JA京都中央会記者会見 大嘗祭斎田 南丹市八木町氷所に決定

S00000523

 11月に天皇陛下の皇位継承に伴う重要な祭祀、大嘗祭(だいじょうさい)で使う米を収穫する斎田に、南丹市八木町氷所が選定され、20日にJA京都中央会が主催した会見が行われました。
 斎田に選ばれたのは、全国で2か所、京都府南丹市八木町と、栃木県高根沢町で、斎田を耕作する大田主(おおたぬし)は八木町氷所の中川久夫さんです。中川さんは、2695平方メートルの田んぼで、キヌヒカリを育ててきました。
 会見では、5月に斎田候補地に決まったあと、水の管理や畔道の草刈など氷所地域で一丸となって、取り組んできた経過を、JA京都中央会の中川泰宏会長が発表しました。
 斎田周辺は、警察が24時間体制で警備にあたり、式典にむけての工事が進められるなど、稲を刈り取る「斎田抜穂(さいでんぬきほ)の儀」にむけての準備が進められています。