上胡麻区有害鳥獣対策会議 区民みんなで力を合わせて対策を

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 3月24日、日吉町の上胡麻区会議所で、有害鳥獣対策についての講演会が開かれました。
 シカやイノシシなどによる農作物への深刻な被害が続く中、上胡麻区や地域協議会、農家組合などが一緒になり、みんなで対策を考えて行こうと、今年1月に上胡麻区有害鳥獣対策会議が発足しました。
 今回の講演会は、区民も一緒に勉強し、考える場にしたいと開かれたもので、講師に京都府森林技術センター主任研究員の小林正秀さんが招かれました。小林さんは、獣害が増えた背景には、人が森の資源を使わなくなったことが大きいことを話し、動物の生態と、その効果を実証した動物撃退機の紹介もありました。また最新の研究として、ドローンを使った撃退方法も紹介され、参加者は、効果的な対策と地域の将来の姿について考えるきっかけになりました。