所の利用者などおよそ30人が集まりました。
Sweet&Bitter.の2人は、JRの電車を利用し、移動します。
園部駅では、高校生や駅利用者に加えて、西村良平市長も一緒に歌い、みんなで盛り上がりました。
無人駅も含め、南丹市にある駅全てを巡り、Sweet&Bitter.のオリジナルソングも含めたミニライブが行われました。
地域の魅力や特産品を盛り込んだ楽曲「みんなでなんたーーーん」を、より多くの人に楽しんでもらう機会となりました。
殿田中学校 科学工芸部 身近な川の生物から水質を調べよう
7月26日、殿田中学校の生徒が川の生物調査を行いました。
身近な川に住む生き物を観察し、水質を調査することを通して自然に対する興味関心を高めようと、京都府が実施しているもので、殿田中学校 科学工芸部の3人が参加しました。
学校前の田原川で、南丹保健所の職員に調査の仕方を教わりながら、深さ30センチほどの場所で、石に付着した生物を捕獲します。
サワガニや、小魚のヨシノボリ、その他、きれいな水に住むとされる、ヘビトンボも見つかりました。
生き物を採取したあと、スポイトやピンセットを使ってトレーに分類。生物の写真が載った下敷きと、タブレット端末のアプリを使って、大きさや特徴を捉え、詳細に分類していきました。
タブレットには、およそ200種類の生物が検索できるアプリが入っています。
トビケラやカゲロウ、ヘビトンボなどがいたことから田原川の水質は「きれいな水」にあたると分かりました。
生徒たちは集中して作業にあたり、「思ったより種類が多くて驚いた。詳しく調べることができて楽かった。」と感想を話していました。
JFAなでしこひろばIN南丹市 女子サッカーを楽しもう!
7月24日、京都聖カタリナ高校のグラウンドで、女子サッカーの普及イベント、JFAなでしこひろばIN南丹市が行われました。
このイベントは、JFA日本サッカー協会が進める女子サッカー普及プロジェクトで、女子サッカー人口の増加と、環境の充実を目的に、気軽にサッカーに親しむ機会をと実施されています。
京都では、南丹市以北に女子サッカークラブがないことから、長岡京市で女子サッカークラブを運営するNPO法人シュピーレン京都が主催。今回は、小・中・高校生への普及を目的に、京都聖カタリナ高校女子サッカー部員や南丹市在住の小学生なども参加し、合わせておよそ40人がともに汗を流しました。
南丹市日吉町出身の元なでしこリーガー、吉岡霞さんを指導者に、ストレッチやミニゲームをし、初めて一緒にプレーするもの同士、互いに声をかけあい、サッカーを楽しみました。
今後も月に1度、この教室を開催していく予定です。
南丹市公共施設シンポジウム まちをデザインするという視点を
7月22日、遊youひよしで、南丹市公共施設シンポジウムが行われ、およそ30人が参加しました。
南丹市では、公共施設の再編・統廃合に市民の声を反映させるため、意見交換を行っています。
今回は、京都府立大学公共政策学部の梅原豊准教授を講師に招き、公共施設に留まらないまちづくりの視点について講演が行われました。
梅原さんは、昨年策定された南丹市公共施設等管理計画について解説した後、京都府下の公共施設をまちづくりに活用して成功した事例を紹介。「行政に任せきりでなく、地域の多様な人たちが協働するネットワーク型の社会に変えていかなければならない」と訴えました。
また、京都精華大学人文学部講師の黒澤悠さんが、公共施設だけではなく街づくりの視点をあわせもつことの重要性を語りました。
今後は、各町ごとにワークショップを開催し、市民の声を公共施設の再編に活かしていく計画です。
本町夜市×そのべ軽トラ市 大勢の人で賑わう
7月21日、園部町本町で、「本町夜市」と「そのべ軽トラ市」が合同開催され、クアスポチアダンス、チェリーズが、オープニングを飾りました。
この催しは、本町繁栄会と南丹市中心市街地活性化推進委員会が夏の賑わいを提供しようと開いています。
会場には、射的やスーパーボールすくい、当て物などのゲームコーナー、かき氷やポテトなどの夜店や軽トラ屋台がずらりと並び、会場は多くの親子連れで賑わいました。
また、野菜の重量あてクイズなどの企画もあり、会場に訪れた人を楽しませていました。
新庄サマーキャンプ 仲間と普段できない体験を行う
7月21日、八木町の旧新庄小学校で新庄サマーキャンプが開催されました。
このサマーキャンプは、新庄小学校の閉校に伴い、一度途絶えていましたが、地域の方々からの要望により新庄地域振興会の主催で昨年から再開されました。
