南丹市総合防災訓練 連携強化と防災力の向上めざす

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 9月29日、園部公園スポーツ広場を会場に、南丹市総合防災訓練が実施されました。
 これは、南丹市の防災に関係する各種機関や団体で構成する「南丹市防災会議」が主催した訓練です。地域住民と各機関が一体となり、連携の強化と市民の防災力を高めるために実施されました。
 訓練は、園部町の埴生断層を震源とする震度6弱の地震が発生したとの想定で行われ、会場ではいち早く南丹市が災害対策本部を設置、園部町5つの地域住民が避難訓練に取り組みました。
 続いて、土砂災害の現場や倒壊家屋・ビルから、負傷者を救出する訓練に、南丹市消防団、園部消防署、南丹警察署、陸上自衛隊などが集結、緊迫した現場から人命を救出し、医療機関との連携で負傷者の救助にあたりました。
 その他、炊き出し訓練や福祉避難所・災害ボランティアセンターの開設、またバケツリレーでは地域住民や在住外国人らが協力して、初期消火にあたる姿がありました。
 各機関が連携し、実践的な防災活動を通して、災害時への備えを強化しました。

るり渓収穫祭 やぎとのふれあいを楽しむ

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 9月29日、園部町大河内のるり渓高原やぎ牧場で、るり渓収穫祭が行われました。
 環境に優しい循環型の農業に取り組む、しぜん塾やぎ農園が主催し、秋の収穫に感謝する催しです。
 ステージ発表は、京都聖カタリナ高校吹奏楽部の演奏で盛り上がりました。
 福祉施設の屋台が並び、やぎのミルクやヨーグルトなど乳製品の販売もありました。
 また、ポニーの乗馬体験や、やぎとのふれあいコーナーもあり、えさやりを楽しむ子どもたちの姿がありました。
 会場は、動物とのふれあいで心を癒し、おいしい食べ物でお腹を満たす、来場者の笑顔であふれました。

燃えろ牧山 村の活性化 講談師招いて

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 9月28日、日吉町中世木の牧山地区にある普門院で、「燃えろ牧山」と題した講談の会が開かれ、地域住民らおよそ30人が訪れました。
 このイベントは、中世木区の活性化に取り組む「中世木ビジョン委員会」の主催で、過疎化の進む牧山地区の活性化の為に企画されました。
 講談に先立ち、南丹市でも多くの出演実績を持つ漫才コンビ「リスナップ」が軽妙な掛け合いで会場を盛り上げました。
 そして、講談師の旭堂南龍さんが土佐藩初代藩主 山内 一豊と妻、千代を題材にした講談を上演しました。
 2人のなれ初めや妻の内助の功、夫の思いやりなどを、緩急をつけて面白おかしく語り、会場は賑やかな笑い声に包まれました。
 中世木ビジョン委員会では、今後も村おこしの様々なアイデアで集落の活性化に取り組んでいきます。

丹波支援学校 米作り学習 黄金色の田んぼで稲刈りに挑戦!

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 9月27日、八木町柴山の丹波支援学校中学部の生徒たちが、米作り学習の一環として稲刈りを行いました。
 丹波支援学校では、地域との共生・共同を目指して、3年前から米作りを行っています。学校近くの田んぼで、今年6月に田植えを行い、すくすくと成長した稲は、見事な黄金色に染まりました。
 生徒たちは鎌を手に、力いっぱい刈り取りました。またコンバインでの稲刈りも見学しました。
 作業を終えた生徒たちは「楽しかった。みんなでおいしく食べたい。」と笑顔で話していました。

