園部高附属中 1年生交通安全教室 道路の危険 疑似体験

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 7月30日、園部高校附属中学校の1年生を対象に、交通安全教室が行われました。
 附属中学校では、園部駅から学校まで、また自宅から最寄り駅まで自転車を使う生徒が多いため、交通ルールや道路の危険を知ってもらおうと、初めて企画された授業です。
 講師は南丹警察署、交通課の井崎道子らで、自転車のルールや中学生が関わった事故の状況など説明を受けたあと、シミュレーターを使って道路に潜む危険を疑似体験しました。
 大通りや住宅街の路地、歩行者の多い商店街など、さまざまな状況を想定した道路を生徒の代表が通行しました。講師から「危ない時は突っ切ろうとせず自転車を押して歩く」「信号が青になっても左右の確認、発進する前に必ず後ろの確認を」などアドバイスを受け、生徒達は危険な場面を、より実感を持って学びました。

南丹市立文化博物館 小出公ゆかりのお寺で

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 7月30日、園部町小山東町の徳雲寺で、南丹市教育委員会が主催するワークショップ「知って得するお寺のくらし」が行われ、市内の子ども達50人余りが参加しました。
 このワークショップは、博物館で開催中の企画展「江戸時代のくらし」に関連して開催されたものです。園部藩主の菩提寺、徳雲寺の境内を回って、クイズに挑戦するクイズラリーでは、園部藩の歴史や昔ながらの暮らしについて学びました。
 また、座禅も体験しました。静かに座り心を整えるようにと説明を受けた子ども達は、それまでの元気な様子から一転。真剣な表情で取り組み、堂内はセミの声だけが響く静寂に包まれました。
 文化博物館の企画展は9月16日まで開催されており、江戸時代を学ぶワークショップも計画されています。

世木地域振興会 むらづくり学習会 地域を紹介する「A to Z本」4部作完成

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 7月28日、日吉町生涯学習センター遊youひよしで、世木地域振興会が主催するむらづくり学習会が開かれました。
 世木地域では、地域の魅力を紹介する冊子「AtoZ本」を制作してきました。アルファベットのAからZを含むキーワードで紹介するもので、2年前に中世木で取り組まれ、続いて殿田、そしてこのたび生畑・木住の冊子が完成しました。この日は、世木地域4集落全ての冊子の完成を祝いました。
 今回の学習会では、「AtoZ本」を提唱している、福知山公立大学準教授の塩見 直紀さんが講師に招かれ、講演がありました。「住民たちに、ここには何もないと言わせず、地域の魅力を見える形にすることが大切。移住者へのPR、子どもたちには、ふるさと教育の教材にもなる。」と改めて「AtoZ本」の効果を語りました。
 続いてのシンポジウムでは、住民らが冊子作りを通して気付いた地域の魅力を語り合いました。少子高齢化が進む地域だが、楽しみながら暮らしたい。「AtoZ本」づくりを広めたいと話していました。

山村留学センター 夏の体験留学 美山で 夏の楽しい思い出を

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 7月27日と28日、美山山村留学センター四季の里で、夏の体験留学が行われました。
 体験留学は、毎年夏と冬に実施し、都市部に住む子ども達に美山の自然を体験してもらい、来年度の山村留学の希望者を募るものです。対象は小学1年から5年生までで、今回は、遠くは東京から、そして和歌山や京都市から7人の参加がありました。
 27日には、自分で磨いた竹のお椀とお箸で、手作り流しそうめんを楽しみました。思いっきり頬張り、お腹いっぱいになるまで、堪能しました。
 その他、野菜の収穫や清流での川遊び、鮎つかみなど楽しいイベントが目白押し。子ども達だけで過ごす一泊二日で、美山の夏を満喫しました。

京都聖カタリナ高 オープンキャンパス 中学生の進路選択 本格化へ

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 7月27日、京都聖カタリナ高校で、オープンキャンパスが行われました。
 今回が今年1回目のオープンキャンパスで、京都市などから進路を考える多くの中学生と保護者が訪れました。
 京都聖カタリナ高校では、5年制の看護科と、普通科には調理・パティシエ、どうぶつ・医療、子ども保育などの5つのコースがあり、それぞれのコースで学習内容を感じる事の出来る体験プログラムが用意されました。
 先生や先輩から優しく教えてもらった参加者からは笑顔が見られ、学校の雰囲気を肌で感じ取った様子でした。
 京都聖カタリナ高校では、秋にもオープンキャンパスを予定しており、3年生に限らず中学生の参加を呼び掛けています。

