園部町天引 水辺の生き物調査 自然豊かな環境を次の世代に

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 8月19日、園部町天引で水辺の生き物調査が行われました。
 天引区の活性化と未来を考える会が主催し、地域の素晴らしい自然環境に目を向け保全活動に取り組もうと行われており、今年で4回目です。
 参加者は、地元住民のほか、環境について学ぶ京都学園大学の学生たちが一緒に調査を行い、次々と生き物を捕まえていきました。
 天引の水路は、川の源流にあたることから外来種が生息しておらず、京都府の準絶滅危惧種に指定されているマツカサガイも見られ豊かな生態系が残っています。
 参加者は、昔、川で生き物を捕まえた思い出話に花を咲かせながら調査にあたり、昨年と同じくおよそ20種類の生き物を確認しました。
 毎年講師に招かれているNPO法人亀岡人と自然ネットワークの仲田 丞治さんは、「今年は稚魚がたくさん見られ、命が受け継がれていることが確認できた。今後も継続して調査していくことが大切。」と話していました。