主基斎田抜穂の儀 大嘗祭にむけて 新穀の収穫儀式

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 11月に行われる天皇陛下の皇位継承に伴う重要な祭祀、大嘗祭で使う米を収穫する主基斎田(すきさいでん)に、南丹市八木町氷所が選定されました。
 9月26日には、大堰川河川敷で、主基斎田抜穂前一日大祓(すきさいでんぬきほ ぜんいちにちおおはらい)が行われました。この行事は、新米を収穫する儀式、斎田抜穂の儀(さいでんぬきほのぎ)に備えて、近くの清らかな水辺で身を清めるというものです。
 また27日の斎田抜穂の儀では、
 斎田を耕作する大田主(おおたぬし)、中川久夫さんや奉耕者として、八木町氷所生産組合の関係者らが出席し、西村良平南丹市長など行政関係者や地域住民が見守りました。
 斎田近くに準備された斎場で、天皇陛下の遣いである抜穂使(ぬきほし)が祝詞を奏上。そのあと、大田主の中川さんはじめ奉耕者が、古例に従い鎌で稲を丁寧に刈り取りました。刈り取られたお米は、大嘗祭の神饌として供えられ、天皇陛下も召し上がるということです。

日吉町介護者家族の会 絆の会 癒しのミニコンサートでリフレッシュ!

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 9月25日、日吉はーとぴあで、日吉町介護者家族の会 絆の会が主催する「癒しのミニコンサート」が行われ、25人が参加しました。
 日頃、介護をしている人同士が交流し、リフレッシュする場として開いており、今回は南丹市で活動するグループ「ボンヌ ボーテ」を招き、ヴァイオリンと二胡、チェロの演奏を楽しみました。
 演奏の後半には、「川の流れのように」や「ふるさと」など、参加者が口ずさめる歌が演奏され、ゆったりとした時間を過ごしました。
 また、参加者らはお茶を飲みながら、日頃の悩みや相談事などを出し合い、今後の活力を得ていました。

園部高校英語スピーチコンテスト 自分の思いを英語で表現

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 9月25日、園部高校で、英語スピーチコンテストが行われました。
 このコンテストは、1・2年生の6クラスで選ばれた代表、合わせて14人が、自分の考えを英語で発表するものです。
 セクシュアルマイノリティの課題についてや消費税について、高齢ドライバーについてや日本のアニメについてなど、主張の内容は多岐にわたり、それぞれが日ごろ感じている熱い思いを語りました。
 審査員からは「それぞれ発音に意識して話せた。テーマを考えるとき、一般的な意見ではなく、自分自身の意見をはっきりと表現することが大切」と講評がありました。
 審査の結果、上位入賞者の作品は、京都府高等学校英語スピーチコンテストの予選に参加します。

北桑田高校 森林リサーチ科 園部藩立藩400年事業 木製灯籠制作

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 北桑田高校森林リサーチ科の生徒が、木製灯籠を制作しています。
 この灯籠は、南丹市の園部藩立藩400年事業として、城下町の景観づくりを目的に、道路の看板として設置するもので、木材の生産から加工まで一貫して学ぶ、北桑田高校森林リサーチ科に依頼したものです。
 材料となる京都府内産のヒノキは、生徒たちが実習で伐り出したもので、25日には、灯籠の側面の腰板の張り付けと化粧板のくぎ打ちをし、雨風にも耐えうるようにと、細やかな作業に集中して取り組んでいました。
 7月から作業を始め、灯籠6基を制作中で、完成した灯籠は10月10日から、園部城跡前などの道路2路線の愛称看板として、設置される予定です。

日吉町四ツ谷 玉岩地蔵堂 海老坂のお地蔵さんで彼岸法会

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 9月23日、日吉町四ツ谷 海老坂峠の玉岩地蔵堂で、秋の彼岸法会が営まれました。
 南丹市指定文化財の玉岩地蔵は、奈良時代に、不老不死伝説で知られる尼「八百比丘尼」が、この地に安置したと伝えられ、長寿や安産の御利益を求めて、市内外から参拝者が訪れました。
 海老坂峠は、若狭と京を結ぶ鯖街道の一つとして、昭和の初めごろまで人々の往来で賑わったといわれており、地蔵堂本堂に隣接する建物の二階から、演芸舞台を望むことができる、風情のある造りとなっています。
 法要の合間には、地元グループ「柳姿会」が日本舞踊を披露し、参拝者は、往時の賑わいを感じる、趣あるひと時を過ごしました。