市政懇談会始まる 市民の暮らしに身近な意見を聞く

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 7月25日から、令和元年度の市政懇談会がスタートしました。初回は25日に南丹市役所で行われ、地元区長らおよそ40人が参加しました。
 はじめに市長から、財政や人口の見通しを踏まえた、公共施設の更新や再配置などについて、基本的な考え方や課題解決の進捗について説明がありました。市民からは、火葬場の問題や放置された空き家の再利用について、駅前の活性化や4町連携した観光資源の活性化、工場誘致についてなど、活発な質問や意見が出され、市の考え方や現状などが詳しく説明されました。
 東京オリンピック聖火リレーのルートから外れたことに対して質問が及び、「パラリンピックを市民みんなで盛り上げるような取り組みがしたい」と市長からは抱負も述べられました。
 今後も、園部、八木、日吉、美山の各町で、順次市政懇談会が開かれるので、南丹市役所では、積極的な市民の参加を呼び掛けています。

八木図書室のつどい おはなし会 と 工作を楽しむ

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 7月25日、八木図書室のつどいが開かれ、夏休み中の子どもたちが参加しました。
 参加したのは、小学1年から5年生までの10人で、絵本の読み聞かせに聞き入りました。
 また工作も楽しみました。紙コップと割り箸、折り紙などを組み合わせて、操り人形、マリオネットを作ります。のびたり縮んだりする紙バネを、足や首に見立てて顔をつけると、お話に出てきた可愛いダチョウが完成。ゆらゆらと揺れる動きが面白く、子どもたちは、完成品に大満足でした。
 次回八木図書室のつどいは、8月22日を予定しています。

園部消防署 南丹警察署 合同啓発 ガソリンによる事件・事故防止に向けて

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 園部消防署と南丹警察署が、ガソリンによる事件・事故防止に向けて合同啓発活動を行っています。
 7月18日に起こった京都アニメーションの凄惨な放火事件を受け、管内全てのガソリンスタンド事業者に協力を仰ぎ、犯罪抑止につなげようというものです。
 園部町上木崎町の飯田石油株式会社では代表取締役の飯田学さんが、園部消防署と南丹警察署の職員から説明を受け、ガソリンの小分け販売を行う時には、接客時に本人確認や使用目的を聞き取ること、不審な人物が来店したら些細なことでも警察に連絡することなどを確認しました。
 飯田さんは「犯罪抑止につながるよう啓発に協力したい。お客さんの中には、スタンド内でたばこを吸うなど大変危険な行動をとる人がいる。ガソリンの危険性をしっかりと知ってもらいたい」と話していました。

南丹船井地区民生委員・児童委員 全員研修会 住民の最も身近な相談相手に

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 7月25日、国際交流会館で、南丹船井地区民生委員・児童委員の全員研修会が行われ、南丹市、京丹波町で活躍するおよそ200人の委員が集まりました。
 南丹船井地区民生児童委員協議会会長の南 清さんは「令和を迎え、地域の抱える問題は多種多様になっている。住民の最も身近な相談役として、さまざまな声に寄り添い、適切な支援をお願いします」と挨拶しました。
そのあと、NPO法人発達障害を考える会「ぶどうの木」代表の西田香代子さんの講演を聞きました。ぶどうの木は、南丹市で発達障害の子どもたちの放課後クラブやホースセラピーなどの支援活動を行っています。西田さんは「発達障害は脳の機能障害であるが、知らない人からは、「しつけがなっていない」と思われてしまうことが多いので、理解が広がってほしい」と話しました。

八木町介護者家族の会「たんぽぽの会」 誤嚥性肺炎の予防・対策を知る学習会

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 7月24日、南丹地域包括支援センター八木事務所で、八木町介護者家族の会「たんぽぽの会」の学習会が開かれました。
 高齢になるとかかりやすい誤嚥性肺炎の、予防と対策を知ろうと企画されたもので、講師に京都中部総合医療センター管理栄養士 の西川悠さんが、飲み込みやすくした食事「嚥下食」について、また言語聴覚士の野田結子さんが、在宅で行う食事支援について話しました。
 飲み込む力が弱っても食事を楽しむことができるポイントや口の中を清潔に保つ口腔ケアなど、誤嚥性肺炎にならないための、生活の中での総合的予防の大切さについて聞きました。
 南丹市4町には、それぞれ介護者家族の会があり、困ったことや介護の悩みは、一人で悩まず気軽に地域包括支援センターに問い合わせて欲しいということです。

