生身天満宮 夏越の大祓式 半年間の穢れを祓い 清める

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 6月30日は、一年の折り返しの日です。
 園部町美園町の生身天満宮では、半年間の罪や穢れ、災いを祓う夏越の大祓式が行われました。
 氏子総代、そして地域の方が集まり、残る半年の無病息災を祈願しました。
 その後、氏子会が準備し、奉納した茅の輪を8の字にくぐり、家族が皆健康であるようにと願い、歩きました。
 梅雨の晴れ間に心身を清め、残る半年、穏やかに過ごせますようにと祈りました。

ことばの集い サークル活動発表 心に伝わる「ことばのきらめき」

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 6月30日、八木公民館で、第27回ことばの集いが行われました。
 この集いは、南丹市や亀岡市、福知山市、綾部市、京丹後市で活動する朗読や言葉のサークル、11の団体が、互いの発表を聞き、交流するもので、毎年実施されています。南丹市からは、八木町ことばサークル「声」と園部町で活動する「たのしい声」が出演しました。今回は「ことばのきらめき」をテーマに、それぞれが練習を重ねた詩や小説、朗読劇、落語の小咄などを発表しました。
 笑いを織り交ぜた楽しい話や古典作品など、それぞれの持ち寄った文章の世界が、声と言葉で表現され、聞き手の心へと伝わります。 
 参加者は、言葉の力の素晴らしさを改めて感じ、互いに刺激を受け合いました。

美山かやぶき美術館20周年 町文化協会の作品展・ステージ発表で賑わう

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 美山かやぶき美術館は開館20周年を迎え、記念事業として美術館を無料開放し、美山町文化協会の作品展を開いてきました。
 会期終盤となる6月29日には、文化協会の会員によるステージ発表が行われ、会場にはおよそ60人が詰めかけました。
 出演したのは、おはなしボランティア赤ずきん、日本よし笛の会京都美山支部、美山民謡会の3つのサークルで、日ごろの活動の成果を披露しました。
 日本よし笛の会京都美山支部は、童謡・唱歌や民謡、歌謡曲など馴染み深い曲を演奏。素朴さを感じるかやぶき民家の会場を、優しい音色が包み込みました。
 地域住民の作品の数々とステージ発表で、美術館の20周年記念事業は温かな雰囲気で締めくくりました。

川辺自然塾 オープニングイベント 身近な自然でわくわく探検

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 6月29日、園部町船岡のおいでーなかわべで、川辺振興会が「川辺自然塾オープニングイベント」を開きました。
 川辺振興会では、地域住民の交流の場となるイベントを実施しており、今回は園部第二小学校区の子ども達を対象に初めて企画されたものです。
 元 京都教育大学 教授で、環境植物学を専門とする坂東 忠司さんを講師に迎え、会場周辺の水路や水田で生き物探しをしました。
 蛙やトンボ、貝や藻など、様々な生き物について坂東さんが解説し、子ども達は生き物探しをしながら興味深そうに耳を傾けていました。
 生き物探しの後はじゃがいもの収穫や講師の話などを聞き、参加した子ども達は地域の身近な自然で1日を通して楽しみました。

胡麻郷小学校 おもしろ科学体験 科学の力にワクワク!“知りたい”を育てる

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 6月29日、胡麻郷小学校でおもしろ科学体験が行われました。
 科学に対する子どもたちの興味関心を高め、知的好奇心を育もうと、京都府教育委員会と京都大学理学研究科の協力で実施されたものです。
 体育館に、磁石の力で鉄球の動きを加速する装置や、空気を圧縮して火をおこす実験、光ファイバーを使ったツリー作りなど、12の体験ブースが並びました。
 3年生から6年生の児童が、班ごとに大学生から説明を受け、不思議な現象に驚きながら体験を楽しみました。
 また1・2年生は教室で、園部町在住の十倉 健さんと一緒に、理科の実験や工作を行いました。でんぷんとヨウ素が反応して水の色が変わる実験では、子どもたちも大喜び。体験を通して、全校児童が科学の力にワクワクする時間となりました。

美山町下区不動尊の滝祭り 地域の信仰の地 不動尊の滝

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 6月28日に、美山町下区で不動尊の滝祭りが行われました。
 地域住民や一般参加者など約30人が集まり、八幡宮へお参りしたあと、不動尊の滝へと向かいます。
 このお祭りは、戦国時代に、敵陣に追われた武士が、滝に安置した不動明王のご加護を受け、命を救われたという言い伝えが元となり、地域の信仰として、古くから受け継がれてきたものです。
 険しい山道を登った先にある、山の神を拝んだあと、さらに奥へすすむと不動尊の滝が現れます。
 滝のふもとで読経し、地域の五穀豊穣と安全を祈願しました。
 美しい自然と、流れ落ちる滝をみながら、これから迎える夏にむけて、皆で暑気払いしました。

農業者交流会 業種の垣根を越え 南丹市を盛り上げる!

