美山・平屋ウォーク 古きを訪ね 地域の歴史を知る

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 6月2日、平屋振興会が主催する美山・平屋ウォークが開催され、地元住民をはじめ、京都市や大阪などから、合わせて30人が集いました。
 合計6・5キロのコースを歩くこのウォーキングは、都市部の住民と交流し、地域の歴史を改めて知る機会にしたいと企画されたものです。
 はじめに、旧平屋尋常高等小学校の跡地である高台に登りました。当時は、檜皮葺の校舎が立っており、かつて家族が学校に通っていいた話を孫に話して聞かせる姿もありました。また、歴史を物語る石碑や重要文化財に指定されているかやぶき民家などを巡りました。
 上平屋の山裾に立つ「平屋箪笥の碑」は、昔多くの箪笥職人がいたことを示しています。地元の中にも、石碑を初めて目にする人もおり、地域の歴史を知る貴重な機会となりました。