新庄地域の子どもたちおよそ20人が参加。教室で陶芸と絵付け体験を行いました。ろくろの上に置かれた粘土を手のひらで伸ばし、お皿を作ります。色の違う粘土で皆それぞれの飾り付けを行いました。
また、絵付け体験では、素焼きのコップに陶芸専用の絵の具で、思い思いの模様を描きました。制作した作品は焼入れ後、子どもたちに手渡されます。
昼食では、夏の風物詩、流しそーめんが行われました。流れてきたそーめんやみかんを子どもたちは上手にすくいとり、美味しそうに味わっていました。
お腹一杯になったあとは、八木町室橋の文覚堂公園に涼を求めて川遊びに。網を片手に魚などの生き物を捕まえました。子どもたちは、夏にしかできない体験を楽しみました。
八木の夜市 子どもたちの声 賑わう
7月21日、八木の夜市が開かれ、浴衣姿の子どもたちや家族連れで賑わいました。
八木の夜市は、子どもたちに、夏の思い出に残る楽しいひと時を過ごしてもらいたいと、長年、八木駅前会、本町商店会の店主らが露店を出し、盛り上げてきたお祭りです。国道9号から本町通りにかけて歩行者天国となり、焼きそばやフランクフルト、かき氷や金魚すくいなどの屋台が並びました。
また、やぐらの前では、流行りの曲に合わせて踊りの輪ができました。八木の町を盛り上げたいと取り組まれている八木音頭や丹波音頭の踊りもあり、道行く人もリズムに合わせ体を揺らしました。
京都府学校農業クラブ連盟 平板測量競技会 早く正確に 測量技術を競う
7月21日、農芸高校を会場に、京都府学校農業クラブ連盟の平板測量競技会が開かれました。
京都府下の農業や林業を学ぶ高校生が、測量の基本である平板測量の技術を競う大会で、農芸高校、北桑田高校、福知山高校三和分校から5チームが参加しました。
競技は3人一組みで、コンパスや三角スケール、巻尺などを使用し、5つの地点を正確に測量します。
面積の計算や図面仕上げまで行うもので、いかに早く正確に測ることができるか、生徒たちは、この大会に向けてコツコツと積み重ねてきた練習の成果を発揮しました。
結果、北桑田高校が最優秀賞を受賞。10月に鹿児島県で行われる全国大会へ京都府代表として出場します。
知井ふれあいホーム夕涼み会 暑さを忘れるひとときを
7月21日、美山町の知井会館横のひろばで、知井ふれあいホーム主催の夕涼み会が開かれました。
毎年、施設利用者だけでなく、子どもたちや地域住民が大勢集い、なごやかなひと時を過ごします。
フランクフルトや焼きそばなどの模擬店でおなかを満たし、催し物では、人形劇団そらまめや北桑会よさこいチームによる踊りの披露、ライブや頭の体操などのステージが祭りを盛り上げました。
最後は、みんなのお楽しみのビンゴゲーム。暑さを忘れ、楽しい一日を過ごしました。
摩気高山子ども未来塾開塾式 地域と関わり学びを深める
7月21日、旧摩気小学校で、摩気高山子ども未来塾の開塾式が行われ、園部地域の子ども達と保護者が集まりました。
今年は49人の子ども達が入塾し、高屋直志会長は「勉強することで、もののわかる楽しみや喜び、感動が得られるので、頑張って欲しい」と挨拶しました。
またこの日は、摩気太鼓の力強い演奏や、園部中学校吹奏楽部による美しい演奏に聴き入り、楽しいひと時を過ごしました。
年間11回行われる未来塾で、子ども達は今後、国語や算数のほか、理科の実験などさまざまな体験を通して、地域と関わりながら学びを深めていきます。
かわべ親子サロン お楽しみ会 さぁ夏休み!親子で交流
7月20日、旧川辺小学校「おいでーなかわべ」で、かわべ親子サロンのお楽しみ会が開かれました。
川辺小学校が閉校したあと、親子が集う場として、また放課後の子どもたちの居場所づくりをしたいと始まったものです。
今回のお楽しみ会は、1学期終業式の日に、学校帰りの小学生が参加、幼児や保護者、地域の住民ら、合わせて45人が集いました。
お昼は、手作りご飯が提供され、炊き込みご飯とそうめんをおいしくいただきました。
ご飯を食べたあとは、自由時間。シャボン玉を飛ばして遊んだり、早速夏休みの宿題をしたりと思い思いに過ごしました。
最後には、絵本の読み聞かせもあり楽しいひとときとなりました。
かわべ親子サロンでは、川辺地域の子どもたちがつながり、成長を見守る場所として、楽しく活動を続けていきたいと話しています。
園部中学校 終業式 39日間の夏休みの過ごし方を大切に
7月20日、市内の小中学校で終業式が行われました。
園部中学校では、國府常芳校長が「命を大切に、仲間を大切に、夏休みを一学期から二学期につなげる大切な時間として、当たり前のように二学期をみんなで迎えられるよう生活を送って下さい」と挨拶しました。