フィールドトリップinなんたん 南丹市の歴史文化を見学

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 9月22日、南丹市国際交流会館を会場に国際文化交流イベント「フィールドトリップINなんたん」が開催されました。
 これは、南丹市国際交流協会と京都府国際センターが主催し、南丹市民と京都府在住の留学生の交流を目的に企画されたものです。
 今回は、中国やベトナム、フィリピンといったアジア圏を始め、イギリス、スウェーデン、メキシコなど13カ国の留学生と南丹市民あわせておよそ90人が参加しました。
 参加者は、園部藩立藩400年で盛り上がる園部城跡の見学や日本最古の天満宮である生身天満宮などを散策しました。学生らは、参拝方法を教わったり写真を撮って記録に残すなど南丹市の歴史を感じていました。
 交流会館に戻った一行は、日本文化に触れてもらおうと、南丹市を中心に活動する和太鼓団体、阿修羅の力強い演奏を体全体で感じました。
 その後、学生らは、自らがバチを握り、和太鼓を体験しました。日本の伝統文化に触れ、楽しいひと時を過ごしました。

日吉町ボランティア交流会 ボランティアで笑顔の輪を広げよう

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 9月21日、日吉町の五ヶ荘地域活性化センター森の学舎五ヶ荘で、日吉町ボランティア交流会が行われました。
 日頃ボランティア活動をしている者同士が交流し、活動の輪を広げようと開かれ、およそ80人が参加しました。
 はじめに、あそびの工房もくもく屋の田川雅規さんを講師に迎え、「細く長くの地域活動」と題して話を聞きました。じゃんけんや簡単なゲームを織り交ぜながら、ボランティアをはじめようとする仲間に当たり前を押し付けないこと、普段から楽しそうに活動することでボランティアのイメージがかわること、地域で孤立する人がないよう言いたいことが言い合えるのがボランティア」といったポンとを軽快に楽しく話しました。また継続して行き交う人に挨拶する心が大切と締めくくりました。
 また日吉町を中心に活動する27の団体、個人がポスターで内容を報告し、仲間同士の交流を深めたり、販売ブースやステージ発表もあり、参加者は今後の活動の参考にと、充実した時間を過ごしました。

日吉町文化交流協会 陶芸教室 じっくり作品づくり 力作ぞろい

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 9月7日と21日、遊youひよしで、日吉町文化交流協会の「陶芸教室」が開かれました。
 毎年恒例で開かれるこの教室は、2日間をかけてじっくりと作品作りに取り組む事から、趣向を凝らせた力作が出来上がります。
 日吉町在住の陶芸家、長元 宏さんら陶芸家2人が講師を務め、作品作りのアドバイスをしました。
 2日目となる21日には、出来上がりに近づいた粘土の塊の形を整えたり、表面をきれいに仕上げていきました。
 参加者同士、お互いの作品を囲んで、「どんなものを入れるの?」や「その模様が綺麗」など、話に花が咲き、和気あいあいと作品作りが進みました。
 出来上がった作品は、講師が焼き上げ、11月3日から始まる日吉町文化祭で展示されます。

JA京都中央会記者会見 大嘗祭斎田 南丹市八木町氷所に決定

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 11月に天皇陛下の皇位継承に伴う重要な祭祀、大嘗祭(だいじょうさい)で使う米を収穫する斎田に、南丹市八木町氷所が選定され、20日にJA京都中央会が主催した会見が行われました。
 斎田に選ばれたのは、全国で2か所、京都府南丹市八木町と、栃木県高根沢町で、斎田を耕作する大田主(おおたぬし)は八木町氷所の中川久夫さんです。中川さんは、2695平方メートルの田んぼで、キヌヒカリを育ててきました。
 会見では、5月に斎田候補地に決まったあと、水の管理や畔道の草刈など氷所地域で一丸となって、取り組んできた経過を、JA京都中央会の中川泰宏会長が発表しました。
 斎田周辺は、警察が24時間体制で警備にあたり、式典にむけての工事が進められるなど、稲を刈り取る「斎田抜穂(さいでんぬきほ)の儀」にむけての準備が進められています。

