園部高校1年 ダニの行動・研究について学ぶ

S00000343

 6月20日、園部高校の中高一貫コースの1年生が、自然科学についての課題研究講座を受けました。 
 この講座は、大学と連携し、学びを深め、思考力や判断力、表現力を育成するものです。
 京都先端科学大学バイオ環境学部准教授の清水伸泰さんから、「生き物が作り出す有機分子」について学びました。
 清水さんは、身近な事例として、ダニの行動を紹介。フランスでのダニを使って熟成するチーズ作りについて触れ、コナダニが、チーズを食べることでカビの発生を抑えていることが分かった研究を伝えました。
 生徒たちはチーズが美味しくなることにダニが関わっていることに驚き、生き物が作り出す新たな作用や、生み出す役割について理解を深めました。今回学んだことを今後、自らの課題研究に活かしていきます。