また、終業式の後には、口丹波中学校各種大会などに出場する選手の壮行会が行われ、科学部が作成したスライドショーに合わせ選手が入場。15の部活動の代表が、意気込みや目標を語り、活躍を誓いました。
最後に生徒会長の西田匠太郎さんが「選手には、悔いの残らないよう、他の部員にはサポートをしっかりして、良い結果につながるように頑張って下さい」と激励し、それぞれが挑戦する熱い夏休みが始まりました。
南丹市優良建設工事表彰式 道の駅増築・改修工事で1社受賞
7月20日、南丹市役所で、平成30年度南丹市優良建設工事表彰式が行われました。
市の発注した建設工事のうち、特に優れた工事を表彰するもので、今回は八木町の株式会社平和建設が受賞しました。同社は昨年11月から今年3月にかけて行われた道の駅京都新光悦村の増築・改修工事において、主に品質管理や積極的な提案、施設管理者との綿密な協議で高い評価を得ました。
受賞した株式会社平和建設の國府久益代表取締役は「市の玄関口となる施設で、一層の緊張感があり、工期にも気を配った」と工事を振り返り、「今回の受賞は大変光栄。次回はもっと多くの事業者が受賞し、地域の建設業が活発になっていけば」と述べました。
美山中学校 アンビシャスタイム 体験を通して感じたことを発表
7月19日、美山中学校で、アンビシャスタイムが行われました。
ゴールデンウィーク中の家事や農業といった手伝い、校外学習や修学旅行の取り組みの成果などを発表し合い、今後の学校生活に活かそうと行われ、各学年の代表が発表しました。
母親と野菜の苗植えをし、「何事も好き、という思いを持って取り組むことが大切」と感じたことや、芦生の森のフィールドワークで「美山の大切な自然を守り続けたい」と思ったこと、修学旅行で見通しを持って行動することの重要性を学んだことなどを語り、生徒たちは互いの発表を熱心に聞きました。
最後に、美山町出身で筑波大学名誉教授、美山学アドバイザーの山口満さんから「素晴らしい発表だった。これからも体験学習を重ねてほしい」と講評がありました。
殿田中学校 熱中症を防ごう 部活動盛んになる時期を前に
7月18日、殿田中学校で、熱中症を防止する授業が行われました。
この授業は、明治国際医療大学が各地の中学校や高校で行っているもので、鍼灸学部の吉田行宏助教が、熱中症やその対処法、予防方法について講演しました。
熱中症になった場合、涼しい場所で休ませ、体を冷やし、水分とナトリウムを補給させることが重要ですが、今回の授業では、効果的な体の冷やし方を、実験を通して教わりました。
吉田さんは「皆さんの体調は皆さん自身で守ってください。事が起こってからどうしようではなく、熱中症にならないためにどうすれば良いか考えましょう」と話し、部活動が盛んになる時期を前に、生徒一人一人が意識を新たにしました。
八木東小学校5・6年 着衣水泳体験 水の事故から身を守る術を学ぶ
7月17日、八木東小学校5・6年生41人が着衣水泳の授業を受けました。
夏休みを前に、水難事故から命を守る方法を学ぼうと、園部消防署八木出張所から2人の署員を招きました。昨年、全国で水難事故により命を落とした人の6割が、水着ではなく衣服を身につけていたこと、入るつもりもなかった川や池、用水路などで事故が多く起きていることを聞き、早速実技では、水に誤って入ったことを想定して、服を着たままプールに飛び込み、体の浮き方を練習しました。
子どもたちは、水を含み服がとても重くなることや、おへそを突き出して力をぬいて浮くことの難しさを体感し、署員から「鼻と口を水面から出すことで命は守れる。ジッと浮いた状態で助けを待つことが大事」と教わりました。
水場には決して一人で行かないことや水難事故に遭遇したら大人の人に助けを求めること、ペットボトルなど浮くものを投げ入れることなど、命を守ることの大切さを学びました。
胡麻郷小学校丹波踊り講習 楽しみながら踊ろう
7月17日、胡麻郷小学校3・4年生を対象に、丹波音頭の踊り講習が行われました。
失われつつある地域の伝統芸能を学び、継承していくことを目的に行われ、胡麻丹波踊り踊ろう会の人たちが指導しました。
「音頭に合わせて楽しく踊ることが大切。上手に踊れなくても楽しさを知ってほしい」と指導を受け、児童たちは、苦戦しながら、見様見真似で踊りを覚え、真剣に取り組みました。
踊ろう会のメンバーらは、8月25日に胡麻夏祭りが開催されるので、子どもたちにぜひ参加して欲しいと話しています。
志和賀区 丹波音頭・丹波踊り再興講習会 懐かしの踊り 復活を目指して
7月14日、日吉町志和賀で、丹波音頭、丹波踊りの講習会が行われ、区民およそ20人が参加しました。