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 6月27日、南丹市役所で農業者交流会が開かれました。
 市内で農業や畜産業に携わる若い世代が集まり、市役所職員や、農業委員らを交えて交流しました。
 将来の農業ビジョンを私たちの手で作ろうというテーマを掲げ、 深刻化する獣害や担い手不足などの課題を出し合ったあと、人材を共有して雇用を確保するアイデアや、南丹市をPRするブランドを確立したいなど日頃の思いを出し合いました。
 また若い世代の農業者が初めて集まったことで、本音を出し合う姿もありました。「思いを共有し合う場は貴重。我々農業者がつながり、主体となって南丹市を盛り上げたい。楽しみながら問題解決に取り組みたい。」と、前向きな意見が多く出されました。
 今後は、交流の輪を広げながら具体的な行動へつなげられるよう検討が進められます。

水道用水の供給に関する基本協定 締結式 亀岡市の水道水を八木町西部地域へ

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 6月27日、亀岡市役所で、「水道用水の供給に関する基本協定」締結式が行われました。
 これは、亀岡市の千代川浄水場から南丹市の八木町西部に水道水を供給するため、亀岡市と南丹市の間で結ばれた協定です。
 現在、八木町の大堰川より西側の地域は、大薮浄水場から水道水を供給していますが、施設の老朽化が進み対応策を検討した結果、亀岡市に協力を申し入れました。その後、両市議会で承認され、締結に到ったものです。
 桂川孝裕亀岡市長は「水道事業で市町村が連携するのは、京都府で初めてのこと。持続可能な地域社会を築くため、自治体同士の連携を進めて行きたい」と挨拶。
 また、西村良平 南丹市長は「安定した水の供給に協力いただき感謝する。インフラの維持管理が課題だが、地域の将来に向かって新しい連携に期待したい。」と述べました。
 水道水は、およそ1600軒に供給され、開始時期は、令和3年度を予定しています。

南丹市スポーツ協会 総会 スポーツでイキイキとした町づくりを

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 6月26日、南丹市役所で、南丹市スポーツ協会の総会が行われました。
 京都府民総合体育大会の結果や行事の開催など昨年度の事業報告や会計決算、今年度の事業計画と役員の紹介などがありました。
 南丹市スポーツ協会の麻田健治会長は「今年はラグビーのワールドカップ、来年は東京オリンピック、2021年はワールドマスターズゲームズ関西と、スポーツが盛り上がりを見せる年を迎える。南丹市をスポーツでイキイキとした町にしていきたい」と話しました。

農芸高校2年 薬物乱用防止講習会 誘われたら その場から逃げよう

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 6月26日、農芸高校で薬物乱用防止講習会が開かれ、2年生65人が受講しました。
 この講習会は、危険ドラッグや麻薬・覚せい剤などの危険性について学ぶ機会にと京都府薬物乱用防止指導員南丹地区協議会の協力で開かれています。
 薬物が若者たちに非常に身近にある現状や、誘われた時にはその場から逃げるなど、実際の断り方について、南丹保健所の職員から学びました。「一度使ってしまうと、たとえ心が強くても、一生逃れることができないのが薬物依存の恐ろしさ。断る勇気を持ち、大切な自分を守って欲しい」と生徒たちに呼びかけました。

にぎわい太鼓まつり 地域の太鼓集団が集結

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 6月23日、氷室の郷で、第12回にぎわい太鼓まつりが開かれ、およそ400人が会場を訪れました。
 この催しは、口丹波地域の和太鼓グループで作る「口丹波で民俗芸能を楽しむ会」が主催し、成果の発表と団体同士の交流を目的に開いています。
 南丹市や亀岡市、京丹波町などで和太鼓やお囃子に取り組む11の団体、総勢100人以上が出演しました。
 グループごとに曲の構成や演奏の仕方が異なり、同じ和太鼓でもそれぞれに個性のあるステージが繰り広げられました。
 京都市や大阪市から参加した団体もあり、参加した人たちは、それぞれの演奏に刺激を受け合いました。

なんたん子育てフォーラム PTA研修会 人と真剣に向き合う生き方を

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 6月23日、亀岡市の京都先端科学大学を会場に、なんたん子育てフォーラムが開催されました。 
 南丹市・亀岡市・京丹波町の幼稚園から高校まで、子育てに関わる保護者・PTA会員・子育てサークルなどが参加する研修会で、およそ350人が参加。チアダンスグループ「チェリーズ」がオープニングを飾りました。
 また全体会の講演では、京丹波町出身でアフリカンペイントアーティストとして活躍するSHOGEN(ショーゲン)さんから話を聞きました。鮮やかなアフリカンアートに魅せられ、脱サラして、1年間タンザニアで絵の修業をしたショーゲンさん。マラリアなどでいつ命を落としてもおかしくない暮らしの中で学んだ、家族のつながりや人と向き合う生き方、大人自身が輝き、その背中を子どもたちに見せ続けることなどを話しました。

ツルガオカカンキョウセイビ 地域総出で美化作業

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 6月23日、美山町鶴ヶ岡地域で、「ツルガオカカンキョウセイビ」が行われ、およそ170人が参加しました。
 この取り組みは、住民が力を合わせて美化作業に取り組もうと、鶴ヶ岡振興会と地域の若者たちで作るグループ「ムラガーレ食堂」が共同で行っているものです。
 旧小学校グラウンドの草引きや体育館、校舎のワックスがけ、地域の廃品回収などに力を合わせて取り組みました。
 鶴ヶ岡地域の活性化にボランティアで協力する、佛教大学の学生有志「SAIKO PROJECT」も作業に加わり、学生16人が一緒に汗を流しました。
 地域住民の4分の1近くの人たちが参加し、強い結束力で地域が美しくなりました。

