美山山村留学センター 退所式 1年間の美山の思い出を胸に

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 3月22日、美山町下の美山山村留学センターで、第21期生の退所式が行われました。
 山村留学は、都市部に住む子どもたちが、1年間親元を離れ、美山の美しい自然を感じながら生活する制度で、美山山村留学運営委員会を中心に運営されています。委員長の澤田利通さんが、「美山での思い出を胸にふるさとに帰っても頑張って下さい」と声をかけ、退所する7人の児童一人一人に修了証書を手渡しました。
 今年度は特に、小学2年生から5年間をセンターで過ごした京都市出身の関野いろはさんが美山小学校を卒業し、最後の年となりました。今までで一番長い期間を過ごした関野さんに、知井振興会から記念品が渡され、別れを惜しみました。そして、退所生から一人一人、お世話になった先生や地域の方々に感謝の言葉がありました。
 また里親として、毎週1回自宅の宿泊でお世話になった里親の皆さんに、退所生から感謝の花束が贈られました。
 4月から子どもたちは、ふるさとの学校に戻る者、引き続きセンターにやって来る者、別々の道を歩みます。仲間との別れの淋しさを噛みしめ、巣立っていきました。