集落では、以前から盆踊りで丹波踊りが踊られていましたが、10年ほど前から音頭取りをする人がいなくなり、途絶えていました。
今回の講習会は、慣れ親しんだ丹波踊りをもう一度復活させたいと計画されたものです。
講師には胡麻丹波踊り踊ろう会の井尻 有香さんらが招かれ、踊りを指導しました。
8月12日に行われる区の納涼大会で復活した丹波踊りを披露する事を目標にしており、21日にも講習会を行います。
講習会には区内外を問わず、多くの人に参加してもらいたいということです。
ひよし夏祭り花火大会 夜空に咲く大輪の花
7月15日、日吉ダムスプリングスパークで、ひよし夏祭り2018花火大会が開催されました。
自然豊かなパーク内では、木陰にテントを張って、祭りを楽しむ家族連れで賑わいました。
ステージショーでは、美山町鶴ヶ岡のフォークソンググループあぜみちやフォークデュオ、スイート&ビターが出演。スイート&ビターが歌う南丹市シティ・プロモーションテーマソング「みんなでなんたーーーーん」が披露されると会場は多いに盛り上がりました。
京都府下で、毎年夏一番に開催するひよし夏祭りの花火大会は、ダムの堤体で音が反響し、大迫力の打上花火が特徴です。およそ800発が打ち上げられ、観客は夜空に咲く大輪の花に見入っていました。
園部町 口司の虫送り 豊作願い 田んぼに炎ゆらめく
7月15日、園部町口司で伝統行事、口司の虫送りが行われました。
古くから米の豊作を願い行われてきた行事で、口司では、今もその風習を受け継いでいます。
鏡神社では、神事のあと、お灯明の火が提灯に移され、上口司・下口司それぞれの集落に届けられます。
虫送りは、一軒に1本ずつ持ち寄った松明で、稲につく害虫を追い払おうというものです。松明の炎を振り回しながら、集落の田んぼを周りました。
あぜ道を行く炎が揺らめき、夏の夜に幻想的な風景が広がりました。
匠の祭典 木を活かす 匠の技を次世代へ
7月15日、16日の2日間、京都市右京区京北の木材加工センターを会場に、匠の祭典が開かれました。
これは、伝統文化「担い」が主催している林業の技術研修会で、
日本一と名高い鋸砥(のことぎ)職人、長津勝一さんを中心に、全国の森林組合や建設業、林業を学ぶ学生などに参加を呼びかけ、全国各地から100人以上が集いました。
初日の模範演技では、機械が主流の現場では、めったに見る事ができない4つの伝統工法を職人たちが披露。鉞(まさかり)の重みを活かして丸太を削るダイナミックな「鉞斫り(まさかりはつり)」やリズムよく行われる「手斧斫り(ちょうなはつり)」、法隆寺などの寺社建築の修復で用いられる技法、槍鉋(やりがんな)など、参加者は、第一線で活躍する職人たちの技に感心し、熱心に見学していました。
森の京都 宮澤正明写真展 森の文化 人々の営みを映す
美しい山々、里山の暮らしなどを写した森の京都写真展が、あうる京北を会場に開催されています。
京都府では、2年前から、森の京都として、南丹市を始め、亀岡市、京丹波町、綾部市、福知山市、京都市右京区京北の6市町において、魅力をアピールしてきました。
各地を巡り制作された本「森の京都探訪記」では、写真家 宮澤正明さんが撮影を担当しており、今回の展示会では、宮澤さんの作品、新作を含むおよそ50点が展示されています。
古くから森林と深く関わり文化をはぐくんできた森の京都。豊かに暮らす人々を表現した作品が並びます。展示会の会期は、7月29日までです。
口人の郷野菜市 5周年 日頃の感謝を込めて
7月15日、園部町口人で口人の郷 野菜市が開催されました。
口人の郷 野菜市は、地域のコミュニケーションの場として毎月第1・第3日曜日の2回開かれており、オープン前から多くの買い物客が訪れ、採れたての新鮮な野菜などを求める姿がありました。
また今回は、5周年を記念し、血液の循環を良くすることでリラックス効果があるアロマハンドトリートメント体験や、じゃがいもや玉ねぎのすくい取り販売などが企画されました。
区民たちは、これからも地域を盛り上げ長く愛されるものとして野菜市を続けていきたいと意気込みを新たにしていました。
園部高校教育振興会総会・講演会 子どもの能力を信じ導く、大切さ語る
7月14日、園部高校で、教育振興会の総会と記念講演会が行われました。
教育振興会は、生徒の部活動、進路指導、国際交流などの支援を行っています。今年は、園部高校創立130周年記念事業が開催されることから、実行委員会組織として支援することが報告されました。