美山町丹波音頭おどり保存会 講習会 みんなで踊って 良い汗を流す

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 7月23日、旧平屋小学校、平屋活性化センターで、美山町丹波音頭おどり保存会の講習会が行われました。
 口丹波地域では、およそ400年前から、お盆の先祖供養として、丹波音頭が踊られています。
 美山町では、「流し」と呼ばれる基本の踊りに加え、「周山」や「文七」「潮汲み」など独特な所作を交えた7種類ほどの踊りが伝えられており、音頭取りの掛け声で、踊りを切り替える特徴があります。
 また、この日は初めて音頭とりをする人もあり、50年以上経験あるベテランの音頭とりから指導を受けながら、立派な節回しを披露しました。
 楽しくみんなで踊り、良い汗を流しました。次回の丹波音頭・踊り講習会は、旧鶴ヶ岡小学校で、8月5日に行われます。

南丹船井防犯協会 総会 「京都府防犯まちづくり賞」受賞を讃える

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 7月23日、国際交流会館で南丹船井防犯協会の総会が開かれ、「京都府防犯まちづくり賞」の表彰がありました。
 京都府防犯まちづくり賞は京都府知事から贈られるもので、南丹市から日吉町の「殿田セーフティネット」が受賞。殿田セーフティネットは、殿田駐在所の呼びかけで、PTAや自治会、地域団体など合わせて12団体で構成され、地域での子どもたちの見守りや特殊詐欺の被害防止活動など、自主的な防犯活動の取り組みが認められました。
 また、南丹船井防犯推進委員協議会 瑞穂支部長の塩田滿義さんも受賞しました。瑞穂支部は、京丹波町内の各所で防犯寸劇に取り組み、詐欺被害防止活動に力を入れており、総会で詐欺の落とし穴について描くユーモアあふれる寸劇が披露されました。

知井振興会 夏休みエコ発電体験 エネルギーや発電のしくみを知ろう

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 7月23日、美山町の旧知井小学校を会場に、エコ発電体験が開かれ、知井地区の小学生22人が参加しました。
 これは、電力エネルギー関連の設備やサービスを提供する日新電機株式会社が、知井地区で森づくり活動に取り組んでいる縁で、知井振興会と共催ではじめて実施されたイベントです。子どもたちは、風力・水力・火力など、さまざまなエネルギーを電気に変える発電のしくみを知ろうと、日新電機の職員に教わりながら実験に取り組みました。
 また、足こぎ発電やソーラーパネルを使い、チームごとに発電量を競うゲームをしました。ソーラーパネルは、太陽に向ける角度によって発電量が変わるため、曇り空から太陽が出ると大盛り上がり。また、足こぎ発電では電気を作ることの大変さを実感し、普段何気なく使う電気について知る、貴重な機会になりました。

くちうどの郷野菜市 夏野菜色々 買い物客で賑わう

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 園部町口人のグラウンドでは、毎月第1・第3日曜日に、「くちうどの郷野菜市」が行われています。
 7月21日の野菜市には、夏らしいカラフルな野菜や卵、花などが並び、大勢が買い求めました。
 買い物には園部町内から毎回訪れる常連の他、遠方から通りがかりで立ち寄る人もいるそうで、この日は宇治市からの買い物客もいました。
 多い時には直売所に入りきれないため整理券を配布する事もあるほどで、7年目となる野菜市は集落を活気づけるのに一役買っています。

美山町鶴ケ岡 夏しごと・夏あそび体験 いつか住みたい!究極の田舎 地域の魅力満喫

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 7月21日、美山町鶴ケ岡で、夏しごと・夏あそび体験が行われました。
 この取り組みは、鶴ヶ岡小学校活用室が主催して、「いつか住みたい究極の田舎」と題して、定住促進、地域の暮らしや人の魅力を知ってもらう機会をと企画されたものです。
 京都市や大阪から3家族が訪れ、地域と交流のある、佛教大学などの学生もスタッフとして参加しました。清流での川遊びでは、カエルや小魚に触れ、楽しみました。
 また地域の人から薪割りや鮎の串うちなど、自然の中での暮らしの技を教えてもらい、交流します。
 お昼には夏野菜や鮎の塩焼きを食べ、新鮮な美山の食を堪能しました。大人も子どもも、時間を忘れ、田舎ならではの夏の体験を満喫しました。