南丹市議会9月定例会 生涯学習施設条例案などを撤回

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 9月19日、南丹市議会9月定例会が再開しました。
 南丹市は、議案提案をしていた生涯学習施設条例の制定など2議案について、施設利用料の精査が必要として議案を撤回しました。
 今回撤回した条例案は、園部公民館の大規模改修と八木公民館の機能移転に併せ、日吉町生涯学習センター、美山文化ホールを含む4施設の管理運営を一本化し、利用料を新たに設定する内容と、施設名称を変更するものです。
市議会議員から「値上がりをする施設もあり算定根拠が不十分」などの意見が多く出たことを受け、西村市長は「施設利用料について再考したい」と説明がありました。
 また、新庁舎整備調査費などを盛り込んだ4億8100万円の一般会計補正予算案や名誉市民条例案など16議案は可決しました。
 次回、南丹市議会は、10月9日午前10時から再開し、前年度決算について表決が行われます。

女性の館でクレイアート講座 インテリアに人気の多肉植物を作ろう!

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 9月19日、園部女性の館でクレイアート講座が開かれ、19人が受講しました。
 全2回の短期講座で、樹脂粘土で多肉植物を作ります。参加者は、講師の長井久容さんのお手本にならって、細やかな作業に集中して取り組みました。
 観賞用として、部屋のインテリアとして人気の多肉植物。リアルで作り手の個性があふれる作品ができあがっていき、参加者同士の会話も弾みました。
 次回の講座で器に寄せ植え完成。11月に行われる女性の館の文化祭で展示されます。

園部高校 人権学習 障がい者を取り巻く環境 自分の事として

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 9月18日、園部高校で、2年生対象の人権学習が行われました。
 園部高校では学年ごとにテーマを定めて人権学習を実施しており、2年生は、障がい者を取り巻く環境について学んでいます。
 大阪教育大学非常勤講師の松永 真純さんを講師に迎え、「社会と自分に向き合う障害者問題」をテーマに話を聞きました。
 松永さんは「障害に対する健常とは何か、障害や障がい者を考える時に自分は関係ないと思っていないか、社会のあり方はどうか」と問いかけ、自身の研究や経験から、「障害者の持つ障害が問題なのではなく、多様な人が生活できるようになっていない環境が問題である」と訴えました。
 最後には、「社会には色々な考え方の人がいる。多くの人に出会い、自分自身に向き合ってほしい。そして、障害者問題を自身の事として考えてほしい」と呼びかけ、生徒達は真剣に話に聞き入りました。

美山かやぶき美術館 天然染料 秋風を感じる 展示会

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 9月18日から、美山かやぶき美術館で、新たな生命の誕生を祝う、「お祝い」をテーマに展示会が行われています。
 京都市で制作活動を行う、染織家の齋藤洋さんの天然染料にこだわった染物や、澤畑明見さんの木の皮やつるを使ったかごやバック「バスケタリー」が展示されています。
 齋藤さんは、柿渋や炭、ベンガラなどの天然染料を組み合わせ、人にも環境にも優しい作品を生み出しています。また、澤畑さんも東日本大震災で被害にあった三陸沿岸でとれたクルミの木などを活用し、作品づくりに取り組んでいます。
 爽やかな秋風を感じながらゆっくりと作品を楽しむことができるこの展示会は10月20日まで。10月5日には、野染め体験やバイオリンのコンサートも企画されています。

農芸高校で農場見学会 園部幼稚園園児が大興奮

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 9月17日、農芸高校に、園部幼稚園の4歳児が園外保育で訪れました。
 これは、牧場などの多様な資源を活用して行う教育「酪農教育ファーム活動」の一環として行われたもので、園児たちは牛舎や重機を見学しました。
 牛舎では、普段食べている牛肉や牛乳がどうようして作られ、私たちの口に届くのかなどの説明を受けました。園児たちは、大きな牛を目の当たりにして大興奮。鳴き声に驚いたり、実際に触れて牛の体温を感じていました。
 また、田植え機やクレーン車などの大型機械にも座らせてもらい、園児たちは楽しい時間を過ごしました。