記念講演では、京都府教育庁指導部社会教育課の田中栄一さんを講師に招き「子どもの能力を信じ、導く」と題し話を聞きました。田中さんは、鳥羽高校に勤務時代、相撲部を指導し、全国選抜相撲選手権やインターハイで数々の好成績を残したほか、現在、木瀬部屋で活躍する宇良力士を育てあげました。自身も相撲競技者として活躍したことから、子どもたちの無限の可能性を引き出すための声かけや関わり方について熱く語りました。「伸びる子は、挨拶やルールを守るなど基本的なことができる子。逆境に耐え一所懸命やり抜けるよう、親や先輩、教師の声かけや関わりが大切」と話しました。
道の駅 京都新光悦村 感謝祭 15周年の感謝の気持ちを込めて
7月14日から16日の3日間、道の駅京都新光村で、15周年感謝祭が行われました。
道の駅京都新光悦村は、平成15年7月に、園部町の農業と特産品の情報発信の拠点として、誕生しました。日ごろの感謝の気持ちを込めて開催したお祭りには、恒例となった、園部産のもち米でついた、きなこもちの振る舞いを求めたり、かき氷で涼をとる家族連れの姿がありました。
14日には記念式典が行われました。公益財団法人園部町農業公社の野中一二三理事長が、「毎日多くの人が訪れ、魅力ある道の駅になりとても嬉しい」と15年の歩みを振り返りました。
そして道の駅の佐々谷 吉美駅長が、地域の支えがあってこそ歩んでこられたと感謝の言葉を述べ、長年お世話になっている生産農家や、加工グループの園部町つつじの会、京都祇園フリアンに感謝状を贈りました。
とても暑い日でしたが、会場には買い物を楽しむ観光客と、15周年の節目を喜び合うスタッフの活気が溢れていました。
八木中学校2年 着付け体験 着物文化の魅力を知るきっかけに
7月13日、八木中学校2年生が、家庭科の授業で浴衣の着付けを体験しました。
これは京都府の「文化を未来に伝える次世代育み事業」の一環として、日本文化継承の大切さを知るきっかけにと開かれたものです。
講師は、京都きもの藤原学院 丹後分校の分校長 赤松はるみさんほか、5人の先生に教えてもらいました。
たもとやおはしょりなど、男女の浴衣の違いについて聞いたあと、早速、一人一人が浴衣をはおり、着付けに挑戦しました。
ほとんどの生徒が自分で浴衣を着るのは初めて。身ごろのさばき方、紐の使い方など一つ一つの所作にとまどい、帯結びに悪戦苦闘していました。
最後は、皆、誇らしげな様子できれいに仕上がった自分の姿を見ていました。着付けを通して着物文化の魅力に触れるひと時となりました。
森の京都カレッジ 西の鯖街道の歴史と文化
7月13日、放送大学京都学習センターの公開講座「森の京都カレッジ」の第3回が開かれました。
この講座は放送大学京都学習センター、南丹市美山観光まちづくり協会、南丹市情報センター、森の京都地域振興社の4社が連携して企画し、地域の観光振興の力となるリーダーを養成する事を目的にしています。
今回の講座は全3回のうちの最終回です。
講座の前半は、美山地域で昔から野上がりのごちそうとして作られていた「こけら寿司体験」で、洞しゃくなげグループを講師に体験しました。参加者は暑い夏にぴったりのさっぱりとしたお寿司を堪能しました。
後半は、美山町在住の郷土史家小畑正彦さんを講師に、西の鯖街道についてやそれに伴う物流・文化など美山地域に与えた影響を学習しました。
最後に参加者には放送大学京都学習センターの受講修了証書が渡されました。
園部中学校 オリンピック・パラリンピック推進事業 体験を聞き 五輪を身近に
7月13日、園部中学校で、オリンピック・パラリンピック推進事業の特別授業が行われ、シドニー五輪野球選手の山田 秋親さんが全校生徒に向けて講演しました。
この事業は、2020年の東京五輪に向けて機運を高めようと全国で行われており、京都府では小・中・高校と支援学校50校以上が推進校の指定を受け、各校でオリンピック・パラリンピックに興味を持つための授業が行われています。
講演では、これまでの野球人生と、その時々に感じた夢や挫折について語りました。
講演を聞いた生徒から「打たれたらどうしようと思ったことはないか?」と質問を受けると、「先を考えず今できる事を考え、不安は無理やりにでも消し去りました」と答えました。
また、野球部の練習に加わり、実技講習が行われました。
オリンピック、プロ野球と大きな舞台でピッチャーとして活躍してきた山田さんが部員にアドバイスして回りました。
山田さんは、「俺たちは出来るんだと集中力を高める事が大事。そうでないと試合の大事な場面での失点につながる」と野球に臨む心構えを説き、部員は真剣な表情でアドバイスを聞いていました。
明治国際医療大学女子柔道部 表敬訪問 全日本学生大会で準優勝!