ほたる鑑賞会 カエルの唄と幻想的なほたるのきらめき

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 6月22日、美山町豊郷の洞区で、ほたる鑑賞会が開かれました。
 このイベントは、ホームページやSNSを使った広報活動の効果があり、大阪や神戸など近隣府県からも大勢が訪れます。
 公民館では鶴ヶ岡地域の若者が出す屋台や、地元の加工グループによる栃を使ったゼリーなどが販売され、暗くなる前から大勢の人で賑わいました。
 夜8時、洞区在住の菊地 由紀さんによるバイオリン演奏で鑑賞会がスタート。 
 訪れた人は、ウッドチップを敷き詰めた地域手作りの散策道を行き、カエルの鳴き声とほたるの乱舞を楽しみました。

南丹市議会6月定例会 閉会 29議案が可決・同意

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 6月20日、南丹市議会6月定例会が再開されました。
 2億4100万円を追加する今年度一般会計補正予算やこの日追加提案した、南丹市八木支所大規模改修工事に関する請負契約、2億4948万円、市営バスの老朽化に伴う購入についてなど29議案が可決、同意されました。
 また、新たな過疎対策法の制定に関する意見書については、2021年3月末に、過疎地域自立促進特別措置法が期限切れを迎えるのを前に、新たな制定を国会に要望するもので、全会一致で可決されました。

八木西小学校 非行防止教室 悪いことを注意し合える一生の友達になろう

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 6月20日、八木西小学校で5、6年生を対象に非行防止教室が行われました。
 6年生の授業では、南丹警察署スクールサポーターの北村幸弘さんを講師に招き、「やってよいこと、悪いことを理解し、いつも正しい行動ができる人になろう」をテーマに話を聞きました。
 北村さんは万引きやいじめ、インターネットを巡るトラブルなど、身近な話題を例に挙げ、「自分がされたら傷ついたり困ったりしないか、大切な人をがっかりさせないか、人に迷惑をかけないか、法律や決まりをやぶっていないかを常に考え、一歩先を見て行動することが大切。また悪いことは悪いと注意し合える友達は、一生の宝物です」と話し、児童らは真剣な表情で学んでいました。

農芸高校 大豆100粒運動 for highschool 大豆を通して食料自給率向上を考える

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 農芸高校 作物コースの3年生が、6月20日、大豆と豆腐についての特別授業を受けました。
 大豆の栽培を通して食料自給率や食の安全などについて子ども達が考える「大豆100粒運動」の一環で、農芸高校生が育てた大豆を使い、地元で商品化するという取組です。
 初回となる今回の授業では、豆腐と大豆についての解説を受けました。
 講師には豆腐マイスターの上田 久美子さんが招かれ、京都豆腐油揚商工組合青年部が協力しています。
 豆腐の原料となる大豆の品種や自給率、価格による豆腐の違いなどが説明され、実際に製法や原料、価格の異なる豆腐を食べ比べました。
 見た目は同じ豆腐ながらも、生徒達は味の違いを感じ取り、「豆の味がする」など感想を言い合っていました。
 生徒達は今後、講義や大豆の栽培を行い、ジュニア豆腐マイスターの認定を目指します。
 また、栽培した大豆は京都豆腐油揚商工組合に買い取られ、豆腐に加工される計画です。

園部中学校1年生 届けよう、服のチカラプロジェクト講演会

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 園部中学校では、毎年1年生が、「届けよう、服のチカラ」プロジェクトに取り組んでいます。
 6月20日、プロジェクトへの理解を深めるため、講演会が行われました。
 このプロジェクトは、株式会社ユニクロが行う社会貢献活動です。着なくなった服を集めて難民支援に役立てるもので、園部中学校は取り組みを始めて7年目です。
 ユニクロ亀岡店の佐藤 彩さんと伊内直子さんが講師を務め、プロジェクトの内容や背景について説明しました。
 服には身体を温めたり陽射しから肌を守るなどの命を守る役割と、所属や職業、気持ちを表すなど人の尊厳を守る役割があること、また命からがらで避難している難民は衣服を十分に持ち出す事が出来ていないなどの説明に、生徒達は真剣に耳を傾けました。
 質問に答える時間も設けられ、届ける国はどうやって選ばれるのかや難民の方に望まれているのはどんな服かなど、活発に質問が出されました。
 1年生は今後、生徒達で組織した「服のチカラ委員会」が中心になり、ポスターを作製したり幼稚園・保育所を訪問するなど、協力の呼びかけを行い、子ども服の収集を行っていきます。

園部高校1年 ダニの行動・研究について学ぶ

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 6月20日、園部高校の中高一貫コースの1年生が、自然科学についての課題研究講座を受けました。 
 この講座は、大学と連携し、学びを深め、思考力や判断力、表現力を育成するものです。
 京都先端科学大学バイオ環境学部准教授の清水伸泰さんから、「生き物が作り出す有機分子」について学びました。
 清水さんは、身近な事例として、ダニの行動を紹介。フランスでのダニを使って熟成するチーズ作りについて触れ、コナダニが、チーズを食べることでカビの発生を抑えていることが分かった研究を伝えました。
 生徒たちはチーズが美味しくなることにダニが関わっていることに驚き、生き物が作り出す新たな作用や、生み出す役割について理解を深めました。今回学んだことを今後、自らの課題研究に活かしていきます。