京都医療科学大学で開催 環太平洋地域環境と健康コンソーシアム プレカンファレンス

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 9月15日、園部町の京都医療科学大学で、第18回環太平洋地域環境と健康コンソーシアム プレカンファレンスが開かれました。
 はじめに京都医療科学大学の3年生が、普段の学生生活や学んでいることを発表。参加国では、日本のように診療放射線技師を育てる専門機関がないことから、学生たちの学びにとても関心を示していました。
この国際学会は、発展途上国を含め、地域の環境保全と健康を守るために、環境工学や環境医学に携わる医師や技術者が、研究成果や情報を共有しようと集まるもので、世界各地で隔年ごとに開催されており、日本では初めてのことです。
 この日は、翌日からの国際学会のためのプレカンファレンスで、オーストラリアやアメリカ、台湾、韓国などから、医師や科学者、公衆衛生専門家らおよそ40人が、環境が健康に与える影響や子どもの脳の発育に影響を及ぼす大気汚染についてなど、環境問題の情報を共有し、世界の環境整備の今後の方向性を確認し合いました。

鶴ヶ岡地域資源発掘ツアー 大きな栃の木の下で 地域の暮らしを体験

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 9月14日、鶴ヶ岡地域資源発掘ツアー「栃の実拾い」が行われ、およそ30人が参加しました。
 このツアーは、鶴ヶ岡振興会と美山町栃原区が共同で開催するもので、集落の生活を伝える体験として外部からの参加を募って行うようになり、今回で5回目です。
 栃原区の山林に入った参加者は、栃の巨木の下で、足元を慎重に見ながら実を拾い集めました。
 およそ2時間の収集の後は、栃もちの入った冷やしぜんざいの振るまいがあり、疲れた体に甘さが染み渡りました。
 この日集めた栃の実は50.2キログラムにも上り、これらは加工グループ「栃の里」で作る栃もちなどの原料として活用されます。

女性の館フラワーハーバリウムフレグランス講座 視覚と香りのインテリア作り

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 9月13日、南丹市園部女性の館でフラワーハーバリウムフレグランス講座が開かれました。
 ハーバリウムは、視覚から癒しを与えてくれますが、さらに香りも楽しめるようにと、制作されたのがフラワーハーバリウムフレグランスです。
 この日は、16人の参加がありました。
 和気あいあいと会話が弾む中、小さな小瓶にプリザーブドフラワーやビーズ等を配置し制作していきます。最後に、香り付のオイルを入れて完成しました。材料は、皆同じですが花を入れる量、配置で見え方が大きく変わり、オリジナルの作品が出来上がりました。それぞれ家に持ち帰り玄関や部屋に飾るということです。

ジュニアオリンピック陸上競技大会壮行会 砲丸投げ園部中学校3年 甲斐彩京さん 出場

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 9月13日、南丹市役所で令和元年第50回ジュニアオリンピック陸上競技大会壮行会が行われました。
 園部中学校3年の甲斐彩京さんは、陸上女子砲丸投げで出場します。
 甲斐さんは、9月1日に西京極総合運動公園で行われた、ジュニアオリンピック京都府予選会で自己ベストを更新する、11メートル72を記録し、見事優勝しました。
 壮行会では、西村良平市長や木村義二教育長そして市役所職員が見守り、激励の言葉を送りました。
 甲斐さんは、「自己ベストを更新し、良い結果が残せるように頑張ります。応援して下さるみなさんへ感謝の気持ちをこめて投げてきます」と意気込みを語りました。
 第50回ジュニアオリンピック陸上競技大会は、10月12日に、神奈川県川崎市で行われます。

