日吉町四ツ谷 玉岩地蔵堂 海老坂のお地蔵さんで彼岸法会

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 9月23日、日吉町四ツ谷 海老坂峠の玉岩地蔵堂で、秋の彼岸法会が営まれました。
 南丹市指定文化財の玉岩地蔵は、奈良時代に、不老不死伝説で知られる尼「八百比丘尼」が、この地に安置したと伝えられ、長寿や安産の御利益を求めて、市内外から参拝者が訪れました。
 海老坂峠は、若狭と京を結ぶ鯖街道の一つとして、昭和の初めごろまで人々の往来で賑わったといわれており、地蔵堂本堂に隣接する建物の二階から、演芸舞台を望むことができる、風情のある造りとなっています。
 法要の合間には、地元グループ「柳姿会」が日本舞踊を披露し、参拝者は、往時の賑わいを感じる、趣あるひと時を過ごしました。