北桑田高校美山分校の生徒が上平屋サロンを訪問 地域とつながる意識を感じ、楽しく交流

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 6月19日、美山町上平屋公民館で、北桑田高校美山分校生と地域の人たちとの交流会が行われました。
 北桑田高校美山分校家政科の4年生は、「生活と福祉」の授業の一環で、高齢者の知恵や工夫、生き方を学び、高齢者を理解する心を育てることを目的に、上平屋サロンの人たちと交流しました。
 普段のサロンで行われているスカットボールや高校生が考えたペットボトルボーリングなどのゲームで点数を競い合い、会場は大いに盛り上がりました。
 また高校生はこの日のために、クッキーを焼いてプレゼント。お茶を飲みながら懇談しました。
 参加者の尺八の演奏やお手玉遊びなども披露され、生徒たちは地域とつながる意識を持ちながら、楽しく交流しました。

殿田小学校3・4年生 水泳学習 ひんやり水の感触を楽しむ

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 6月18日、殿田小学校で水泳学習が始まりました。
 プール開きを楽しみにしていた子どもたち。少し肌寒い日となりましが、3・4年生合わせて26人が歓声を上げながらプールに入りました。
 「水泳は、自分の命を自分で守るためのもの。ルールをしっかり守って安全に楽しもう」と注意を聞き、準備体操で体をほぐしたあと、3年生は、しっかり潜りバタ足をする、4年生はクロールに取り組みました。
 児童たちは、本格的な夏を前に、ひんやりとした水の感触を楽しんでいました。

八木老人クラブ連合会ゲートボール大会 華麗なスティックさばきで交流を深める

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 6月18日、南丹市八木老人クラブ連合会が主催する、ゲートボール大会が八木運動公園グラウンドで行われました。
 老人クラブ会員の健康保持や、相互の交流と親睦を深めようと開かれているもので、今回は、南丹市老人クラブ連合会ゲートボール交流大会の予選を兼ねて開催されました。
 参加者たちは、華麗なスティックさばきでゲートを狙い、仲間からの指示や声援も熱く、白熱したプレーが繰り広げられました。
 また、30年以上のベテラン選手や90歳以上の選手が、暑さを物ともせずプレーし、会場を沸かせました。

合唱交歓会インやぎ 歌を愛する気持ち 美しい歌声にのせて

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 6月16日、八木文化ホールを会場に、合唱交歓会インやぎが開かれました。
 合唱を楽しむもの同士が集い、親睦を深めようと開かれているもので、今年で8回を数えます。
 南丹市から、チャーミーママ、エコーみやま、さくら楽習館コーラス部の3団体と、京丹波町から2団体が出演。歌を愛する気持ちを旋律にのせ、情感豊かに歌い上げました。
また合唱曲だけでなく、わらべ歌や歌謡曲など、思わず口ずさむ楽しいステージもあり、観客を楽しませました。
 最後は、出演者全員がステージに立ち、「夏の思い出」を歌い上げました。

中世木区朴葉ご飯作り 伝統食を通して交流

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 6月16日、日吉町中世木の公民館で朴葉ご飯作りが行われ、住民らおよそ30人が参加しました。
 中世木の将来を考え、集落の活性化を図る中世木ビジョン委員会が主催したもので、食の伝統文化を継承し、世代を超えた住民同士の交流を図ることを目的に開かれました。
 今回の材料はすべて地元産を使用。ホウノキの大きな葉2枚でご飯を包み、藁で結んで完成です。熱々のご飯を包むことで、葉の香りが移り美味しい朴葉ご飯が出来上がるそうで、この地域では、田植えのお供として、労働の合間に食べられていたものです。出来上がった郷土の味、朴葉ご飯をみんなで味わいました。

北桑田高校自転車競技部 近畿大会 総合優勝 多くの選手がインターハイへの切符をつかむ

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 6月15日と16日に、京都向日町競輪場で近畿高校自転車競技大会、インターハイ予選、トラックレースの部が行われました。
 2日間に渡って、11種目のレースが実施され、北桑田高校自転車競技部は、そのうち7つの種目で優勝し、総合優勝に輝きました。
 美山町出身2年の石田唯さんは、2キロメートルインディヴィデュアル・パーシュートで優勝、8年ぶりの大会新記録も更新しました。
 同じく美山町出身2年の岡本勝哉さんは、個人の4キロメートル速度競走と、団体の4キロメートルチーム・パーシュートで優勝しました。
 そのほかの競技の優勝の結果は、ご覧の通りです。
3キロメートルインディヴィデュアル・パーシュートは、3年の四宮寛人さん。
 スプリントは、2年の橋本歩久玄さん
 ケイリンは、3年の川村峻輝さん
 スクラッチは、2年の安井悠真さんが優勝しました。
 団体競技、4キロメートルチームパーシュートは、3年の小池さん、川村さん、四宮さん、そして2年の岡本さんで走りました。
 北桑田高校では、今後インターハイにむけて、さらに練習を重ねていくということです。

放送大学京都学習センター公開講座 森の京都カレッジ 芦生の森の暮らしについて

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 6月14日、美山町芦生で、放送大学京都学習センター公開講座が行われました。この講座は放送大学京都学習センター、南丹市美山観光まちづくり協会、南丹市情報センター、森の京都地域振興社、京都丹波高原国定公園ビジターセンター運営協議会が連携して企画したものです。市内外からおよそ30人が受講し、京都大学フィールド科学教育研究センターの坂野上なおさんから、人の営みと共にある、芦生の森の歴史について話を聞きました。
 そして昔、生活物資の運搬や集落の人たちの移動に使用されていた、トロッコ道を歩きます。NPO法人芦生自然学校理事長で、芦生研究林内にお住まいの井栗秀直さんから、「先祖が400年前から、木を伐採し、ろくろでお椀などを作る職人、木地師として住んでいたこと」などを教えてもらいました。
 貴重な生き物や植物との出会いも楽しみ、芦生の森の暮らしについて学びを深めました。