社会福祉法人 未生会 健康と長寿を祝う 敬老会

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 9月13日、八木町諸畑にある、社会福祉法人未生会で敬老祝賀会が開かれました。未生会では、利用者や家族に寄り添う支援を目指し、老人ホーム「ラ・ポール八木」やデイサービスや訪問介護などの施設を運営しています。
 敬老祝賀会には利用者およそ50人が参加し、参加した利用者の最高齢は98歳で、みんなで長寿を祝いました。
 そして、米寿・卒寿を迎えた利用者に花束や記念品が贈られました。
 また利用者代表から、「自然豊かな南丹市で、地域に温かく見守られ、毎日の生活が送れることがありがたい。」と感謝の言葉がありました。
 そのあと、毎年交流を続けている亀岡市の大井保育園と千代川保育園の5歳児から歌のプレゼントがありました。
 子どもたちとのふれあいと元気な声で活力をもらい、笑顔が溢れる時間を過ごしました。

園高祭 文化の部 多彩な発表 工夫こらして

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 9月12日と13日の2日間にわたり、園部高校で「園高祭 文化の部」が開かれました。
 団結や文化活動の場、学習の成果を発揮することなどを目的に開催され、各クラスやクラブが、演劇やダンス、作品展示など多彩な発表をしました。
 2年生はクラスごとに演劇を発表。妖怪たちによる怪しい市場「夜市(よいち)」に、好奇心から入り込んでしまった少年の物語では、映像や照明、音響を効果的に使うことで怪しい世界観を演出。翻弄されながらも妖怪に立ち向かっていく少年の心情を熱演しました。
 ほかにも芸術科目やクラブによる作品展示もあり、書道や華道、絵画などの力作が並び、生徒達は互いの作品に見入っていました。

防火ポスターコンクール 作品審査会 防火への思い込め 290点の力作並ぶ

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 9月12日、スプリングスひよし体育館で、防火ポスターコンクールの作品審査会が行われました。
 このコンクールは京都中部広域消防組合、南丹船井危険物安全協会、京都府エルピーガス協会南丹船井支部が共催して、毎年実施しているものです。南丹市と京丹波町の小学校11校から寄せられた290点が一堂に集められました。
 火の後始末をしっかりとすることや火災警報器の設置を呼び掛けるものなど、様々な作品が集まり、標語のメッセージ性や色彩の鮮やかさ、絵画の技術などが審査されました。
 結果南丹市では、京都中部広域消防組合園部消防署長賞に、八木西小学校4年の吉田朱里さんが、南丹・船井危険物安全協会長賞に、園部第二小学校4年の広田幸誠さんが、京都府エルピーガス協会南丹船井支部長賞に、同じく園部第二小学校4年の早苗春香さんが、京都中部広域消防組合消防長賞に、八木西小学校4年の治田夕希穂さんが選ばれ、治田夕希穂さんの作品はポスターとして各地に展示されます。

第9回西乗寺コンサート 中秋の穏やかな時間を楽しむ

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 9月8日、美山町下平屋の西乗寺で、コンサートが開催されました。
 はじめに、今回コンサートに出演している「美山民謡会」と「日本よし笛の会・京都美山支部」が、長年のボランティア活動の功績として知事表彰を受賞した報告がありました。
 このコンサートは、音楽で交流し、地域の人に楽しんでもらうことを目的に毎年行われており、多くの参加者が集まりました。
 美山町や京都市右京区京北を拠点に活動するグループ5組が、よし笛やオカリナ、サックス、三味線などの演奏を披露。美しい音色が本堂に響き渡りました。
 日本各地の民謡や童謡唱歌の演奏に合わせ、一緒に歌ったり手拍子したりと、会場が一つになり、大いに盛り上がりました。

天引八幡宮秋祭り 秋の実りに感謝して舞と音楽で奉納

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 9月8日、園部町天引の八幡神社で秋祭りが行われました。
 八幡神社のグラウンドに設置された特設ステージでは、仕舞と二胡の演奏が奉納されました。
 仕舞では、京都先端科学大学能楽部の学生が舞を披露し、扇を使った所作で月夜の様子や桜の花びらが散る様子などを演じました。
 また天引在住の野村由紀さんが二胡で「小さい秋」や「赤とんぼ」などを演奏しました。
 この日は、天引むくむく市も開かれ、京都市内や滋賀県からも来場があり、お目当ての新鮮野菜を買い求める客などで賑わいました。

