南丹・船井地区民生児童委員 全員研修会 “ひきこもり”に理解深める

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 7月27日、南丹市国際交流会館で、南丹船井地区民生児童委員全員研修会が行われ、民生児童委員や行政関係者、およそ200人が参加しました。
 この研修会は、人権についての正しい知識と委員の意識向上を目的に、全員が参加して行われています。
 今回の研修では、昨年に行われた「ひきこもり実態調査」を受け、ひきこもりに対する理解を深める事をテーマに行われました。
 京都府家庭支援総合センターの清水 岳彦さんは、ひきこもりの定義や背景などについて解説しました。
 清水さんは、「ひきこもっている人は怠けている、やる気がないという目で見られがちですが、本当にそうでしょうか?」と問いかけ、自身に置き換え当事者の考えを推しはかる事の大切さを訴えました。
 また、京都市を拠点に活動する「若者と家族のライフプランを考える会」から、ひきこもりを脱して現在は支援にあたっている講師が当事者の立場からの講演も行いました。
 ひきこもりは当事者との接触が難しい事から理解が進みにくく、両親の高齢化などもあります。
 参加者は理解を深め、どう支援をするべきか改めて考えを深めました。