熊崎不動尊大護摩 火渡りで無病息災・家内安全を祈願

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 3月3日、園部町熊崎の都々古和気神社で、春を告げる伝統の神事、熊崎不動尊大護摩火渡り神事が行われました。
 小雨が降る中、およそ60人の参拝者が集まり、邪気を祓う儀式に、境内は厳かな空気に包まれます。護摩壇に火をつけると、杉の葉がバチバチと燃え、辺り一面に、白煙が立ち込めました。
 山伏姿の修験者が般若心経を唱え、一年の無病息災と家内安全を祈ります。参拝者は、願いを書いた護摩木や御札を、燃え盛る炎にくべました。
 火渡り神事は、素足になり手を合わせ、男性は不動堂に向って、女性は反対側から渡り、一年の健康と幸せを祈りました。