修学旅行を前に平和学習講演会 被爆体験を語り継ぐために

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 4月17日、園部中学校で、平和学習講演会が行われました。
 国の被爆体験伝承者等派遣事業として行われたもので、長崎市への修学旅行を控えた3年生が、語り部から話を聞きました。
 講師は被爆二世で、長崎原爆被災者協議会の柿田富美枝さんです。柿田さんは、21歳で被爆した母親から聞いた、当時の町の様子や平和への思い、また被爆者から聞いた体験を語り継ぐ「伝承者」としての活動について話しました。
 「この会場にいる先生、生徒、私を含めて戦争を知らない世代です。だからこそ、今日聞いた話を家族や友達に伝えてほしい。また家族や学校など、まず身近な人と仲良く暮らすことが平和への第一歩です」との、柿田さんからの熱いメッセージに、生徒たちは修学旅行でより多くのことを学びたいと誓い合いました。