2019年度南丹市美山観光まちづくり協会総会 美山の魅力を伝え、滞在型観光への挑戦

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 5月30日、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、2019年度一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会の総会が行われました。
 開会あいさつで中川幸雄代表理事は「昨年は自然災害の影響で観光客が減少したが、今後は市場調査も行い、豊かな自然と伝統文化を活かした滞在型観光者や交流人口を増やしていきたい」と話しました。
 議事では前年度の事業報告と決算、インバウンド旅行者や農山村教育民泊など宿泊商品の販売や積極的な情報発信などを盛り込んだ、今年度の事業計画案と予算案が審議され、可決されました。
 また、京都新聞舞鶴支局長の長尾康行さんの講演が行われました。長尾さんは今年4月まで、南丹支局長を務め、長年美山町を取材してきた経験から「新聞記者から見た美山の魅力」と題して、景観、歴史・風土、人を呼び寄せる魅力といった、美山の持つ魅力の独自性について話しました。
 「人は長年の風土や生活で出来上がった、同じものが一つとしてない違った景観に興味を抱く。昔ながらを残す美山の良さや、そこに関わる地域の人たちの思いがあって、何度も訪れたいまちを形成している」と話し、これからのまちづくりにエールを送りました。