殿田中学校2年生命の授業 赤ちゃんふれあい体験

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 6月14日、殿田中学校で命の授業、赤ちゃんふれあい体験が行われました。
 この授業は、人権学習の一環でNPO法人グローアップの協力により開かれ、この日は南丹市在住の6組の親子が参加しました。
 生徒たちはお母さんたちに自己紹介をしたあと、赤ちゃんを抱っこし、あやしたりしました。
 はじめは緊張した面持ちでしたが、実際に赤ちゃんを抱っこすると、かわいいや温かいなどの感想が聞かれました。生徒たちは慣れない手付きながらも笑顔で赤ちゃんと接していました。
 また、お母さんたちへ班ごとで考えた質問を行い、妊娠中に気をつけたことや、出産時や子育てのエピソードを聞きました。生徒たちは体験を通して、子育ての喜び苦労、命の尊さや大切さを学びました。

園部幼稚園に園部高校生が来園 お兄さん・お姉さんと一緒に遊ぼう!

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 6月13日、園部幼稚園に園部高校生が来園し、園児たちとふれあいました。
 園部高校3年生の32人は、生活デザインの授業の一環として、保育について学んでおり、今回で2回目の交流です。
 生徒たちは、先生役となって4歳児・5歳児のクラスに分かれ、事前に考えてきた遊びを楽しみました。フルーツバスケットやハンカチ落とし、紙飛行機作りに伝言ゲームなど、園児たちは、お兄さん、お姉さんとおしゃべりをしたり、手をつないだりして大喜び。ふれあいの時間はあっという間に過ぎました。
 園部高校と園部幼稚園は、今後も交流を続ける計画で、秋ごろに、園児たちが園部高校を訪ねるということです。

八木中学校3年 保育実習 思いっきり遊んで 園児に寄り添う

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 八木中学校3年生は家庭科の授業の一環として保育実習に取り組みました。
 6月13日には3年1組、14日には3年2組の生徒が、それぞれ八木中央幼児学園を訪れ、園児たちとふれ合いました。
 まずは園庭で、鬼ごっこやおままごと、鉄棒やぶらんこなど、ふだん園児たちがしている遊びを一緒に楽しみました。
 園児たちは、お兄さんお姉さんたちが来てくれて大喜び。また緊張気味だった中学生も遊びを通してすぐに打ち解ける様子が見られました。
 最後はホールに全員が集まり、中学生から曲のプレゼントがありました。
 保育実習を通して、子どもはかわいいという愛情を育み、成長の様子を実感する体験となりました。

介護者家族の会「なごみの輪」 楽しく口腔ケアを学ぶ

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 6月13日、園部公民館で、園部町介護者家族の会「なごみの輪」の勉強会が行われました。
 なごみの輪は、介護をされている人、介護経験のある人などが集まり、日頃困っていること、心配事などをお互いに相談しあい、アドバイスしながら、明日への元気につなげようと、2か月に一度、交流会や研修会を行っています。
 今回は会員の要望で、歯科衛生士の白波瀬由香里さんを招き、誤嚥性肺炎について、家庭でできる予防法を学びました。白波瀬さんは「歯の手入れをする、口、舌、顎などの体操で筋肉を鍛えるなど、口腔機能を維持するケアは、健康維持に欠かせない」と話し、歯ブラシの種類の紹介や口の周りの筋肉を鍛える体操などを教わりました。
 なごみの輪では、介護の悩みを相談できる場、心が和める場所として、随時会員を募集しており、気軽に連絡してほしいということです。

八木西小学校6年生租税教室 楽しく税について学ぶ

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 6月13日、八木西小学校で租税教室が行われました。
 この教室は、社会科学習の一環で、自分たちの生活に関わる税についての役割やその大切さを正しく理解するために行われており、6年生27人が税について学びました。
 講師には園部税務署 村上紘平さんを招き、国民の納税義務や税金にはたくさんの種類があることや、集められた税金は教育のために使われたり、福祉や社会保障といった自分たちの生活に深く関わっていることを学びました。
 また、税に関する映像や1億円分の札束見本を持って重さを感じたりと、子供たちは税について楽しみながら学びを深めました。

農芸高校 校内農業鑑定競技会 農業に関する知識や技術を高めるため

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 6月12日、農芸高校で校内農業鑑定競技会が開かれました。
 これは、農業に関する知識や技術を習得し、職業的な能力を高めるために行われるテストで、全国の全ての農業高校で実施されています。競技の分野は、農業・園芸・畜産・造園・農業土木の5つに分かれ、合計40問の問題を20秒ごとに解いていきます。
 分野ごとに、名称、使用用途、特性などを問う問題や計算問題が出され、全校生徒233人が真剣な表情で取り組みました。
 競技会の結果、各部門の最優秀に輝いた生徒は、全国大会に出場することになっています。

園部小学校3年生 京都サンガF.C.プロ選手からサッカー教わる

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 6月11日、園部小学校の3年生が、京都サンガF.C.のコーチとプロ選手からサッカーを教わりました。
 この授業は、京都サンガF.C.の青少年健全育成とホームタウンへの地域貢献活動の一環で、自治体ごとに1校ずつ訪れています。
 今回は、郡山寛史コーチと冨田康平選手、福岡慎平選手の3人が、子ども達と一緒に汗を流しました。
 リフティングやドリブルなどのサッカーの基本的な技術で、楽しく体を動かし、子ども達がプロ選手に挑戦。中には選手も思わず驚くほどの技術を見せる児童もいました。
 また、選手も交えてサッカーのミニゲームも楽しみました。
 プロの選手と間近に接することのできる貴重な機会で、普段からサッカーに親しんでいる子もそうでない子も、サッカーの楽しさを味わいました。

丹波支援学校中学部 米作り学習 米米くらぶ 田植えに挑戦!