美山かやぶき美術館 手仕事を楽しむ みて ふれて 作品を作るワークショップ

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 現在、美山かやぶき美術館で、南丹市工芸家協会が主催する展示会、「手仕事を楽しむ」が行われています。週末には、南丹市工芸家協会に所属する作家14人による実演やワークショップが実施されています。
 7月21日には、ロクロを使ったお茶碗づくりや四角いお皿づくりの体験、繭から糸を引いて生糸をつくる実演が行われました。
 生糸は蚕が育んだ自然の恵み、命からできていることや、1つの繭から1300メートルもの長さの生糸ができることなどを教えてもらいました。
 作家から直接教えてもらう貴重な機会に、子どもたちは目を輝かせながら話を聞いていました。
 夏休みの工作や、自由研究で、楽しみながらとりくむ作品づくり。
 今後も様々なワークショップや実演が展開され、展示会は8月4日までです。

伝統の園部小学校鼓笛パレード・演奏会 5、6年生力を合わせ 1学期の集大成として

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 7月20日、園部小学校伝統の鼓笛パレード・演奏会が行われました。
 自分に高い目標を持ち、仲間と共に一つのことを成し遂げる大きな喜びと、達成感を得る貴重な体験として、50年以上にわたって続いています。
 今年は5、6年生182人が、南丹市役所駐車場を出発し、夏の交通事故防止府民運動の一環として町内をパレード。家族や地域の人たちの声援を受けながら、力強く行進しました。
 園部小学校に到着後、静止演奏が行われました。愛唱歌「みんななかよし」では、鼓隊とキーボード隊が息のあったパフォーマンスを披露しました。
 2曲目星野源の「SUN」は、運動会で過去に演技をした5、6年生にとって思い出深い曲で、鍵盤ハーモニカ、リコーダーが中心となって演技しました。
 演奏会を締めくくる曲は、昭和を代表する西城秀樹のヒット曲、ヤングマン。世代を超えて愛されるこの曲では、カラーガード隊の美しい演技に、観客から手拍子も起こり盛り上がりました。
 仲間と共につくり上げるハーモニー。一人ひとりが輝く、息のあった演奏で、1学期の集大成となりました。

1学期 終業式 八木中学校

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 7月19日、南丹市内の小中学校で1学期の終業式が行われました。
 八木中学校では、全校生徒139人が体育館に集まり、谷口恭子校長の話を聞きました。谷口校長は1学期の生徒会や学級活動を振り返り、「1学期の生徒会や学級活動を振り返り、「仲間と協力し一生懸命取り組んだ。夏休みは、長期の目標、短期の目標を掲げコツコツと努力を積み重ねて欲しい」と挨拶しました。
 また、交通マナーを守り、ネットのトラブルなどに巻き込まれないよう、40日間の長い夏休みを安全に過ごして欲しいと生徒たちに呼びかけました。

園部高校全校生徒が「模擬選挙」に臨む 一票の重みを学ぶ

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 園部高校で、模擬選挙の投票が行われました。
 今回の取り組みは、参議院議員通常選挙を前に、有権者および間もなく有権者となる全校生徒が、政治や選挙への関心を高め、投票のプロセスを体験してもらおうというものです。
 7月21日に投開票の参議院議員通常選挙をもとに、授業で政策の比較などを行い、実際の候補者、政党名等において、自由選挙及び秘密選挙の形態で行われました。
 18日の校内投票日には、生徒が校内投票所に続々と訪れ、候補者の政策などを考えながら真剣に投票しました。
 実際の選挙当選人確定後に、開票も行われ、投票率や得票数などが校内で公開される予定です。

八木東小学校 安全見守り活動 「こども110番の家」を知ろう

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 7月17日、八木東小学校で子どもたちの安全見守り活動として「こども110番の家」を知る取り組みが行われました。
 こども110番の家は、身の危険を感じた時に子どもたちが逃げ込み、警察に通報してもらうボランティアのことで、現在八木東小学校区には32軒の登録があります。南丹警察署と南丹市教育委員会の取り組みで、警察署員から、不審者に出会ったときの行動、「ついていかない」「車に乗らない」などの合言葉「いかのおすし」について紹介がありました。また、こども110番の家に登録している人から「こわいことがあったら飛び込んで」と呼びかけがありました。
 八木東小学校の全校児童は139人。一斉下校で警察や地域の人と一緒に歩き、危険個所やこども110番の家を確認しました。この取り組みは市内の全小学校で順次行われます。