小桜町区 敬老の会 地域発展に尽力した先達に感謝を

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 9月8日、国際交流会館で、「小桜町区敬老の会」が開かれ、およそ50人が参加しました。
 区長の岸本峯則さんは冒頭、「長年にわたって地域発展の為に尽力してこられた方々に感謝を表す場なので、ゆっくりと食事や歓談、アトラクションで楽しんでください」と挨拶しました。
 小桜町子ども会の小学生との交流の時間が設けられ、子ども達が歌と合奏を披露したあと、手作りのメッセージカードをプレゼントしました。
 ほかにも地元で活動するサークルなどによるアトラクションもあり、参加者は和やかに一日を過ごしました。

南丹市人権講演会 生きてるだけで100点満点

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 9月7日、南丹市国際交流会館イベントホールで人権講演会が行われ、およそ220人の来場がありました。
 今回、講師に、女優の奥山佳恵さんが招かれ、障がいを個性ととらえる、子育ての体験を語りました。
 奥山さんは、高校2年と小学2年の息子を持つ母親で、講演会では、医師から次男の染色体に異常があるダウン症との告知を受け「これからどうしようと、目の前が真っ白になった」と振り返りました。
 次男は、心臓手術の成功後、すくすくと成長し「自慢のかわいい子。健常者の長男と子育てが何も変わりがないことを世の中に伝えたい。」また、「構えることなく、あなたは、ありのままでいいのよと言い合える世の中になったら、みんな笑顔になれる」と結びました。
 参加者は、時折メモを取りながら、奥山さんの話に興味深く聞き入りました。

秀伝山蓮乗寺 国登録有形文化財建造物の答申を受ける

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 およそ450年の歴史を誇る美山町大野の蓮乗寺。その本堂、番神堂、山門、鐘楼の4件が、このほど国登録有形文化財建造物として、国の文化審議会から文部科学大臣に答申されました。7日にはこれを記念して、大野地域の檀家らが集まる中、記念の法要が営まれました。
 藤原良恭住職は「これまで寺を守り続けた歴代住職や檀家の皆様に感謝する。今後も寺と地域の皆さんが共に生き、共に栄える思いで、保存と活用をしていきたい」と話しました。
 また美山民謡会を招き、日本各地の民謡に酔いしれました。
 蓮乗寺は、日本の名陶工と言われた野々村仁清の先祖の菩提寺でもあり、仁清の里づくり委員会とともに、地域づくりや観光に活かしていきたいということです。

奉納 音楽の集い 聞いて 歌って 笑ってみんなで楽しもう

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 9月7日、八木町の西田公民館で、奉納音楽の集いが行われました。
 地域住民の出会いの機会を増やし、地域のつながりを深めようと自治会OBで組織する「西田塾」が主催したもので、オープニングは地元在住の高屋笑山さん率いる和楽器集団「丹波和楽衆」の迫力ある演奏で幕を開けました。
 9月の金刀比羅神社大祭月に、音楽を通じ、区民に楽しんでもらおうと開かれた集い。地域の希望者が出演するのど自慢大会で、笑いあり手拍子ありと大いに盛り上がりました。また八木町神吉在住の小濱ファミリーが特別ゲストとして招かれ、子どもたちに癒されながら一緒に歌い、楽しい時間を過ごしました。

ICOM 国際博物館会議京都大会 日本初の開催 南丹市に世界の学芸員が訪れる

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 9月1日から7日まで、一週間に渡って、ICOM国際博物館会議が、京都を会場に開かれ、世界各国の博物館の学芸員や関係者、およそ3000人が集まりました。6日には、南丹市をフィールドにした体験型の見学会もありました。
 アメリカやイギリス、台湾など、世界各国の博物館学芸員やその家族、およそ40人の一行が、最初に訪れたのは、南丹市立文化博物館です。 
 山内 守副市長が歓迎し、「歴史ある南丹市の文化、伝統、職人の技を存分に感じて下さい」と挨拶しました。
 ICOM国際博物館会議は、3年に1度、博物館の活動や課題を共有しあい、未来の博物館について意見を交わすもので、日本では初めての開催です。
 体験型の見学プログラムでは、地域の文化や歴史に触れる50以上のコースの中から自分の興味を持ったものを選びます。「日本の原風景と匠の技が生きる職人の郷」と題した、南丹市のコースは、定員を超える予約があり、とても人気だったということです。
 自然の豊かさと受け継がれてきた歴史や文化について、熱心に質問もあり、南丹市の魅力を堪能していました。