7月13日、南丹市役所に明治国際医療大学女子柔道部が訪れ、西村市長に大会結果を報告しました。
明治国際医療大学女子柔道部は、6月23日、東京の日本武道館で開催された全日本学生柔道優勝大会、1部女子団体戦3人制に出場し、準優勝という快挙を成し遂げました。
大会では、トーナメントを順当に勝ち上がり、決勝の早稲田大学との対戦で0対2で敗れ、悔しくも準優勝となりましたが、学生たちは「チーム一丸となって戦ったことが、今回の準優勝という結果につながった」と話しました。小川豊清監督は「創部2年の新しい部だが、1・2年生が実力を発揮してくれた。来年は優勝めざし、南丹市からオリンピック選手を輩出したい」と意気込みを語り、西村市長から激励の言葉が送られました。
園部小学校5年 非行防止教室 正しい行動ができる人になろう
7月12日、園部小学校で5年生の非行防止教室がありました。
夏休みを前に、やっていい事と悪い事の判断ができ、正しい行動ができる人になって欲しいと開かれているもので、京都府警察?のスクールサポーターから話を聞きました。
「悪い事は悪いと注意し合える友達が本当の友達。みんなは本当の友達を作ってほしい。」と話があり、児童たちは熱心に聞き入りました。
また、スマートフォンやタブレットなどの使用が増えてくる年代であり、インターネットの危険性について説明がありました。
殿田小学校3年 歴史散策 日吉のいいところを見つけよう
7月12日、殿田小学校3年生が、総合的な学習の時間に、地元の歴史を学ぼうと神社を訪れました。
訪れたのは、日吉町殿田の日吉神社と小牧山東向観音堂です。
南丹市集落支援員の浅田徹雄さんと殿田区の住民 井尻治さんに、神社の歴史を聞き参拝しました。鳥居のくぐり方、手の洗い方など、お詣りの作法も丁寧に教えてもらいました。
日吉神社は、比叡山の神様を祀る神社で、同じ名前の神社は全国で2000社以上あると言われています。
境内にいくつもあるお社には、山や農耕の神様、商売の神様が祀られており、お詣りしながら散策しました。
また、同じ敷地にある小牧山東向観音堂は、西国三十三所の観音像が祀られている立派なお堂です。 ここにお参りすると各地を巡る巡礼と同じご利益があると聞きました。
今まで知らなかった地元の歴史を知り、日吉のいいところをたくさん感じた児童たちでした。
園部第二小学校 非行防止教室 心にブレーキを 一歩立ち止まって考えよう
7月11日、園部第二小学校で、非行防止教室がありました。
講師に京都府警察のスクールサポーターを招き、夏休みを前に、罪を犯さない、やって良いことと悪いこと、正しい行動をするためのポイントについて説明がありました。
児童たちは、昨年、京都府内で逮捕された小学生が126人もいたこと、主な原因が万引きであったことに驚き、同年代の犯罪が身近にあることを実感しました。
児童らは、心にブレーキをかけ、一歩立ち止まって行動することの大切さと、また、悪いことは悪いと言い合える本当の友達を作る事の大切さを学びました。
南丹市の未来を考えるワークショップ 20年後の子どもたちにどう育ってほしいかを考える
7月11日、園部公民館で、南丹市の未来を考えるワークショップが行われました。
「南丹市第二次教育振興プラン」の策定にむけ、立場の違う人たちの意見を集約し、思いを1つにすることを目的に、南丹市教育委員会が主催し初めて実施。市役所職員や南丹市立の幼稚園、保育所、小、中学校の教職員、地域おこし協力隊など、およそ30人が、20年後の南丹市の子どもたちにどのように育ってほしいかをテーマに話しました。
2038年には人口の減少とAI技術の発達で、多くの職業が減ることが予想されおり、そのなかで、「生きる力や自分で考える力を持つ子」「人と人とのつながり、コミュニケーションを大切にできる子」「ふるさと南丹市に帰ってくる子」などの意見が出され、グループごとに、実現するための課題を出し合いました。
八木中学校3年 保育実習 園児とふれあい 心身の発達を知る
7月11日、八木中学校3年生が、八木中央幼児学園で保育実習を行いました。
はじめに、中学生から園児たちへ歌のプレゼント。「森のくまさん」の曲が流れると、元気よく一緒に歌いました。
保育実習は、子どもの心身の発達や自分自身の成長を知り、家族や将来について考えを深めようと、家庭科の授業の一環で毎年行われています。園児たちに楽しんでもらいたいと、生徒があらかじめ考えてきた絵本の読み聞かせや手遊びなどで交流しました。
はじめは緊張気味だった中学生も、元気いっぱいの園児たちと自然に打ち解け、ゲームを楽しみ、
幼い子どもたちとのふれあいを通して、成長の過程を知る貴重なひと時となりました。