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 6月10日、八木町柴山の丹波支援学校で、米作り学習の一環として田植えが行われました。
 中学部1年生から3年生が、みんなで元気に歌を歌い、今年の米米くらぶの活動がスタートしました。
 丹波支援学校では、地域との共生を目的に交流を進めており、3年前から学校近くの田んぼを借りて米作りを行っています。今年の目標は、「仲良く りっぱな米を作って食べよう!」です。
 生徒たちは、田んぼのあぜにそって横一列に並び、泥に足を取られながらも懸命に作業し、だんだんと植える手つきも慣れていきました。
 みんなの協力で、今年はこれまでで最高の田植えの出来栄えで、生徒たちは口々に「楽しかった。秋の収穫が楽しみ」と話していました。

八木でふれあいハイキング 木喰さんへの道

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 6月9日、八木町観光協会が主催するふれあいハイキングが行われ、市内外から29人が参加しました。
 JR八木駅を出発した一行は、氷室の郷でダチョウや孔雀を見学したあと、今回の目的地、諸畑の清源寺を目指しました。田植えの終わった田園を歩いていると、時折心地よい風が吹き、絶好のハイキング日和となりました。
 清源寺では、江戸時代に木の仏像を彫りながら全国を巡った木喰明満制作の仏像を見学しました。笑顔のほか、さまざまな表情を見せる仏像、中には千体目に彫られたものもあり、参加者からは感嘆の声があがりました。
 昼食では、清源寺の先々代住職の献立表を基にして作られた精進弁当をいただき、初夏のハイキングを満喫しました。

園部公民館休館を前に 園部吹奏楽団が感謝を込めてコンサート

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 7月から始まる園部公民館の大規模改修工事を前に、6月9日、園部吹奏楽団が「園部公民館おやすみコンサート」を開催しました。
 園部吹奏楽団は、1979年の開館当初から公民館を拠点に活動しており、団長の野々口二三男さんは「園部公民館があったことで、さまざまなコンクールの入賞や定期演奏会に取り組めた」と、感謝の言葉を述べました。
 「楽しくなければ音楽じゃない」をモットーに、地域に根差した活動をしている園部吹奏楽団は、子どもからお年寄りまで楽しめる演奏10曲を披露。最後に、公民館への感謝を込めていきものがかりの「ありがとう」が演奏されました。
 6月30日まで、1階のロビースペースに、園部吹奏楽団の昨年の活動の様子が展示されています。

園部町天引 音楽で地域を元気に ほたるコンサート

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 6月8日、園部町天引区と天引区の活性化と未来を考える会が主催するほたるコンサートが、八幡神社グラウンドで開かれました。
 音楽で地域を盛り上げ、みんなで楽しもうと、地元在住者や出身者が中心となり企画したイベントも、今年で7回目を数えます。
 会場には、かき氷や綿菓子などの屋台が並び、多くの親子連れが楽しみました。
 特設ステージでは、京都聖カタリナ高校吹奏楽部や、南丹市で活躍するアーティスト、バンド演奏などがあり、観客と一緒に盛り上がりました。
 観客は音楽に身をのせながら手拍子し、楽しい時間を過ごしました。

八木駅舎を偲ぶ会 駅の想い出 ぽろぽろと

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 6月8日、八木公民館で、「八木駅舎を偲ぶ会」が行われました。
 この会は、今年度から解体と新築が始まる八木駅舎の想い出を語り合う機会をと、住民有志による「八木駅舎を愛する人の会」が開いたものです。
 勤務の経験や、通勤などで八木駅を利用していた旧国鉄職員4人を招き、八木駅や鉄道の昔の話を聞きました。
 昔は10人ほどの職員が駅に勤務していた事や、売店が駅の外にあったことなど、現在とは異なる当時の様子に、来場者は興味深く耳を傾けました。
 来場者からの質問や感想の時間も持たれ、「八木駅は日常の風景だが、意識するきっかけになった」などの感想がありました。
 また、今後の駅舎改築の見通しとして今年8月以降の工事開始や、2021年4月の供用開始などが案内されました。
 今後、セレモニーの開催や、記念冊子の発行などを検討しているということです。

胡麻郷小学校 祖父母参観 学校での姿 間近に感じる

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 6月8日、胡麻郷小学校で祖父母参観が行われました。
 1年生の図工の授業では、祖父母らも手伝って、七夕飾りを作りました。細かな細工も入った飾りを、笹に飾り付けました。
 また、2年生は生活科の授業で、糸を通して円形の板を回すびゅんびゅんごまを作りました。
 近くで見守ったり、難しい作業を手伝ったりしながら、交流しました。
 どの学年も、授業を受ける孫の様子を温かに見守る姿が見られ、訪れた祖父母にとって、成長を感じるひと時となりました。