南丹市議会9月定例会議員一般質問 15人の議員が質問に立つ

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 9月4日からの3日間、南丹市議会9月定例会議員一般質問が行われ、15人の議員が、今後の観光事業展開や防災の取り組み、一般廃棄物処理の対応、教育の無償化などについて質問しました。
 特に当初予算に4億2240万円を計上している、公の施設47施設の指定管理について、「民間のノウハウを活用する必要があるのでは」の質問に対し西村市長は、「全体的に見直していく認識はある」と答弁がありました。
 次回定例会は、19日10時からで、各常任委員会に付託された条例関係等11件、予算関係6件について委員長報告が行われ、表決されます。

南丹地域広域有害鳥獣捕獲事業 猟友会メンバー集結 捕獲に挑む

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 9月4日、南丹地域広域有害鳥獣捕獲事業が行われ、道の駅スプリングスひよし周辺に、南丹市猟友会メンバーら20人が集いました。
 南丹市では、農林作物への被害を減らすため、シカやイノシシ、サル、あらいぐまなどを有害鳥獣と位置づけ、一年におよそ1500頭を捕獲しています。
 京都府と連携して実施する銃器による広域捕獲を、南丹市猟友会に委託をしており、年間16回、ハンターたちが一斉に山に登ります。この日は、日吉・園部・美山・八木支部の猟友会メンバーが協力し合い、日吉ダム周辺に生息するシカ14頭を捕獲しました。
 今後も農林作物の被害の抑制につながるよう、行政や猟友会などが協力し取り組む予定です。

胡麻郷小学校 夏休み作品展 子どもたちの頑張り ずらり

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 9月3日から5日にかけて、胡麻郷小学校で夏休み作品展が開かれ、全校児童126人の作品が展示されました。
 自由工作では、紙粘土の工作や、イスや本棚といった木工作品の力作がずらり。また4年生以上は、塩や氷などを使った実験、鳥や魚、昆虫の観察、なかには作詞作曲にチャレンジして、自分の学校のいいところを紹介する歌を作るなど、自由研究に取り組みました。
 夏休みの頑張りが並ぶ作品展に児童らは、興味津々で見学していました。

5周年記念わっかっか!まつり 歌に演奏に酔いしれる

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 9月1日、日吉町殿田のみんなの居場所わっかっか!で、5周年記念のお祭りが開かれました。
 市民グループ「みのりネットワークス」が、地域の元気をつくるコミュニティスペースをと、平成26年9月にオープンして5年。わっかっかのピアノ教室に通うメンバーによる初めてのコンサートやスタッフのバンド演奏、園部吹奏楽団や南丹市在住のジャズシンガー「MAKOTO」さんのライブがあり、しっとりと、時にはみんなで手拍子したりと盛り上がりました。
 歌声喫茶やポップコーン、フランクフルトなどのお楽しみタイムもあり、夏の終わりを楽しみました。

氷室手づくり市 手づくり作家一堂に 体験コーナーも人気

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 9月1日、八木町の氷室の郷で、第6回氷室手づくり市が開かれました。
 南丹市内外の手作り小物の作家が一堂に集うイベントで、30ブースに、およそ1200人が訪れ賑わいました。手芸小物やアクセサリー、陶芸のほか、親子で楽しめる体験コーナーやワークショップもあり、子どもたちは作品作りに熱中。出来上がった作品に笑顔があふれました。
 また中庭広場には、地域の加工グループをはじめとする屋台が軒を連ね、親子連れが楽しい一日を過ごしました。