南丹警察署より美山小学校へ 交通安全の大会出場に感謝状
7月10日、美山小学校全校児童を対象に、交通安全教室が行われました。
南丹警察署の署員による交通安全指導のあと、6月9日に開催された、平成30年交通安全子供自転車京都府大会へ出場した学校に対し感謝状が、また出場した児童8人には記念品が贈られました。
出場したこの大会は、自転車の安全走行と交通事故防止を図るため毎年開催されているものです。
またこの日は、京都府警察平安騎馬隊による演技が披露され、間近で見る馬の迫力に、児童たちは圧倒されていました。
その後、騎馬隊に見守られながら下校しました。
園部高校のシンボル“大杉”に落雷 切り倒しに惜しむ声
7月7日の夕方5時半ごろ、園部高校のシンボルとも言われる大杉に雷が落ち、高さ約30メートルの大木から煙があがりました。
園部消防署員や南丹市消防団園部支団の団員が夜を徹して消火にあたりましたが、翌日には安全面を考慮して切り倒し作業が行われました。
園部高校の大杉は地域住民をはじめ、在校生や卒業生などに親しまれてきた大木です。
切り倒しの作業が進む中、心配そうな顔で見守る地域住民の姿がありました。
切り倒されたあと、大杉を一目見ようと人々が訪れ、驚きとともに淋しげな表情でカメラに納める姿もありました。
7月5~7日の大雨被害 大雨特別警報発令
7月5日から7日にかけ梅雨前線の停滞により大雨が降り続き、記録的な雨量となりました。
府道19号園部平屋線の他、国道9号や477号、また、京都縦貫自動車道も、通行止めとなり、交通網が分断されました。
土砂災害の危険性が高まった八木町神吉にはいち早く避難勧告が出され、開設された避難所で住民らが夜を明かしました。
日吉ダムでは、洪水調節容量の限界である貯水が200メートルにまで達し、6日午後にはダムから水が溢れないよう非常用洪水吐ゲートから、毎秒1000トン近くの放水が行われるという史上初めての事態となりました。
それにより大堰川の河川氾濫の危険性が高まり、園部町川辺、八木町南地区、西地区、山室に、避難指示が出されました。引き続き7日には、大雨特別警報が発令され、土砂災害の危険性が高まった美山町大野地区と鶴ヶ岡地区に避難指示が発令されました。
南丹市内では、地すべりや土砂崩れ、倒木などが各地で発生し、日吉町中世木西牧山では道路の地すべりが起き、全面通行止めにより孤立集落となりました。
また、日吉町生畑では、土砂崩れによって民家が倒壊する事態となりましたが、住民は不在のために人的な被害はありませんでした。
雨が上がった8日には、各地の復旧作業が進められました。美山町大野では、川谷区の簡易浄水施設の破損により、取水できない状態となりました。給水車が大野振興会と川谷公民館に設置されました。
各地で猛威を振るった大雨の影響が出ています。地盤の緩みなどに気を付け、危険な場所には近づかないで下さい。
胡麻郷小学校 おはなし会 お話の世界の面白さを満喫
7月4日、胡麻郷小学校で、「おはなし会」が行われました。
胡麻郷小学校では、読書ボランティア「ぽっぷこーん」が、毎月3回読み聞かせを行っています。おはなし会は、年に1回、全学年が集まって開いています。
本の読み聞かせや図書委員によるおすすめの本の紹介や、ぽっぷこーん会員による創作落語などがあり、子ども達は本や物語の面白さを満喫しました。
また、教員による劇「おおきなかぶ」では子ども達も参加。「うんとこしょ、どっこいしょ」と一緒にかけ声をかけました。
会場は子ども達の楽しそうな声に包まれました。
美山中学校 文化芸術による子どもの育成事業 群馬交響楽団によるワークショップ
7月3日、美山中学校に群馬交響楽団のメンバーが来校し、音楽鑑賞とワークショップが開かれました。
これは、子どもたちの豊かな感性を磨くことを目的に、文化庁の文化芸術による子どもの育成事業の一環で開かれたものです。
優雅な弦楽四重奏の調べを聞いたあと、ワークショップでは、バイオリンやコントラバスなどの弦楽器や、ユニークな音が出る打楽器の演奏体験を楽しみました。
9月25日には、本公演として群馬交響楽団を招いてコンサートが開催される予定です。今回の四重奏とオーケストラの音色の違いを感じて欲しいと生徒に話しました。コンサートは保護者や地域の人も参加できるということです。
八木西小学校6年生 違法薬物・危険ドラッグに近づかない
7月3日、八木西小学校の6年生が、薬物乱用防止の授業を受けました。
薬物乱用については、低年齢化とインターネットを通じて手に入りやすくなっていることから、毎年この時期に授業を行っています。