竹井振興会 竹井蛍の郷音楽会 区民の親睦の場として

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 6月8日、園部町の竹井区公民館で、竹井蛍の郷音楽会が開かれました。
 竹井区は蛍がきれいに飛び交うことで知られ、蛍の季節に区民が集い親睦を深めようと、竹井振興会が企画。地域の若者やゆかりのある人たちが出演しました。
 園部高校吹奏楽部の吉田琉生さんと大学生の小寺なつみさんの演奏では、小さな頃から見守ってきた子どもたちが大きく成長し、舞台に立つ姿に、区民は感慨深く発表に聞き入りました。
 また、南丹市でそれぞれ演奏活動をしている、山本孚彦さんと冨田陽子さんが招かれ、歌謡曲や童謡、蛍にちなんだ曲などを披露。軽妙なトークと音楽を楽しんだひとときとなりました。

美山中学校 防災学習講演会 「命を守る行動を」災害への心構えを学ぶ

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 6月7日、美山中学校で、防災学習講演会が行われ、東日本大震災で被害をうけた方の話を聞きました。
 講師は美山中学校の職員と親交のある、宮城県山元町在住の齊藤緑さんと福島県二本松市在住の菅野好光さんです。
 齊藤さんは、大津波の被害をうけた山元町の状況を報告し、「災害が起きたとき、自分はどこに逃げるのか?家族とはどのように連絡をとるのか?家具や家電はしっかりと固定されているか?常日ごろから考え、確認してほしい」と話しました。
 そして、菅野さんは、原子力発電所の事故をうけて、福島県では、今も8万人が避難している現状や風評被害に悩ませていることなど、苦しみながらも前向きに復興にとりくんでいることを伝えました。
 生徒たちは、命を守るために、常に自分で考え、行動することの大切さを学びました。

殿田小学校 「田原の御田」学習 校区の文化財 学校で初上演

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 6月7日、殿田小学校の全校児童が、伝統行事「田原の御田」の見学をしました。
 「田原の御田」は、日吉町田原の多治神社の春の祭礼で行われる米作りの過程を表した狂言風の芸能で、国指定重要無形民俗文化財に選ばれています。
 校区内の伝統行事について理解を深めようと、今年初めて企画された授業で、保存会の会員や地域住民らが学校を訪れました。
 今回の授業では、日柄改めから田植えまでの12の場面が演じられました。
 作太郎・作次郎、2人の主役がそれぞれの場面を面白おかしく演じると子ども達から笑い声が上がりました。
 また、牛と早乙女の役として、児童も参加し、伝統の行事を真剣に演じました。
 児童たちは、地域に伝わる伝統をより身近に知る事で、行事を大切にしていく気持ちを学びました。

南丹ブロック災害ボランティアセンター協定書締結式 互いに協力しあい、防災力の向上を

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 6月7日、亀岡市ふれあいプラザで、京都府市町村社会福祉協議会連合会南丹ブロックにおける災害ボランティアセンターに関する協定書の締結式が行われました。
 この協定書は、南丹市、亀岡市、京丹波町の3つの社会福祉協議会が、災害時においてボランティアセンターの設置や職員の派遣、資機材の協力など、相互に連携することを目的に実施されました。
 昨年の7月、9月の豪雨災害で、亀岡市と京丹波町でボランティアセンターが設置され、被災者支援を行ったことをうけ、災害時に、近隣の社会福祉協議会の連携の必要性を感じ、今回協定を結ぶこととなりました。
 今後、災害時に互いに協力しあい、迅速に対応できるよう、地域防災力の向上をはかっていきます。

園部中学校アピール集会 各クラスの個性を発表しブロック活動につなげよう

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 6月6日、園部中学校で、アピール集会が行われました。
 園部中学校では、一年間のさまざまな行事を、学年を超えた縦のつながり「ブロック活動」で行うことになっています。アピール集会では、各学年各クラスごとに、自分のクラスの良さや学級目標をアピールし合い、アピールを見ながら、どのクラスとブロック活動をしたいかを考えます。
 寸劇や歌などを盛り込み、それぞれの個性輝く発表で、会場を沸かせたアピール集会。いよいよ今年一年のブロック活動がスタートします。

南丹市議会6月定例会議員一般質問 美山診療所や子供の安心安全について答弁

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 6月5日から7日まで、南丹市議会6月定例会議員一般質問が行われました。
 美山診療所の医師確保や通学路の安心安全、産業振興などについて、16人の議員が質問しました。
 美山診療所の医師確保について西村市長は、「勤務希望があった医師が3人おり、それぞれ地域医療に真摯に向き合っていること。また、医師によって通勤や周辺病院との役割分担に温度差があることなどに触れ、今後、美山健康会と意見を擦り合せて整理したい。」と答弁がありました。
 その他、教育面では、子どもを取り巻く事件事故が多い中、木村教育長は、「各小中学校長、幼稚園長に、交通量の多い道路の点検見直しや散歩、地域学習で使用する道路の再確認、またPTAや地域、民生児童委員など地域ぐるみで見守る見守り隊の強化を指示した。」と説明がありました。
 保育所管轄である福祉保健部長からも安全対策、散歩道路の再点検など同様の答弁がありました。

園部高附属中 RAKUGO IN ENGLISH 英語で日本の笑いを発信!