ひよし夏祭り 夏の訪れを告げる花火大会

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 7月14日、日吉ダム、スプリングスパーク周辺でひよし夏祭り2019花火大会が開かれました。
 あいにくの雨模様でしたが、ステージでは、美山町のフォークソンググループあぜみちが歌声を披露し、和やかなひとときとなりました。
 また屋台村には、各店自慢の食に、訪れた家族連れや若者たちが舌鼓を打ちました。
 雨脚が強くなり、予定より少し早めに花火がスタート。山に囲まれた日吉ダムで、体に響く音と鮮やかな光の競演を楽しみました。

南丹市消防団 防災講演会 

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 7月14日、実践的な防災知識を身につける機会をと、南丹市消防団女性分団が企画して、防災講演会が開かれ、団員らおよそ70人が参加しました。
 講師には、防災企業連合 関西そなえ隊事務局、防災士の前川 良栄さんが招かれ、「命を守るために」と題した講演を聞きました。前川さんは「消防団員は、多くの人を支援する要。自分や家族の命を守る備えをした上で活動してほしい。防災への取り組みは、すぐにできることから始め、経験を積み重ねることが大切」と話しました。
 また、災害時に役立つ防災食作りを体験。ウーロン茶や野菜ジュースを使ったご飯、ツナ缶の汁で戻す切り干し大根など、熱に強いポリ袋に材料を入れ、熱湯に入れるという、災害時に水が少なくてもできる調理方法で、試食ではおいしいと好評でした。消防団員からは「食事面など女性目線の講演会でためになった」と感想が聞かれました。

園部高校教育振興会総会と記念講演 生徒とまちの未来を考える

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 7月13日、園部高校で、園部高校教育振興会の総会と記念講演が行われました。
 学校の活性化と教育振興を図ることを目的に活動しており、部活動や国際交流支援、創立130周年記念事業への支援といった平成30年度の事業報告と決算報告、また今年度の事業計画、予算案などが審議され、世の中の変化に対応し、生徒や地域のニーズにあった活動をしていくことが確認されました。
 記念講演では西村南丹市長が講師に招かれ、「園部藩400年と南丹市の街づくり」と題して話しました。西村市長は南丹市のまちづくりの課題点をいくつか挙げた上で、「地域に希望と誇りが持てる街づくりを行うためには資源の掘り起こしが大切。まちの魅力を自覚し、内外へアピールしていきたい」と話しました。
 また、伊藤雅史校長が園部高校の新たな挑戦をテーマに話しました。伊藤校長は「学科改変を契機に、グローバルな世界を生き抜くための確かな学力と国際感覚を身に付けるために、来年度から総合的探求の時間を学校全体で進めていきたい。また京都府母校応援ふるさと事業の仕組みを使って寄付を募り、学校環境整備に力を入れていきたい」と話しました。

地域おこし協力隊 活動報告会 3年の活動通して見えてきたもの

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 7月13日、日吉町生涯学習センター遊youひよしで、今年7月と10月で任期を終える3人の地域おこし協力隊隊員が活動報告を行いました。
 活動を報告をしたのは、平成28年から活動する2期生、佐田 祥毅さん、太田 彩美さん、村上 直代さんの3人です。
 佐田さんは、「村を愛する気持ちを持つ人が多い事は、都会にはない南丹市の宝物」と活動を通して感じた町の良さを語り、隊員が任期中に起業や経済活動を行いやすくすることで更に雇用を生み出すなどの効果が見込めるのではないかと今後に向けて提言しました。
 また、太田さんは、農業を実践していく中で感じた難しさや南丹市に今ある魅力を見つけて磨いていく事も重要だと発表。村上さんは経験を元に、移住やこれからの地域おこし協力隊についてアドバイスを送りました。
 3人は任期を終えた後も、南丹市で様々な活動を続けていきます。

道の駅京都新光悦村 周年祭 新鮮野菜とイベントに家族連れで賑わう

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 7月13日、14日の二日間、道の駅京都新光悦村で、周年祭が開催されました。
 道の駅京都新光悦村は、農業と特産品の情報発信の拠点として誕生し16年、京阪神からのファンやドライブ途中の休憩所として、多くの観光客や家族連れが訪れます。
 周年祭では、日ごろの感謝の気持ちを込めて、屋台村や手づくり小物のワークショップ、南丹市のキャラクターとのふれあいタイムなど、盛りだくさんのイベントが用意されました。
 また恒例となったきなこもちの振る舞いに長蛇の列ができ、つきたてのお餅に舌鼓を打ちました。

