安心して最期を迎えられる美山に 美山の医療を守る会 発足

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 3月12日、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、美山の医療を守る会 発足集会・学習会が行われ、住民らおよそ100人が参加しました。
 美山町安掛の美山診療所は、高齢の常勤医師の後任が見つからない事や、財政状況などの課題を抱えています。
 課題解決に向けての支援を求めるために住民が立ち上がり、会の発足が宣言されました。
 あわせて学習会として、京都府下を始めとする全国の医療情勢について、京都医労連の坂田 正春さんが、診療所の現状と先に行われた住民アンケートの結果について、診療所事務長の原 龍治さんが説明しました。
 原さんは、「医療を必要とする皆さんの安心につながるのかが大切。最期を安心して迎えられる美山づくりのために、ご協力をお願いします。」と語り、住民らに協力を呼びかけました。
 会では、今後、後任医師の確保と住民の安心につながる医療の確保に向けて、京都府・南丹市への要望活動を行う計画で、署名・寄付への協力を呼びかけています。