殿田中学校 科学工芸部 身近な川の生物から水質を調べよう

01_生物調査00000000

 7月26日、殿田中学校の生徒が川の生物調査を行いました。
 身近な川に住む生き物を観察し、水質を調査することを通して自然に対する興味関心を高めようと、京都府が実施しているもので、殿田中学校 科学工芸部の3人が参加しました。
 学校前の田原川で、南丹保健所の職員に調査の仕方を教わりながら、深さ30センチほどの場所で、石に付着した生物を捕獲します。
 サワガニや、小魚のヨシノボリ、その他、きれいな水に住むとされる、ヘビトンボも見つかりました。
 生き物を採取したあと、スポイトやピンセットを使ってトレーに分類。生物の写真が載った下敷きと、タブレット端末のアプリを使って、大きさや特徴を捉え、詳細に分類していきました。
 タブレットには、およそ200種類の生物が検索できるアプリが入っています。
 トビケラやカゲロウ、ヘビトンボなどがいたことから田原川の水質は「きれいな水」にあたると分かりました。
 生徒たちは集中して作業にあたり、「思ったより種類が多くて驚いた。詳しく調べることができて楽かった。」と感想を話していました。