森の京都カレッジ “食”講義と体験で理解深める

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 7月12日、美山町安掛の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、放送大学京都学習センターの公開講座「森の京都カレッジ」が開催されました。
 5月から7月にかけての3回の講座の最終回となる今回は、「京都丹波高原国定公園の食文化」をテーマに、南丹市立文化博物館 学芸員の井尻 智道さんが講義を行いました。
 納豆もちやにしん漬け、しろもちなど、美山町・日吉町の伝統食や行事の食事について写真を使って解説したほか、園部藩立藩400年と絡め、地域の江戸時代の特産品や当時のご馳走と考えられる献立についても解説しました。
 また、午後からは美山町北の公民館で、伝統食の調理体験をしました。
 美山町の女性らが講師を務め、米粉ともち粉を使った季節の伝統食、ちまきと柏餅の作り方を教わりました。
 笹の葉5枚を使ってちまきを巻く作業では、最初は戸惑いながらも段々とスムーズに巻く事が出来るようになり、「慣れてきた」などの声が参加者から上がり、和気藹々と体験は進みました。
 様々な切り口で地域の深い歴史や文化を学んだ、この講座は、8月から11月にかけても3回のシリーズで開催されます。

胡麻郷小学校3・4年生 丹波音頭踊り講習会 地域の伝統文化に触れる

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 7月12日、胡麻郷小学校3・4年生が総合的な学習の時間に、「地域の魅力を発見する」をテーマに、丹波音頭踊りの講習を受けました。
 地域の伝統文化である丹波音頭を地域の小学生に伝え、お祭りで踊ってほしいと胡麻丹波踊り踊ろう会のメンバーを講師に毎年行われています。
 なれない拍子に戸惑いながらも4年生は、昨年の講習を思い出し、初めて踊る3年生に教える場面もありました。
 胡麻丹波踊り踊ろう会のメンバーは、8月24日に行われる胡麻の夏祭りにぜひ一緒に踊ってほしいと呼び掛けています。

すくすくやぎっこ 子育て中の親子のホッとできる場

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 7月11日、子育て中の親子が集まる場「すくすくやぎっこ」が、八木西地区自治振興会館で行われました。
 「すくすくやぎっこ」は0歳から3歳までの子どもと親を対象に、月1回程度、季節ごとのイベントや遊びなどを行っています。
 今回は屋内で絵本の読み聞かせや身体を動かすゲームなどを楽しみ、特に会員手作りの「大風呂敷」は、参加した子どもも大はしゃぎでした。また昼食に、トマトやみかん、きゅうりで彩られたそうめんを食べ、親子そろって楽しいひと時を過ごしました。
 すくすくやぎっこでは、「子育て中の親子のほっとできる場所づくりとして開いている。是非参加してほしい」と呼びかけています。

園部中学校国際理解教育講演会 写真やテレビにない360°の世界を感じよう

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 7月10日、園部中学校の1年生が国際理解教育について講演を聞きました。
 国際社会の現状を通して世界的な視野を広めることを目的に行われ、今回は京都学園高校の高校生と筑波大学生が講師に招かれ、海外での実地見学について話しました。
 高校生が今年5月に訪問したベトナムでの体験を振り返り、「現地では、見返りのない真心ある優しさに触れた。自分の勝手な価値観で国を見ず、自分の目で世界を見ることや感じることが大切」と話しました。また、国際協力について「してあげる」のではなく「一緒に考えて協力する」ことの重要性についても話しました。
 生徒たちは、自分たちにできることを考え、興味を持ったことに一歩踏み出すことの大切さを感じていました。

知井こども夏まつり 校舎にひびく子供の声

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 7月7日、旧知井小学校を会場に知井こども夏まつりが開催されました。
 地域の子どもたちに、学校の校舎で思い出づくりをしてもらおうと、旧知井小学校の跡地を利用する5つのサークルが主催して初めて企画したもので、浴衣姿の子どもたちが、輪投げや射的、巨大オセロゲームなど、お目当ての遊びを満喫。七夕の笹飾りが飾られたメイン会場では、音読ボランティアおむすびの発表もありました。
 かき氷やポップコーン、焼きそばなども用意され、会場は子ども達の元気な声に包まれました。

