「西本梅を歩く会」歴史講座 地域の人たちの営みを古文書から考察する

190216第2回「西本梅を歩く会」歴史講座00000000

 2月16日、旧西本梅小学校で、西本梅地域振興会が主催する、第2回「西本梅を歩く会」歴史講座が開かれ、55人が参加しました。
 篠山街道の宿場町として栄えた、園部町埴生地区の住民宅から古文書が発見され、調査を依頼されていた元中学校教諭で地域振興会員の安田和彦さんが、この日、江戸時代初期の地域の様子について、分析した内容を語りました。
 発見された古文書は、年貢を徴収するために農地の面積や等級、所有者、屋敷の場所などが記載された江戸時代初期の検地帳などで、地域の人たちがどのような生活をしていたのか、参加者らと思いを巡らしました。
 安田さんは「多くの人たちの生活の営みがあってこそ、地域の歴史がつくられてきた」と話し、多くの地名や人物が記述されている古文書から、今後地域の様子がより解明されることに、住民らは期待を寄せていました。