美山町自然文化村 旅の楽しみを提供し続け30年

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 美山町自然文化村が創立30周年を迎え、7月2日、記念式典が行われました。
 主催者である西村市長は「インバウンドの増加により益々交流人口が増える中、通過から滞在型の観光へ発展することを期待する」、また美山ふるさと株式会社奥本浩二代表取締役は「自ら考え自ら実行するまちづくりとして30年。これを節目に英知を絞り、さらなる飛躍を目指したい」と挨拶しました。
美山町自然文化村は、都市と農村の交流拠点、また地域活性化の拠点施設として、美山町営で設立し、平成17年に財団法人、平成26年には美山ふるさと株式会社と統合し、南丹市の指定管理事業者として運営しています。
 JRからの直行便や周遊バスの運行などアクセス改善に貢献した京阪京都交通株式会社に感謝状が、また長年施設を支えた8人の職員に永年勤続表彰が行われました。
 続く記念講演会では、伊勢志摩国立公園エコツーリズム推進協議会会長で、旅館女将の江崎貴久さんが「観光とは地域の魅力とお客様をつなぐもの。「らしさ」と「ならでは」を大切に、訪れた人、そして自分たちが幸せを感じられなければ長続きしない」と今後のエコツーリズムの方向性について熱く語りました。