南丹保健所の薬剤師と薬物乱用防止指導員南丹地区協議会の会員らが講師を務め、薬物乱用で起こる健康被害や依存などについて説明しました。
また、グループに分かれて、知らない大人から違法薬物の使用をそそのかされた場合の、断り方を練習しました。言葉巧みに迫ってくる大人に対して「いらない」と断り続け、決して受け取らない、話を聞かないことを、子どもたちは体験を通して学びました。
園部中学校 インターネット安全教室 危険を知り 正しく安全に使おう
7月3日、園部中学校で全校生徒を対象にインターネット安全教室が開かれました。
夏休みを前に、スマートフォンやインターネット、SNSなどを使うことが多くなる中学生が、正しい使い方を知り、事件や事故に巻き込まれないようにと開かれたもので、講師にインターネットの安全対策に詳しいジーブレイン株式会社の大財健治さんが招かれました。大財さんは「インターネットは決して匿名ではなく、一度発信したことは取り消すことができない。深刻なことやプライベートなことを書き込まないこと。困ったことがあれば、一人で悩まずに相談しよう」と話しました。
生徒たちは、自分たちの社会的責任を知り、自分の身を守るためのインターネットとの付き合い方を学びました。
南丹市副市長に山内 守氏が就任
7月2日、南丹市役所で、新しい副市長の就任式が行われました。
7月1日付で副市長となる山内守さんは、民間企業を経て園部町農業協同組合に入り、平成25年からは京都府信用農業協同組合連合会常務理事として活躍されてきました。
西村市長は職員に対し「南丹市の厳しい情勢の中、まちとして生き残るために、民間経営や外交の経験や能力のある、また基盤産業の農業について幅広くマーケティングの出来る人材として山内氏を選んだ。誠実、謙虚で、強い意志を持つ山内副市長を良き相談相手として、一丸となってまちづくりに取り組んでほしいと」挨拶しました。また就任した山内副市長は「市民の声、職員の声に耳を傾け、更なる発展を目指す西村市政で、共に汗をかいていきたい」と決意を述べました。
美山町自然文化村 旅の楽しみを提供し続け30年
美山町自然文化村が創立30周年を迎え、7月2日、記念式典が行われました。
主催者である西村市長は「インバウンドの増加により益々交流人口が増える中、通過から滞在型の観光へ発展することを期待する」、また美山ふるさと株式会社奥本浩二代表取締役は「自ら考え自ら実行するまちづくりとして30年。これを節目に英知を絞り、さらなる飛躍を目指したい」と挨拶しました。
美山町自然文化村は、都市と農村の交流拠点、また地域活性化の拠点施設として、美山町営で設立し、平成17年に財団法人、平成26年には美山ふるさと株式会社と統合し、南丹市の指定管理事業者として運営しています。
JRからの直行便や周遊バスの運行などアクセス改善に貢献した京阪京都交通株式会社に感謝状が、また長年施設を支えた8人の職員に永年勤続表彰が行われました。
続く記念講演会では、伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会会長で、旅館女将の江崎貴久さんが「観光とは地域の魅力とお客様をつなぐもの。「らしさ」と「ならでは」を大切に、訪れた人、そして自分たちが幸せを感じられなければ長続きしない」と今後のエコツーリズムの方向性について熱く語りました。
南丹市消防団操法大会 連日連夜の訓練の成果競う
7月1日、園部公園多目的運動場で、第6回南丹市消防団操法大会が行われました。
この大会は2年に一度開かれており、火災消火を想定した一連の動作と消防操法の技術を競います。
前回までは、園部・八木・日吉・美山の各支団より部門ごとに1チームずつが代表として出場していましたが、今回からは複数チームが出場する事が可能となり、小型ポンプ操法の部に8チーム、ポンプ車操法の部に4チームが出場しました。
大会の結果、小型ポンプ操法の部は美山支団、ポンプ車操法の部は八木支団が優勝しました。
優勝した2つのチームは、29日に開催される京都府大会に、南丹市代表として出場します。
全国大会出場 チーム京都美山 ゲートボール大会
ゲートボールチーム京都美山の7人が全国大会へむけて、練習に励んでいます。
大人に交じってスティックを打つのは、美山小学校4年 岩間 龍之介くんです。
この大会は、様々な世代で構成されたメンバーでチームを作り、競技するもので、6月に行われた京都府の予選会で、チーム京都美山は優勝し、見事全国大会の切符を手にしました。
チーム京都美山は、7月14日から岩手県で行われる全国大会、内閣総理大臣杯全日本世代交流ゲートボール大会に出場します。