丹波音頭・文七踊り講習会 輪になって踊ろう

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 7月6日、日吉町志和賀で、丹波音頭の講習会が行われました。
 丹波音頭は、音頭取りが独特の節回しで歌い上げるのが特徴で、その周りを皆で円になり踊る盆踊りは、夏の風物詩です。踊り方も地域によって様々で、志和賀では「文七踊り」という踊りがされています。
 今回、講師に胡麻丹波踊り踊ろう会が招かれ、指導しました。 
 足の動かし方や、拍子の取り方、体の向きなど見聞きして、覚えていきます。
 集落では、昨年十数年ぶりに丹波音頭を復活させ、納涼大会では、帰省した人も含め、およそ200人の参加者で大いに盛り上がりました。次回の講習会は、7月27日で、8月の本番に向け練習します。

美山漁協組合員友釣り大会 自慢の腕前競う

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 7月6日、美山町漁業協同組合が主催し、組合員の友釣り大会が行われました。
 組合員の親睦と友釣り技術の向上を目的に開かれ、美山町内25人の組合員が参加しました。
 オトリを受け取ったあと、美山川へ向かい、およそ3時間で、釣った数を競う個人戦です。 
 地域の人や観光客が見守る中、日ごろ鍛えた技術で鮎との勝負を楽しみました。
 一番多い人は、16尾釣り上げました。20㎝の鮎を釣り上げた美山町宮脇出身の中島友弘さんが、大物賞を受賞しました。
 また、釣り上げた鮎は介護支援施設、美山こぶしの里に贈られました。

八木町新庄地域 水防工法訓練 水害への備え 地域あげて

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 7月6日、新庄郷育館、旧新庄小学校で、新庄地域の水防工法訓練が行われました。
 この訓練は新庄地域振興会、地域の区長会が組織する北地区自主防災会、消防団八木支団第4分団が合同で開催する訓練で、3者による訓練は初めての試みです。
 地域に住む元消防署職員の松本 英一郎さんを講師に迎え、土のうの作り方と積み方を教わりました。
 説明を受けた後は、実際に土のうを作りました。
 参加者は力を合わせて作業し、土のうおよそ200袋を作って、積み上げました。
 新庄地域ではこれまでにも大雨による浸水や土砂崩れが発生しており、いつ起きるか分からない災害に向けて備えが進められています。

気になる木JUJU 3周年記念交流会 世代をつなげて 地域みんなで子育てを

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 7月5日、八木町本町3丁目のコミュニティスペース「気になる木JUJU」が3周年を迎え、地域の人々をはじめ、行政関係者らも多く集い、節目を祝いました。
 気になる木JUJUは、NPO法人グローアップの活動拠点施設です。子育て世代の女性たちを応援する「子育てひろば」を中心に、赤ちゃんから高齢者まで世代を超えてつながり合い、地域みんなで子育てをする、社会の「仕組み作り」に取り組んできました。活動を始めて10年、気になる木JUJUを拠点に、カフェやサロン、学校と連携した赤ちゃん授業、放課後のこどもたちの居場所づくりなど、楽しみながら活動の幅を広げてきました。代表の秋田裕子さんは「今後もあたたかい応援をお願いしたい。」と挨拶しました。
 また、南丹市の演奏家も招かれ交流会に花を添えました。美山町の中野潔子さん、園部町の大城敦博さんの伸びやかな演奏が響き、音楽を楽しみながら交流するひと時となりました。

園部高校附属中 中国の中学生が来校 言葉の壁越え 国際交流

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 7月4日、園部高校附属中学校を、中国の中学生が研修旅行で訪れました。
 訪れたのは、江蘇省の東洲中学の1、2年生で、附属中学校の3年生と交流しました。
 歓迎のセレモニーの後、10のグループに分かれて日本の文化や遊びを体験。けん玉や習字、羽根つきなどを説明しながら一緒に遊ぶことで、すぐに打ち解けました。
 附属中学校の3年生は、昨年から合わせると3回目の国際交流の受入となり、言葉が違っても、生徒達は英語や身振り手振りを使って、積極的にコミュニケーションを取っていました。

