京都帝釈天春の大祭 一年の健康と幸せを祈る

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 5月12日、八木町船枝の京都帝釈天で春の大祭が行われました。
 1200年もの歴史を誇る京都帝釈天は、願いの叶う神として古くから信仰を集めてきました。
 新緑がまぶしい境内に、梅花講の鐘が響き渡り、法要が始まりました。途中、帝釋天の使いとされる猿から、千日分の御利益があるという散華が撒かれると、参拝者が拾い集めました。
 また、参拝者らは本堂を回った後に、「お土受け」で一年の健康や幸せを祈りました。
 大祭への奉納として、船枝区の女性と小、中学生による紫雲太鼓が勇壮な太鼓を披露。また今年は南丹市を中心に活動する篠笛サークルささゆりのメンバーが、母の日にちなんだ曲や懐かしの童謡などを演奏しました。
 南丹市内外からお参りがあるという帝釈天。お茶席やうどんなどの接待もあり、訪れた人たちは穏やかなひとときを過ごしました。