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 6月6日、園部高校附属中学校3年生が、英語で落語を演じました。
 「RAKUGO IN ENGLISH」というパフォーマンス課題で、日本の伝統的な笑いの文化を学び、英語で表現することで、実践的なコミュニケーション能力を向上させることにつなげようというものです。
 「時そば」や「いらち俥」など10のお題から演目を選び、2人の英語の掛け合いで話が進んでいきます。登場人物のキャラクター設定やオリジナルのパフォーマンスを加えながら、個性豊かな落語が演じられ、英語で笑いを演じる奥深さを感じていました。

雪印メグミルク株式会社 池上製造所 危険物安全週間に伴う消防訓練

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 6月4日、八木町池上の雪印メグミルク株式会社 京都工場池上製造所で、危険物安全週間に伴う消防訓練が行われました。
 池上製造所では、年に2回、防火安全対策として従業員の避難訓練を行っており、今回は園部消防署と合同で実施されました。
 訓練は、3階の食堂から出火したとの想定で行われ、従業員による119番通報と初期消火、また出勤していた76人が避難しました。また、消防ポンプ自動車やはしご車などが次々と到着し、逃げ遅れた人の救出や消火活動が展開されました。
 講評では、久保元消防署長から「安全を支えるのは一人一人の意識。訓練を通じ、それぞれの持ち場で何ができるか改めて考える機会として欲しい」と話しました。

日吉町生畑 ようきはったカフェ 花咲く山里でくつろぎのひと時を

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 6月4日、日吉町生畑でようきはったカフェが開かれ、住民らおよそ20人が集いました。
 ようきはったカフェは、住民同士が「ようきはったなぁ」と声を掛け合い、気軽に集まれる場所を作ろうと開かれている集まりです。
 今回は、初夏の花々が群生する、上小畑の集落で開かれました。
 可憐な白いマーガレットや、紫やピンクの鮮やかなジキタリスが山里の小道を埋め尽くし、山肌には、珍しい山野草ベニバナヤマシャクヤクが咲き誇ります。
 まるで桃源郷のような景色の中で、参加者はおしゃべりに花を咲かせ、心地よい風に吹かれながら、くつろぎのひと時を過ごしました。

摩氣神社 お田植祭 五穀豊穣願う伝統行事

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 6月2日、園部町竹井の摩氣神社で、「お田植祭」が行われました。
 お田植祭は毎年6月の第1日曜日に行われ、食物を司る摩氣神社の神に五穀豊穣を祈ります。
 本殿の階段を田んぼに見立てた田植えの所作が祭りの特徴で、宮司と共同で祭祀を取り仕切る宮主が代掻きを行った後、地域の女性が扮する早乙女が本殿の階段に、苗に見立てた粽を並べます。
 そして、お田植歌と踊りを奉納します。
 多くの地域住民らに見守られ、伝統の行事を今年も無事に終えました。

美山・平屋ウォーク 古きを訪ね 地域の歴史を知る

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 6月2日、平屋振興会が主催する美山・平屋ウォークが開催され、地元住民をはじめ、京都市や大阪などから、合わせて30人が集いました。
 合計6・5キロのコースを歩くこのウォーキングは、都市部の住民と交流し、地域の歴史を改めて知る機会にしたいと企画されたものです。
 はじめに、旧平屋尋常高等小学校の跡地である高台に登りました。当時は、檜皮葺の校舎が立っており、かつて家族が学校に通っていいた話を孫に話して聞かせる姿もありました。また、歴史を物語る石碑や重要文化財に指定されているかやぶき民家などを巡りました。
 上平屋の山裾に立つ「平屋箪笥の碑」は、昔多くの箪笥職人がいたことを示しています。地元の中にも、石碑を初めて目にする人もおり、地域の歴史を知る貴重な機会となりました。

南丹市人権教育講座 セクシャルマイノリティへの理解を深める

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 6月1日、遊youひよしで、南丹市人権教育講座が開かれました。
 南丹市教育員会が主催し、市民の人権意識を高めることを目的に行われ、「セクシャルマイノリティを生きる」と題して、中尾勇守さんの講演を聞きました。
 中尾さんは、女性として生まれ、幼少期から、身体の性別と心の性別が一致しない、トランスジェンダーで悩んでいました。自分らしく生きたいと思い、カウンセリングやホルモン治療を受け、現在は、戸籍を変更し、男性として生活しています。
 中尾さんは、「LGBTは、世界最先端の人権課題であり、日本は、まだまだ理解が進んでいない。特別な人だと壁を作らずにかかわってほしい」と語りました。参加者は、快活に力強く生きる中尾さんの言葉に、熱心に聞き入りました。

わくわく山野草ラボ 野草について学びを深める

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 6月1日、美山町野添で山野草教室が開かれました。
 この教室では、野山に自生している植物に触れながら、種類や特徴、正しい採取方法などについて学びます。
 今回、講師を務めるのは、芦生研究林にて、希少植物の調査や保全活動を行っている、福本繁さんです。福本さんは「触ったり、香りを嗅いだりと人間の持つ五感を使って野草を感じてほしい」と話し、野草の特徴や採取方法を詳しく解説しました。
 また、食用のノビルはヌタ和えに、スイバはジャムにといったおすすめの調理方法などの説明もありました。
 参加者は福本さんの豊富な知識を活かした説明に耳を傾け、野草についての学びを深めました。