京都府女性の船「ステップあけぼの」研修交流会 明智光秀について学ぶ

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 7月3日、京都府女性の船「ステップあけぼの」の研修交流会が国際交流会館で開かれました。
 京都府女性の船は、地域や職場で活躍する女性リーダーの育成とネットワークの構築を目指しており、この日は、南丹市と京丹波町からおよそ80人の会員が参加しました。
 記念講演会では、京丹波町在住で京都府文化財保護指導委員の湊友三郎さんを招き、来年の大河ドラマ放映で注目が集まる、丹波ゆかりの武将「明智光秀」について話を聞きました。
 湊さんは「光秀は反逆者としてのイメージがあるが、地元の人材をうまく活用したりと、人心掌握に優れた人」と説明。光秀にゆかりのある、丹波の歴史資料を交え解説し、会員たちは熱心に耳を傾けていました。

社会を明るくする運動街頭啓発 犯罪や非行を防止し立ち直りを支える地域のチカラ

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 7月は、社会を明るくする運動の強調月間です。
 7月3日には、JR園部駅前やスーパー前で、南丹地区保護司会や更生保護女性会、PTA役員など各種団体が参加して、街頭啓発が行われました。
 「犯罪や非行を防止し立ち直りを支える地域のチカラ」をスローガンに展開する社会を明るくする運動。通勤通学客に啓発グッズを手渡し、活動をアピールしました。

大丹波地域サル対策広域協議会 総会 サル被害対策には集落の力が必要

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 7月3日、国際交流会館で大丹波地域サル対策広域協議会の総会が開かれました。
 サルの被害が深刻な兵庫県の丹波篠山市を中心に、隣接する丹波市、京都府では南丹市、京丹波町、福知山市の5つの自治体が連携し、広域的にサル対策を進めるために3年前に結成された協議会で、今年度の事業計画では、丹波篠山市を中心に生息する5つのサルの群れの個体数を管理し、捕獲をしっかり行うことや、サルの位置情報をメール配信するシステム「サルイチ」を広く浸透させ、地域が主体となったサル対策の支援を行うことなどが挙げられています。  
 事務局のNPO法人里地里山問題研究所、鈴木克哉代表理事は「サルを見かけたら、人が出て集落全体で追い払うことが大切。高齢者や女性にも、情報を提供していきたい」と話しました。

美山かやぶき美術館 手仕事を楽しむ 工芸家協会展

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 美山かやぶき美術館では、「南丹市工芸家協会展 手仕事を楽しむ」を開催中です。
 身近にいる工芸家を市民に知ってもらおうと企画され、南丹市工芸家協会に所属する作家14人が、陶器、染織、木工など、多彩な作品を展示。会場では作品を手に取ってみることもでき、気に入ったものは購入できます。
 また展示には制作風景や工房の様子などを撮影した写真も添えられ、作家をより身近に感じることができます。
 会期は8月4日までで、期間中、作家全員が交代でワークショップや実演を行う予定です。主催する南丹市工芸家協会は、「夏休みの工作などにも活用できるので、是非参加して、手仕事を身近に感じてほしい」と呼びかけています。

南丹市地域学校協働活動推進員 委嘱状交付式 地域の力を 教育現場に活かすため

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 7月2日、南丹市役所で、南丹市地域学校協働活動推進員の委嘱状交付式が行われました。
 今年度に入り2人目の推進員に委嘱された、美山中学校区を担当する山口恒一さんに、木村教育長が委嘱状を手渡しました。
 推進員は、それぞれの学校の要望に対して、地域がどんな教育支援ができるのかを考える、地域と学校のパイプ役で、山口さんは「学校教育が大きく変わろうとしている中で、地域の力を子どもたちの成長に役立てる活動をしていきたい」と抱負を述べました。
 南丹市教育委員会では、今年度、順次、各小中学校区に推進員を配置していく方針です。

明治国際医療大学女子柔道部 市長表敬訪問 女子3人制 全日本学生柔道優勝大会で 優勝

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 7月1日、明治国際医療大学の女子柔道部員が、南丹市役所を訪れました。
 明治国際医療大学女子柔道部は、6月22日に、東京、日本武道館で行われた全日本学生柔道優勝大会で、体重無差別女子3人制に出場し、初優勝しました。
 全国の予選を勝ち抜いた32チームとトーナメント制で戦い、昨年準優勝だったリベンジを胸に、チーム一丸となって、勝利をつかみました。
 主将で看護学科3年の刈谷美咲さんは「部員みんなで切磋琢磨して練習に励んできた成果がでて、嬉しい」と創部3年目にして得た初優勝を喜びました。
 西村市長は「次は追われる身になる、より一層がんばってほしい」とエールを送りました。